概要
動画サイト"TVer"の動画をダウンロードする。
基本的な方法は以下の記事と同様。一部手順を簡略化+TVerに特化したトラブルシューティングを追加。
simple.hatenablog.jp
目次
準備
- ffmpegのインストールされた環境 simple.hatenablog.jp
手順
m3u8ファイルをダウンロードする
- Google Chromeに動画ゲッターをインストールする。
- 保存したい動画を再生する。
- "動画ゲッター"のアイコンに数字が表示されているはずなので、ファイルをダウンロードする。
ダウンロード用のバッチファイルを作成する
- テキストファイルを新規作成し、以下をコピペする。
@echo off rem ffmpeg.exe が保存されているフォルダのパス set FFDIR=C:\ffmpeg rem 動画の保存フォルダ set OUTDIR=C:\Download for %%f in (%*) do ( "%FFDIR%\ffmpeg" -protocol_whitelist file,http,https,tcp,tls,crypto -i %%f -movflags faststart -c copy "%OUTDIR%\%%~nf.mp4" )
- ユーザーの環境に合わせて、
set FFDIR=C:\ffmpeg
とset OUTDIR=C:\Download
を変更する。 - ファイルを保存する。
- 拡張子を ".bat" に変更する。
- m3u8ファイルをバッチファイルにD&Dすると動画がダウンロードされる。
トラブルシューティング
TVerの一部の動画がダウンロードできない
FODが提供している動画は、ダウンロードしただけのm3u8ファイルではダウンロードできない。
以下の手順でダウンロードできる。
- ダウンロードしたい動画のページを"Google Chrome"で開く。
- "F12"キーを押す。
- "デベロッパーツール"が表示される。
- 上部の"Network"をクリックする。
- その下部の検索欄に"m3u8"と入力する。
- "All"を対象とする。
- リストに動画のm3u8ファイルが表示される。
- ↑をクリックし、右クリックのメニュー⇒Copy⇒Copy link addres をクリックする。
コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行する。
<URL>
および<出力ファイル>
は環境に合わせ変更する。
ffmpeg -protocol_whitelist file,http,https,tcp,tls,crypto -i <URL> -movflags faststart -c copy <出力ファイル>
以上。