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看板猫のいる喫茶店で、ジョン・レノンや人間国宝が味わった珠玉のコーヒーを【京都・和蘭豆】

京都・岡崎には京都市美術館、京都市動物園があり、平安神宮の大鳥居の前を横切るように琵琶湖疏水が流れています。


桜並木が華やぐ春、紅葉が艶やかな秋など観光シーズンには修学旅行生を中心に多くの観光客で賑わいますが、私が特に好きなのは新緑が目にやさしい今の季節です。

 

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水鳥が羽を休める様子を観察しながらやってきたのは、疎水沿いにある「和蘭豆(らんず)」という洋館喫茶。

写真は2月に撮ったものですが、先日前を通ったら黄色いバラが咲きはじめていました。しばらくしたら彩りを添えるようにバラが館を覆う光景を見られます。

 

バーチャル駅長時代に「好きな京都の喫茶店TOP5」のひとつして鞍馬口の「花の木」という喫茶店を紹介したことがありました。

www.hankyu.co.jp

 

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「和蘭豆」も外せない一軒。喫茶のすたるじあに載せる京都の喫茶店で一番最初に紹介したかったのです。

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創業は1975年。

1979年にジョン・レノンとオノ・ヨーコ夫妻が来店したご縁で、ジョン・レノンの写真が飾られています。レノン夫妻はカウンターに座ったそうなので、ファンの方はぜひカウンターに。

 

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「花の木」は高倉健に愛されていましたが、「和蘭豆」は京都観世会館の並びにあるためご贔屓さんは能楽師や狂言師の茂山一家など。


「なにごとも本物志向」がモットーのマスターが淹れるコーヒーを人間国宝が支持するのは当然のこと。

 

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「和蘭豆」には看板猫・ベンガルのレオさんがいます。
喧嘩好きの“ちょいワル猫”ですが、店内では大人しく悪さはしません。

 

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椅子の上で昼寝したりマスターに遊んでもらったり、自由気ままにすごしていました。

窓から疎水の流れを眺めつつ、趣味の良いアンティーク品が飾られた店内でコーヒーを飲み、猫を愛でる。


身体も心も解きほぐされる京都でのひとときを過ごせますよ。

 

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和蘭豆(らんず)

【最寄駅】地下鉄東西線「東山駅」より徒歩5分
【住所】京都市左京区岡崎円勝寺町23-4
【営業時間】12時~18時
【定休日】月