石破氏、首相の民主党時代との比較は「誰も聞いてない」
■石破茂・自民党元幹事長(発言録)
(安倍晋三首相の信頼低下への指摘に対し)予算委員会で聞いていて、(安倍首相から)「民主党時代はどうだったんですか」という話がすぐ出る。誰もそんなことは聞いていない。民主党と比べてどうのこうのではなく、自民党、公明党の連立政権はどうなんですかって話であり、前より良かったからいいでしょって話にはならないし、民主党政権が我が党の政権にかわって5年以上たっている。5年も前のことを言われても、国民はそんなことは聞いていない。
我々が野党の時も心掛けたのは、国民が何なんだろうと思っていることを代弁しなければいけない。私は予算委員会の筆頭理事をやっていたが、鳩山(由紀夫元首相)さんとか菅(直人元首相)さんに、失礼だけど「この時間はあなたの時間じゃない、国民の時間だから、どうでもいい話を延々として、時間をつぶさないで下さい」と何度か申し上げた。どんな政権になろうと一緒で、質疑時間は国民の時間なんだから、国民が聞きたいことを野党は聞く、政府は答えなきゃいけないことを答える。議会の役割を果たさなきゃいかんのは、政府も与党も野党も同じ責任を負っている。(BSフジの番組で)
(朝日新聞デジタル 2018年05月08日 01時37分)
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