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原因は自家製酒? カンボジアで有害物質摂取し13人死亡、約150人入院
2018年5月8日 18:52 発信地:プノンペン/カンボジア
【5月8日 AFP】カンボジア中部の村で、汚染された飲み物の摂取により、少なくとも13人が死亡、150人近くが入院した。保健当局が7日、明らかにした。コメを使った自家製の酒、もしくは水に原因があるとみられる。
死者が出始めたのは今月3日。事故があったクラチエ(Kratie)州の地方部にあるチェットボレイ(Chet Borey)郡の2つの村では動揺が広がっている。
州の衛生当局者は、「現時点では事故の原因はわかっておらず、現在も究明に当たっているところだ」と話した。
保健省によれば、コメを使った酒のサンプルから、非常に有害とされる高いレベルのメチルアルコールが検出されたという。当局はその一方で、水のサンプルの検査結果が出るのを待っている。
保健省は村の住民らに対し、コメを使った酒を飲むのをやめるよう警告しており、食料や水の衛生状態には特に注意するよう呼び掛けている。(c)AFP