数え年
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作成日時 : 2008/01/03 00:05
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東アジア文化圏である中国、日本、朝鮮半島、ベトナムでは古来、「数え年」を用いていた。
つまり、1960年10月10日生まれの人の場合、生まれた時点で一歳、翌61年1月1日時点で2歳となり、今年2008年1月1日時点で、数え年のの49歳となる。
つまり、お正月には、一家全員が一歳年を取ることになり、中国などでは大晦日の晩などは終日眠ることなく、家族全員でお祝いしたという。
もっとも、今は上記東アジア文化圏でも満年齢が一般的であり、筆者にしても数え年というものがあることは知っていたが、正月一日に一歳年を取るということは、恥ずかしながら最近まで知らなかった。中国でも若い人などは、余り知らないようで、私の若い中国語講師も、「これは韓国の風習ではないか?」などと言ったりする。ところがどっこい、中国起源で東アジア文化圏に広まった風習なのである。
ただ、伝統を重視するならば、数え年にしても、新暦正月一日ではなく、旧暦正月一日で一歳年を取ることにするのが、正統であろう。なお、この旧正月についても、また機会を設けて述べさせてもらうが、とりあえず今年の旧暦正月一日(いわゆる春節)は、日本では新暦の2月7日である。
なお、旧暦(太陰暦)と新暦(太陽暦)の違いがあるから、旧暦正月一日は毎年(太陽暦で言えば)、日が異なり、1月下旬に来たり、2月中旬になる年もある。
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