久しぶりの記事更新となりました。グルメブロガーのマエダユウタです。
今回書くのは、僕をダイエット無間地獄に引き込んでいる博多メシではなく、古巣新宿のグルメ。
なぜ今更、競合ライター・ブロガーも多い「新宿のラーメン」などに焦点を当てたかというと・・・
最近こんな手口の個人情報収集が流行っているらしい。
①おいしいラーメン屋さん知りませんか?と声をかけられる。
②なんか盛り上がる。
③LINE交換する。
④飲み会とかバーベキューに声をかけられる。
⑤ビジネスに勧誘される。
おいしいラーメン屋知りませんか?と声をかけられたら、あの勧誘かも? - NAVER まとめ
友人も被害にあったようなので、遠方から援護射撃します。
新宿でラーメン屋を聞かれたら、間違っても個人情報など差し出さずにこの記事を案内して逃げるんだ!!
使い方
①おいしいラーメンを聞かれる
②好きなジャンルを聞き返す(←重要)
③そのジャンルに合わせてどれかを出す。もしくは「なんでもいい」であれば全部出す。
④LINE交換は断固拒否する。一緒に行くも断固拒否する。
②がなぜ重要かというと、話しかけてきた相手が終始握ろうとしている「主導権」を一瞬だけ宙に浮かすことが出来るからです。
この勧誘の流れ、一見すると露骨で胸糞悪いのですが、上手い人がやると非常にスムーズに、つい連絡先を教えてしまい、気づいたら入会届を書いていたりします。
そのテクニックの一つが、「フット・イン・ザ・ドア」と呼ばれるもの。小さな承諾しやすいお願いから通していき、最終的には自分の目的にクローズする手法です。今回のケースで言うと。
①「すいませーん、ちょっといいですか?」:凄く小さな要求
②「おいしいラーメン屋教えてほしいんですけど」:小さな要求
③「LINE交換してもらえませんか?」:中間ゴール的な要求
④「今度バーベキューやるから来てください」:勝負の要求
⑤「この素晴らしい洗剤を売って俺たちと成幸しよう」:本当の要求
①、②まではついつい応じてしまいがちな内容ですが、いい人はつい釣られて③、気付いたらそれ以降まで行ってしまうんですよね。
大体この手の勧誘というのは「定型トーク」をおぼえこんでいて仕掛けてきているので「何系が好きですか?」と定型を崩すことで相手の優位性を奪えます。
何の記事かわからなくなってきたのでそろそろ本題です。
悪質マルチにすら食わせたい超絶美味ラーメン5選
1.龍の家(たつのや)
西新宿エリアにあるとんこつラーメンのお店。その発祥は「博多」ではなく「久留米」の模様です。チェーン店として、久留米~熊本のエリアに多く展開。九州の外で食べられるのは2018年5月現在、この新宿だけです。
久留米系だけあって、ゴリゴリオラオラのとんこつ臭全開の博多ラーメンではなく、少しマイルド目なので、「とんこつラーメンの臭いがやだ」という人にも食べやすいです。
(参考)
とんこつラーメンで括ってるけど折角だからジャンルを解説する - 九州の社窓から
そして、もう一つポイントが高いのは接客のレベルの高さ。本当に細かい部分まで目が行っていて素晴らしいです。ラーメン屋であれば「ここでは俺がルールだ!」的な頑固おやじ系の接客もありかなしかで言えばありですが、ラーメン屋でホスピタリティふりまかれるとギャップでファンになっちゃいます。
ラーメン 龍の家 新宿小滝橋通り店
住所 東京都新宿区西新宿7丁目8−2
営業時間 11:00~23:30
ラーメン 龍の家 新宿小滝橋通り店 (RAMEN TATSUNOYA) - 新宿/ラーメン [食べログ]
2.えびそば一幻
こちらも西新宿エリアにあるえびラーメンのお店。
濃厚なえびの旨味を凝縮させたラーメンは、えび好きにはたまらない一杯です。
本店は札幌。新千歳空港にも店舗があり、東京では新宿と八重洲で食べることができます。そして、主要な地方都市に展開するのではなく、その次は海外。面白い路線をとっています。
「えび」を大前提としたうえで、「えびしお」「えびみそ」「えびしょうゆ」と主要なラーメンのジャンルの中からスープが選べます。個人的に、「醤油、みそ、塩がすべて置いてあるラーメン屋の当たり率は低い」というド偏見があるのですが、ここは例外。個人的に好きなのは「えびみそ」ですが、えびを全面的に楽しみたければ「えびしお」の方がよいかも。また、えびの風味の濃さや、麺の太さなど選べるので自分の好みを探すのも楽しいですね。
えびそば 一幻 新宿店
東京都新宿区西新宿7丁目8-2福八ビル1F
営業時間 11:00~23:00
東京都新宿区西新宿1-18-5 中沖ビル 1F
えびそば 一幻 新宿店 - 西武新宿/ラーメン [食べログ]
3.らーめん 山頭火
有名店なのでちょっとここに乗せるべきか迷ったのですが、やはり美味いものは美味い。北海道を発祥とし、1990年代以降、全国に広まっていったラーメン。カップ麺がコンビニに並んでいるのを見た、という方もいらっしゃるのではないかと思います。こちらも一幻同様、「塩、味噌、醤油」が展開されているのですが、こちらのベースはえびではなく、とんこつ。家系ラーメンなんかだと「塩ベースのとんこつ」or「醤油ベースのとんこつ」が選べたりしますが、山頭火の場合は逆で「とんこつベースの、塩、味噌、醤油」が選べます。言葉遊びみたいですが、食べてみればこのニュアンスの違いは一目瞭然です。
とにかく行って食べてくださいw
個人的な推しは塩。
それと、もう1個。単品でも注文できる「とろ肉」がとてつもなく美味しいです。こちらもぜひ試してみてほしい。
らーめん山頭火 新宿南口店
東京都新宿区西新宿1-18-5 中沖ビル1階
営業時間 11:00~23:30(L.O.23:00)
4.麺屋海神
新宿南口からすぐのエリアにある、「海鮮系」塩ラーメンの店。少しわかりにくいビルの2階にあるのですが、ランチタイムなんかは階下まで行列ができています。
あら炊き塩ラーメンは透き通った塩スープには魚の旨味が凝縮された、他では味わえない逸品。
なお、スープに使われるあらは「これ!」というのが絶対にあるわけではなく、毎日その日仕入れられた新鮮なあらが使われ、何が入っているかは店内に掲示されるという面白いシステム。
〆にはスープに浸して食べるための焼きおにぎりがあったり、辛いスープを注文できたり、何度通っても飽きが来ないお店でもあります。
あら炊き塩らぁめんの店 麺屋海神
東京都新宿区新宿3-35-7 さんらくビル2F
営業時間(平日) 11:00~15:00、16:00~23:30
営業時間(土日祝) 11:00~23:00
定休日 不定休
麺屋海神 (めんやかいじん) - 新宿/ラーメン [食べログ]
5.麺屋 翔
個人的に「新宿最高と言われたらどこか?」という問いに対する答えがこのお店。
塩ラーメン、というと他のジャンルに比べてパンチに欠けているのであえて外食では選ばない、なんて過去の偏見を消し飛ばしてくれたのがここの塩ラーメンです。
スープは当然のこと、トッピングにもすべてこだわっており、白ネギ、メンマ、複数種類の鳥チャーシュー、すべてがこのラーメンのために開発されたのではないかと錯覚を抱くほど。つけ麺もおいしいのですが、初訪問ではとにかく塩を試してほしい。価値観が変わります。
麺屋 翔 本店
住所:東京都新宿区西新宿7-22-34
営業時間(平日)11:00〜15:00 18:00~23:00
営業時間(土日祝)11:00〜15:00 17:00~21:00
(スープ切れしだい閉店)
いかがでしたでしょうか?
今回の記事は人の善意に付け込んできて(つけ麺だけに)勧誘してくる悪質なクソ野郎どもから皆さんの大切な個人情報を守るための防護策です。
と同時に、ここに掲載しているラーメンは、「食べる側」でも「提供する側」でも飲食業経験豊富な僕が自信をもってお勧めできるラインナップです。
もし、相手が勧誘や個人情報目的でなく、本当にラーメンを食べたかっただけだとしても、どこを案内しても大丈夫ですw
変な勧誘をしてきて「楽して不労収入」を夢見ている甘ちゃんたちが店主の努力の結晶たるラーメンを食べて目を覚ましてくれることを切に願います。
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