メット・ガラ2018 著名人がレッドカーペットで「神聖」な姿を披露
米メトロポリタン美術館(MET)服飾研究所が資金集めを兼ねて年に1度開催するパーティーで、ニューヨーク社交界の目玉イベントとされる通称「メット・ガラ」が7日開かれ、世界中から集まったファッションデザイナーや著名人らが会場を魅了した。
このパーティーは高額なチケット、限られた招待者リスト、そして毎年異なるテーマに基づいた参加者たちの非常に豪華な衣装で知られる。
今年のテーマは「天国の体 ファッションとカトリックの想像力」。キリスト教最大の教派であるローマ・カトリック教会が、ファッションに歴史を通じてどのように影響を与えてきたのかを提示する。
著名人らは7日夜、ローマ法王に着想を得たガウンや十字軍を連想させる鎖の衣装などを身にまとい、レッドカーペットに姿を現した。歌手のケイティ・ペリーさんは、特大の天使の羽根を身につけて登場した。
「ファッションと宗教は長い間結びついてきた。相互に刺激し、情報を与えてきた」。メットガラのキュレーター、アンドリュー・ボルトン氏は同イベントのウェブサイト上に発表した声明でそう語った。
「両者の関係は複雑で、時に対立もしたが、それはファッション史における最も独創的で革新的な創造物のいくつかを生み出してきた」
(英語記事 Met Gala 2018: Celebrities share divine looks on red carpet)