完全に出遅れてしまいましたが、5/2から廉価なVRデバイスであるOculus Goの発売が始まっています。
よく検討してから、と言ってますが僕は欲しいです笑。
廉価版と言うだけあって、値段は驚きの価格です(とは言えドル換算だと$199〜なので日本版は少々割高になります)。
- 32G 23800円
- 64G 29800円
なお、購入は公式サイトからどうぞ。
ただ、このOculus Go、値段的には非常に安くて良いんですが、実際に「使う」ことを考えた場合、用途によっては少々期待はずれにもなりかねないので要注意です。
Oculus Goの懸念点
個人的にOculus Goの懸念点は以下の3点です。
- ACアダプタが付属しない
- Gear VR用のコンテンツである
- 連続使用時間が短い
それぞれ詳しくみていきます。
ACアダプタが付属しない
公式サイトだけだと見落としがちなんですが、以下の注意点が記載されています。
ACアダプターは米国向けパッケージのみに同梱されています。デバイスの充電には、10W (5V 2A)のACアダプターが必要です。米国以外では別売りとなります。
まぁACアダプタの値段なんてたかが知れてますが、割高で販売されているということを考えると、ACアダプタくらいはつけて欲しかったというのが正直なところです。
ただ、モバイルバッテリーでも充電可能との情報もありますので、基本的には追加で買う必要はなく、他の機器のものを流用できそうです。
参考記事:Oculus Go、2日間使って気づいた感想 良い点・気になる点 | Mogura VR - 国内外のVR/AR/MR最新情報
Gear VR用のコンテンツである
Oculus Goは、Oculusという名称が付いていますが、展開されているのはGear VR用のコンテンツです。
さすがにOculus Rift用のハイエンドコンテンツは無理、、ということでそれは理解できるんですが、ちょっと勘違いしてしまいそうですね。
Gear VR用のコンテンツがしょぼいとかそういうわけではないんですが、ガッツリ使える!と期待して購入しないように要注意です。
連続使用時間が短い
これは結構クリティカルに効いてくる部分なんですが、連続使用時間が結構短いです。
カタログスペック的には、以下のスペックとなっています。
- ゲーム:1時間半〜2時間
- 動画:2時間〜2時間半
ぶっちゃけちょっと短くないですか?
もし本機を購入したとして、僕のメインの用途はNetflixです。寝転がってNetflix観れるとか最高かよ。。
と、そこで2時間程度しか電池が持たない!というのは、いただけませんよね。2時間超えの映画とかザラにありますし。
充電しつつ使用するという手もありますが徐々に電池は減っていくようなので、エンドレスで見続けることができないことになります。
用途によっては2時間持てば十分!って人もいるかもしれませんが、心もとないことは正直否めませんね。
デメリットはあるけど買って損はしない
ここまでデメリットをつらつらと述べてしまいましたが、個人的には買って損はない端末だと思います。
だってこの値段でVR体験できるとか、ちょっと前なら信じられないですよ。
本家(Oculus Rift)は倍の50,000円+ゲーミングPC必須ということを考えると、非常にお買い得であることには間違いありません。