と、言っても親父さんの方じゃない。息子のパーヴォ。
実演はまだ聴いてない。

親父さんのネーメ師匠は、エーテボリ響とのシベリウス全集でお世話になった。
実演も一度N響で聴いた。
シベリウスの2番。土俗的な愛らしい響き。素晴らしかった。

しかし息子さん、なんでN響のシェフになれたの?というくらい、酷い。
なんというのか、軽い。中身がない。
シベリウスもマーラーもショスタコーヴィチも、キレイキレイでことを済ませる。

・・・これは今僕が散々批判している「スノビズム」じゃないか!

これを聴いてしたり顔の奥様方が、「まぁーおクラシックってなんておキレイで素敵ザマスの!」とか宣うんだろう。

ふざけるな!


これでクラシック音楽は更に感動から遠いものになるだろう。
あんまり門外漢がギャーギャー言うつもりはないが、結構年季の入ったいちクラオタとして、これはないよー、と、言っておく。


今世界レベルで「スノビズム」なんだろうな。