傷ついた熊と2ショットを自撮り インド人男性の悲惨な顛末

クマと自撮り試みたインド人男性が襲われ死亡 ユーチューブに公開され拡散

記事まとめ

  • インドでタクシー運転手の男性が、傷ついたクマとツーショットを撮るために近づいた
  • 男性はクマに襲われ死亡、一部始終を年齢制限つきでユーチューブに公開された
  • 専門家によると、クマの種類はインドに生息しているナマケグマの可能性が高いという

傷ついた熊と2ショットを自撮り インド人男性の悲惨な顛末

傷ついた熊と2ショットを自撮り インド人男性の悲惨な顛末

乗客が撮影した動画から(ユーチューブの動画)

何か珍しいものがあると、それを背景にスマホで自撮りして、SNSでシェアする人が多いが、絶対に一緒に自撮りしてはいけないものもある。

 その一つが「手負いのクマ」。

 米ニュースサイト「バリューウォーク」が4日付で報じたところによると、インド東部オリッサ州ナバランガプルに住むタクシー運転手のプラプー・バタラさんは先日、結婚式に参列した客を数人乗せて、家まで送り届けていた。途中でトイレに行きたくなり、道路脇にタクシーを止め、池のそばに近寄ったところ、傷ついたクマが水を飲もうとしているのに気が付いた。

 そのまま放置するか、森林警備隊に連絡すべきだったが、よせばいいのに、バラタさんはスマホで傷ついたクマとツーショットを撮るために近づいていったのだ。これに気が付いた乗客たちは「傷ついたクマはすごく危険だ、やめろ!」と警告したが、間に合わなかった。

 クマはバラタさんに襲い掛かり、噛みついて引きずり回した。乗客らは遠くから石を投げつけたり、棒で叩いたりしてクマを追い払おうとしたがムダだった。近くにいた野良犬も跳びかかり、噛みついたが、クマの敵ではなかった。

 乗客が森林警備隊に通報。約10キロ離れた派出所から隊員が訪れ、麻酔銃でクマを鎮静化したが、バラタさんはすでに死亡していた。この一部始終は乗客の1人がスマホで撮影し、その動画を3日に、年齢制限つきでユーチューブに公開。衝撃と共にネットで拡散している。

 まだ公式には発表されていないが、専門家によると、クマの種類はインドの広範囲に生息しているナマケグマの可能性が高いという。インドでは保護されており、森林警備隊によると、クマはけがの治療を受けている。

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