挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
黒の召喚士 ~戦闘狂の成り上がり~ 作者:迷井豆腐

最終章 黒女神編

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
533/533

第519話 道化の終幕

 ―――中央海域

 アズグラッドの焔槍より放たれた炎と氷の息吹ブレスに対して、トリスタンはタイラントリグレスを集結させ抗う。その一方で鳴り響いたダハクの声は、トリスタンが騎乗する大怪鳥の真下より聞こえてくるものだった。高度を下げに下げ、海面に接しそうなところでダハクは滞空していた。

「よう、トリスタン! ケルヴィンの兄貴の名言を借りるとよ、戦闘中に足下を留守にしちゃ負けるらしいぜ!」
「ダハク、ですと? 私に気付かれる事なく、いつの間に―――」

 言葉を言い掛けて、トリスタンはそのからくりに勘付く。またしてもシュトラの魔法、諜者の霧サグフォッグによる潜伏。序盤で奇襲させたロイヤルガードは囮であり、本命であるダハクは都合の良い位置に待機して、タイミングを見計らっていたのだ。

「―――ふはっ! そんな名言、聞いた事がありませんねぇ!」
「うるせぇよ! 良い具合に分断できたんじゃねぇか、アズグラッド! そのまま気張ってろよ!」
「言われなくともなぁ!」

 アズグラッドの攻撃は鏡の盾に直撃し、あらぬ方向へと反射され続けている。だがそれはカウンターとなる方向ではなく、鏡の盾も全霊で攻撃を受け止めているのが槍から伝わる感触で理解する事ができた。サラフィアによる体勢の維持、青魔法による補強を受けて、アズグラッドは後先構わず、全力の攻撃を放ち続ける。少なくともこの攻撃が続く限り、全ての欠片が合体した鏡の盾に余裕は生まれないからだ。

 そのような状態のタイラントリグレスとトリスタンが分断された今こそが、力を蓄えながら隠れていたダハクの好機。最大息吹ブレスによるエネルギーの消失、自身が得意とする大地フィールドのない海の上と、様々な制限を課せられたこの状況だった為に準備に時間を要してしまったが、それもシュトラ達の努力により解決された。

「わりぃがここからは、こっちの独壇場だ! 芽生えろ、俺の植物達ぃ!」

 ダハクの背にあたる『黒土滋養鱗』から飛び出すは、常識では測れない光景だった。ガウンの神樹にも匹敵するであろう太さを持つ植物が、種から一気に生長し、天を穿つが如く上空へと伸びていく。やがて生長著しい先端部分に亀裂が走り、ぱっくりと2つに裂け始めた。

「こいつは『災厄の種』を俺好みに配合した、特別中の特別品種! 土竜王の意地、食らいやがれ!」

 災厄の種――― ガウンの獣王祭、そのブロック決勝でダハクがゴルディアーナを相手する際に用いた、最大級に危険な植物だ。その証拠に剥き出しとなった裂け目から、おびただしい数の鋭利な刃が顔を出していた。そう、半分に割れたのは上顎と下顎を形成する為だったのだ。その巨大に過ぎる大口は真上にいるトリスタンと大怪鳥を目標に、もう直ぐそこにまで迫っていた。口端からは正体不明の毒霧と、大量の唾液を垂れ流しにしている。

 トリスタンは一瞬両目を細め、大怪鳥ディマイズギリモットに念話を送る。指示を受け、大怪鳥は大きく羽ばたいて更に浮かび上がろうとした。

「黙って居座る必要もありませんな。確かに恐ろしき形状、恐ろしいほどに速い。ですが、速さではこのギリィも負けていませんよ?」
「そうよね、私もそう予想していたわ」
「―――っ!?」

 飛翔しようとしていたトリスタンの上方、そこより耳に流れてきたのはシュトラの声だった。予想もしていなかった声の方向に従って上を見れば、2機のガードの肩を借りて騎乗するシュトラの姿が。否、ガードの上に乗った巨大な熊型ヌイグルミ、その頭にしがみ付いたシュトラの姿があった。

 今もタイラントリグレスに圧倒的熱量と冷気を浴びせるアズグラッド、その背にいると思われていたシュトラが、なぜここに? トリスタンは考えを巡らせようとするも、直ちにそれを取り止めた。そうするよりも速くに答えに行き着いたし、何よりも既にシュトラが動いていたのだ。

 アズグラッドの派手な攻撃は、タイラントリグレスを一ヵ所に集結させて、動けないようにする為のもので、これだけでも十分に効果を及ぼす策だ。だが実際のところは、この一手でさえをもが囮であり、シュトラ自身に諜者の霧サグフォッグを施す事で、ダハクと同じく2つ目の本命として機能させる為のものだった。

「また同じ手をっ―――」
「―――その同じ手に何度も引っ掛かるなんて、間抜けとしか言いようがないわね! トリスタン・ファーゼ!」

 ぴょん。そんなファンシーが聞こえてきそうな、コミカルなジャンプ。ガードの肩から果敢に飛び降りた熊のヌイグルミ、特にシュトラのお気に入りの人形であるゲオルギウスが、つぶらな瞳を光らせながらトリスタンへと迫り、頭部とのギャップの激しい凶悪な爪を取り付けた右腕を振り上げる。

「が、ぶあっ……!」

 それはケルヴィンへのリスペクトか。もう1人の兄と同じようにトリスタンの頬をぶん殴り、3本の太く深き爪痕を下半身にま描き切る。その勢いのまま爪を大怪鳥へと突き刺し、止めとばかりに両足のキックで敵方をまとめて真下へと突き落とした。ぴょん。またまた鳴るファンシーな足音。ゲオルギウスはトリスタン達を足場にした反動を利用して、ガードの下へと帰還。重量級の人形とはとても思えない、刹那の出来事であった。

「いえーい!」

 大人シュトラならば絶対に(人前では)しないヌイグルミとのハイタッチも、今ならば存分にやってのける。今のシュトラは正に絶好調、怖いものなしの無敵モードだ。

「ようこそトリスタン! 俺流に歓迎してやるぜ!」

 重傷を負い、猛烈な勢いで落下するトリスタンを迎えるは、土竜王ダハクが丹念に育て上げた特上植物。バカリと開放された口は限界まで開かれており、これはもう口が裂け初めているのでは? と思ってしまうほどである。口内の奥に広がるは底の見えぬ深淵。トリスタンがその光景を意識した時、彼は既に漆黒の中へと取り込まれていた。バクリと口を閉ざしてしまえば、もうどこにも光は差しはしない。

(……っ。これは、なかなかの深手。ですが、召喚士を相手に閉じ込めるなど……!?)

 トリスタンは自身の召喚術を行使しようとした。昔ガウンにてケルヴィンから逃れた方法か、はたまたタイラントリグレスを再召喚しようとしたのかは不明だ。しかしながら、そのどちらの手法だったとしてもトリスタンの目論見は大きく外れ、失敗という結果に結びついてしまう。

「残念ね、トリスタン。その状況でやろうとしてる事、大体の見当はついてるわ。こっちにはアンジェお姉ちゃんや、ベルちゃんだっているんだよ? 前にしてやられた戦法は勉強するし、逆に利用だってする。 ……あ、もしかしてその時、トリスタンはまだ蘇っていなかったとか、かな? よく分からないけど、そうだったのなら仕方ないね!」

 天使のような笑みがこぼれる。

「ぐっ、この怪物自体が結界!?」

 災厄の種にはダハクの品種改良の他に、とある結界が施されていた。それはかつて、ケルヴィンがアンジェと戦った際に使われた、召喚術を断絶する特殊結界。その際の敵だった2とおじさんは今やケルヴィンの仲間であり、その道の専門家であるコレットがいれば再現は十分に可能だった。

「バッドニュースを更に聞かせてやるぜ? そいつが体内に飼う猛毒は、むかーしジルドラの野郎に埋め込んだもんの、超強化版だ。あいつを逃がした時、そりゃあ悔しかったぜ? その毒には積もりに積もった積年の恨みをたっぷりと込めてやったからよ、ま、存分に楽しんでくれや」
「……! ぐお、おっ……!」

 トリスタンに挽回の一手は残されていない。完全なる詰み、道化が演じた舞台の終焉であった。

評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全317部分)
  • 34742 user
  • 最終掲載日:2018/05/05 19:00
ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた

 ◆書籍⑨巻5月25日発売! コミックヴァルキリーにて漫画版連載中です◆ ニートの山野マサル(23)は、ハロワに行って面白そうな求人を見つける。【剣と魔法のファ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全197部分)
  • 21495 user
  • 最終掲載日:2018/04/24 21:00
ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-

世界最強のエージェントと呼ばれた男は、引退を機に後進を育てる教育者となった。 弟子を育て、六十を過ぎた頃、上の陰謀により受けた作戦によって命を落とすが、記憶を持//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全180部分)
  • 26327 user
  • 最終掲載日:2018/03/17 16:22
盾の勇者の成り上がり

盾の勇者として異世界に召還された岩谷尚文。冒険三日目にして仲間に裏切られ、信頼と金銭を一度に失ってしまう。他者を信じられなくなった尚文が取った行動は……。サブタ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全877部分)
  • 20918 user
  • 最終掲載日:2018/05/01 10:00
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~

 書籍化決定しました。GAノベル様から三巻まで発売中!  魔王は自らが生み出した迷宮に人を誘い込みその絶望を食らい糧とする  だが、創造の魔王プロケルは絶望では//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全223部分)
  • 24481 user
  • 最終掲載日:2018/03/30 19:25
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全303部分)
  • 28095 user
  • 最終掲載日:2016/01/01 00:00
二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 2016年5月25日から書籍化しました。 MFブックス様より最新5巻、発//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全148部分)
  • 24325 user
  • 最終掲載日:2018/05/07 01:58
二度目の人生を異世界で

唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。 「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」 これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全403部分)
  • 27940 user
  • 最終掲載日:2018/05/07 12:00
賢者の孫

 あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。  世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全130部分)
  • 28574 user
  • 最終掲載日:2018/04/28 22:33
レジェンド

東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1724部分)
  • 28732 user
  • 最終掲載日:2018/05/07 18:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ

※タイトルが変更になります。 「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」 異世界召喚に巻き込まれた俺、向//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全417部分)
  • 30694 user
  • 最終掲載日:2018/04/30 23:22
奪う者 奪われる者

佐藤 優(サトウ ユウ)12歳  義父に日々、虐待される毎日、ある日 借金返済の為に保険金を掛けられ殺される。 死んだはずなのに気付くとそこは異世界。 これは異//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全250部分)
  • 22354 user
  • 最終掲載日:2018/05/03 18:00
再召喚された勇者は一般人として生きていく?

異世界へと召喚され世界を平和に導いた勇者「ソータ=コノエ」当時中学三年生。 だが魔王を討伐した瞬間彼は送還魔法をかけられ、何もわからず地球へと戻されてしまった//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全413部分)
  • 22298 user
  • 最終掲載日:2018/04/15 11:00
マギクラフト・マイスター

 世界でただ一人のマギクラフト・マイスター。その後継者に選ばれた主人公。現代地球から異世界に召喚された主人公が趣味の工作工芸に明け暮れる話、の筈なのですがやはり//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1875部分)
  • 21929 user
  • 最終掲載日:2018/05/07 12:00
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~

地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。 運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。 その凡庸な魂//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全363部分)
  • 26000 user
  • 最終掲載日:2018/01/07 20:00
異世界はスマートフォンとともに。

 神様の手違いで死んでしまった主人公は、異世界で第二の人生をスタートさせる。彼にあるのは神様から底上げしてもらった身体と、異世界でも使用可能にしてもらったスマー//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全468部分)
  • 21802 user
  • 最終掲載日:2018/05/04 13:47
異世界転移で女神様から祝福を! ~いえ、手持ちの異能があるので結構です~

 放課後の学校に残っていた人がまとめて異世界に転移することになった。  呼び出されたのは王宮で、魔王を倒してほしいと言われる。転移の際に1人1つギフトを貰い勇者//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全203部分)
  • 28751 user
  • 最終掲載日:2018/04/30 00:00
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全537部分)
  • 24759 user
  • 最終掲載日:2018/02/03 23:34
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全286部分)
  • 25349 user
  • 最終掲載日:2015/04/03 23:00
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部分)
  • 27756 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00
境界迷宮と異界の魔術師

 主人公テオドールが異母兄弟によって水路に突き落されて目を覚ました時、唐突に前世の記憶が蘇る。しかしその前世の記憶とは日本人、霧島景久の物であり、しかも「テオド//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1465部分)
  • 25545 user
  • 最終掲載日:2018/05/07 00:00
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

◆カドカワBOOKSより、書籍版13巻+EX巻、コミカライズ版6巻発売中! アニメBDは2巻まで発売中。 【【【アニメ版の感想は活動報告の方にお願いします!】】//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全577部分)
  • 34013 user
  • 最終掲載日:2018/05/07 18:00
進化の実~知らないうちに勝ち組人生~

柊誠一は、不細工・気持ち悪い・汚い・臭い・デブといった、罵倒する言葉が次々と浮かんでくるほどの容姿の持ち主だった。そんな誠一が何時も通りに学校で虐められ、何とか//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全120部分)
  • 24051 user
  • 最終掲載日:2018/04/23 23:06
成長チートでなんでもできるようになったが、無職だけは辞められないようです

 俺、一之丞は就職100連敗、さらに記録更新中の無職だった。  面接に向かう途中、トラック事故に巻き込まれ、あえなく死亡。  そして、女神から常人よりも400倍//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全224部分)
  • 22444 user
  • 最終掲載日:2018/05/02 17:12
異世界迷宮で奴隷ハーレムを

ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全221部分)
  • 24659 user
  • 最終掲載日:2017/11/30 20:07
LV999の村人

 この世界には、レベルという概念が存在する。  モンスター討伐を生業としている者達以外、そのほとんどがLV1から5の間程度でしかない。  また、誰もがモンス//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全374部分)
  • 22073 user
  • 最終掲載日:2018/05/04 21:00
金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~

『金色の文字使い』は「コンジキのワードマスター」と読んで下さい。 あらすじ  ある日、主人公である丘村日色は異世界へと飛ばされた。四人の勇者に巻き込まれて召喚//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全824部分)
  • 25842 user
  • 最終掲載日:2017/12/24 00:00
失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~

とある世界に魔法戦闘を極め、『賢者』とまで呼ばれた者がいた。 彼は最強の戦術を求め、世界に存在するあらゆる魔法、戦術を研究し尽くした。  そうして導き出された//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全190部分)
  • 25371 user
  • 最終掲載日:2018/04/18 01:33