今日の『ボクらの時代』夜のお台場に集まったのはこちらの3人
その明るいキャラクターで見る人を楽しませ一躍人気アナウンサーに
27歳で結婚を機にフジテレビを退社
多くの人気番組で活躍しました
注目を集めています
プライベートでは…
4月から新たに始まった…
島田さんはメーンキャスターの一人として活躍しています
今回は夕方のニュースやることになってプレッシャーで居ても立ってもいられずに…。
私が辞めたの早かったからね。結構長野さん早かったの。
考えてるっていうのがフジテレビのイメージにない私。
♪~
八木さんは私入ったときは『スーパーニュース』を黒岩現知事と一緒に組まれててコーナー担当でスタジオでご一緒して初めて見るぐらいのキャスターの人たちだって感じだったんです。
寿退社で辞められてふっと気が付いたら他の局でテレビに出てらっしゃったような気が…。
考えないこともなかったかもしれないんだけどせっかくならお台場見てからにしようみたいな…。
引っ越したとき『めざまし』で『スーパーニュース』夕方のニュースに就くことになってえっ!?と思ったんだけど向くか向かないかは春夏秋冬経験してからにしなさいみたいなこと言われて。
それもたまたまですけど…たまたま重なっただけですけど。
女優とアナウンサーって野際さんがやってたけど駄目じゃない?
アナウンサーのやることと女優さんのやることってすごく違わない?
言葉はっきり伝えたいっていう世界じゃないじゃない女優さんって。
一遍私たちアナウンサーのときドラマに出さされなかった?
いや長野さんが出たんですよ。『アナウンサーぷっつん物語』
神田正輝さんと岸本加世子さんがアナウンサーでその同僚の役で私たちが出たときあって私が神田正輝さんを好きになる役だった。
そのときにねタリーがつくとみんながそれ見ちゃうわけ女子アナが。
『プライムニュース』やってる最中に久しぶりに『あまちゃん』に誘われて。
難しい話ばっかりだから何かちょっと違うことやりたいみたいな。
過去八木さんも出演していた…
4月からリニューアルしフジテレビの全てのニュースが「プライムニュース」に
島田さんは夕方に放送される『プライムニュースイブニング』を担当しています
『プライムニュース』も最初は人呼んで話聞こうぐらいな…。
好きな部分と怖いなって思う部分が混在していて受け止められないぐらい重たいニュースがいっぱい入ってくるときにホントに悩むんですよね。
震災のときにヘリコプターで初期の段階をリポートしてたんですが中継で。
やっぱりもしかしたらこのヘリコプターを使って何人か助けられるかもしれないっていう思いがいつも去来して。
そういうときって伝えることも必要なんだけどその前にやることがあるんじゃないかなとかずーっと迷ってます。
だけど私の場合には紛争地に行ったりとかアフガニスタンの空爆のときに国境っていうか行ったりとか。
パレスチナのとこで取材をしていたときにそこの現地の人にあなたたちが伝えないと日本の人はここの現状を分からないわけだし分かってもらって知ってもらえるだけで私たちは救われるんだって話をされてそこにも意味があるのかなというふうに自分では納得してやってるんだけど。
葛藤は一生付きまとうし一生葛藤しないといけないと思うんですよ人のことを伝えるに当たって。
そういう人が現場にいてくれないとイケイケの人がいることのが怖いとか思うんですけど。
最近すごい難しいなと思うのはフェイクニュースって言葉が独り歩きしてるとじゃあ私たちって…見る立場にいて何を証拠にこれはホントでこれは嘘だって言ってるんだろう。
少なくとも自分が目にして自分で聞いてそうしたものを伝えるっていうことはできるわけであとは視聴者の人に判断してもらうしかない。
だからよりいっそう誰が伝えるかって結構重要なことな気が。
長野が伝えることは一応見てみようって思ってくれる人がもし増えるんだったらばそれは私の目標だったり夢だったりするんだよね。
うん。伝えたことに対してどんなリアクションがあんのかなというのは知りたくって。
たぶんなんだけど女優さんとかバラエティーとかはあんまり必要ないと思うんだけどニュースはネガティブも知っといた方がいいのかなって思ってて。
っていうのがニュースフジテレビの女子アナのときにやりたくってできなくってずーっとできなくって37歳で初めて私ニュースの仕事。
追われることってこんな怖いんだって思いを幾つかして。
シャッターのカメラでこれだけ怖いんだからムービーのカメラもっとおっきいし実際自分が取材してるときにも…。
自分の頭にガンガンって当たって気が付いたら一番前にいたのに一番後ろで。
カメラマンの人に手だけこうやって入れられたこととかあってホント向いてないと思ったんだけど。
そういう自分の素質も含めて全然駄目だなと思ったりとか。
自分がやられちゃったからそれをできないっていうかね。
会社辞めること自体においては他にもいろんな理由はあるけどそれも一つのきっかけ。
私『なるほど!ザワールド』が大好きで旅行番組のリポーターをやりたいって言って入れていただいたんですよ。
そしたら旅行番組が次々になくなっていってで拾っていただいたのが報道だったんですよ。
世界中の雑草とかをリポートして歩きたいみたいなこと言って…。
フジにも余力があってこういうのもとってもらえた時代だったからフジテレビ入社したんですけど実は旅行番組だったんですよ。
大学で教職とってたんだけどいろんな流れがあってフジテレビを受けることになったときに自分の中で『セサミストリート』みたいな英語の教育番組をやりたいなってちょっとこじつけて入って。
露木さんに何やりたいんだって聞かれて『セサミストリート』みたいな番組やりたいですって言ったら露木さんに「そんな番組あるわけねえだろフジテレビに」って。
やっぱり私たちがいた80年代と時の流れのはやさが違う感じしない?
80年代って一気にどんどん辞めなきゃ的な雰囲気はあった。
5年はギリみたいな感じ…。そんなこともないんだけどただ早いとも言われなかった。
忙しかったからこれじゃ家事できないなと思ってじゃあ辞めますって。
当時はやっぱり1日何時間とかそういう規定って全然ないですよね?
だって私のころは家にあんまり帰んなかった記憶がある。
朝の帯をやりながら『ひょうきん族』やってて『24時間テレビ』が始まったときがあって。
もう分かんなくなっちゃって『24時間テレビ』の間に寝てたね。
すっごい華やかでバラエティーの看板アナって感じだったけどずーっと報道やりたいっておっしゃってた。
当時から。新人のアナウンサーなりの報道のリポートやってたときに御巣鷹山の日航機の事故があってその取材をしたことがきっかけでニュースがやりたいなって。
だけど報道番組やるなんて準備できてなかったしバラエティーばっかりだったし言うのもおこがましいような空気もあって。
1年目には一応ニュースがやりたいなって思ったんだけど全然違う方向に…。
そのとき会社から言われることの期待に応えることで必死でホントひどいねって言われてた私やってたこと。
今だってバラエティーにアナウンサーが出るとかタレント化っていったって一応司会の仕事してない?
みんなの前一人一人アナウンサーのタレント化についてみんなはどう思うか?みたいな。
要するに私たちが『ひょうきん族』やってたからそういうことでしょ?
一遍ヒップアップの皆さんと酔っぱらい隊っての組まされて顔を真っ赤に染めて歌舞伎町で踊るっていうロケがあったときにはさすがに私何やってんだろうって…。
私も他の女性タレントの人と並んでウケるコントメーク講座みたいの受けてたこととか。
親御さんとかはどういうふうにご覧になってたんですか?
今この年齢でニュースの仕事してるんだけどほぼベースはあの時代の学んだことで。
バラエティーをやってたから勉強できたことがすっごく今役に立ってて。
例えば瞬発力であるとかスタジオでのハプニングに強いとか全てはもうあの時代のものだから。
守るべきことさえ守ってあとは会社の要望だったらそれにアナウンサー応えるの私は全然ありだなと思うんですが。
フリーとか全然ないんですけどただやっぱ心が折れそうになると楽な方って何かなって思うときあるんですけど。
見てくれる人はいないとできないよね報道の仕事とか。
夕方のお迎えの時間ぐらいから帰る時間までシッターさんをお願いして。
作ってあった料理を…お迎えとお料理を食べさせるみたいなのをやってもらって。
例えば熱があったりとかしてもやっぱり生放送があるとあんまり休めないですね。
そうするとプロに預けてるから大丈夫かなと思うんですけど悪いなぁとか。
きっと今過渡期でもっとあと10年後私の後輩なんかがキャスターをやるときにはもっと制度が整っててやりやすければいいなと思いながらやってるんですが。
今夜やるにはお金を払ってシッターさんをお願いしたりしなきゃいけないとかそういうことが起きてくるんですけれども夫も協力してくれてるので。
この日私遅くなるっていったら早く帰ってきてくれるし夫が遅いときは自分も早く帰れるようにするとか。
今ね国会とかで話し合われてる働き方改革ど真ん中じゃない。
働く女性として。伝え方もねずいぶん役に立つでしょ?
分かってるつもりでいた…例えば子供を育ててる人たちの問題点とか社会的な足りないところとか知識の上では何となく知ってたつもりでいたものが自分がそこに直面してみるとこういうことだったのかとか。
例えば病児保育が足りないとか子供が熱出したときにこんなに不便なんだとかそういうの身をもって知るのでああそっかっていうことがホントにありますね。
自分のいらいらっとした感情とかつらいっていう思いとかで制度これが足りないんだってホントに実感するわけじゃない。
子供欲しかったんだけど残念ながらできなかったんだけど。
紛争地行ったりとか。子供いたらこの場所行ったかなっていう。
何て未熟なんだろうってゼェゼェ言いながら家を出るって感じですいつも。
それをさ自分の表現として生かせる仕事だからいい仕事。
先輩方のプライベートの感じってここで聞いていいのか…。
新婚時代ニューヨークだったんで一緒にニューヨークで会ったりとか。
長野さんに簡単にできる料理教えてくださいとか言って。
オックステールのシチューがすごい簡単にできるって教わってそれをやったんだけどおいしくできませんでしたって。
そうですねっていうかおいしくないときは自分でちゃんと調整できる人だから。
例えば全部バラエティーの仕事やめてニュースキャスターになりたいからって言って5年半ニューヨークに…大学院に行ってたときに朝から晩までずーっと暗い所で図書館で勉強してて今頃何とかちゃんもテレビに出て頑張ってんだろうなとか思っちゃうわけじゃない。
そうすると旦那さんがねバレーボール部だったんだけど高く跳ぼうと思ったら膝をいったん深く折らないと高く跳べないから深く折ってるとこなんだよとか。何ていいこと言うんでしょう!
飛行場に迎えに来たりとか言わないのにしてた。心配で。
何にも言わないで帰ったのに戻ってくる飛行機を推理して空港にいたりとか。やっぱり心配かけてんだなと思ってすごい反省した。
長野さんは会えた瞬間からああ待ってたんだぐらいしか…。
そう言われるとうちの夫もそうなんですけど忍耐強いですよね。
最後に島田さんからフジテレビ出身の先輩たちにこんな質問が
すごいやっぱりバブル時代とか一番いい時代とかを経験してらっしゃって外からどういうふうに見えるのかなとか。
分かんないけどでも私今日メークさんとフジテレビだからいつもより華やかにしようかって。
「フジテレビだから」って言っちゃう感じの会社いまだに。
たぶんなんだけどやっぱり私たちのバブルの時代と比べて震災もあったり社会も変わったり時代の温度も変わったりする中であの華やかなフジテレビのイメージとちょっと距離感がある時代になってるのかもしれないけど。
またこれから社会が変わってったらまた違うだろうし。
そうね。予算も少なくなったりいろんなことになってくるとそれだけ取材を行ける…そういう機会も減らさなきゃいけなかったりとか。
私が報道の仕事始めたころはわりと長めのドキュメンタリーとか長めの取材VTRとか結構あったんだけどそれがやっぱり長い時間見るっていうのがあまり好まれなくなってきた。
そんなことを気にしないで伝えるべきことを伝えるべきだみたいな意見はもっともだと思う。
やっぱり見ていただけるものを伝えないと数字ってこないので。
一生懸命つくっても数字って見ちゃうので数字が追い付いてこないみたいなときが続くとうーんってやっぱり考えちゃいますよね。
考えてるっていうのがフジテレビのイメージにない私。
じっくり考えないで何でもやるみたいな時代しかいなかったんで。そういう意味!
それでは今日も素晴らしい一日を