明知鉄道、新車両をクレーンで搬入 27日にも運行開始

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2018/3/19 18:41
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 岐阜県恵那市の第三セクター、明知鉄道(恵那―明智、25.1キロ)は19日、同市の明智駅構内で新車両「アケチ102号」の搬入作業を報道陣に公開した。新潟県の工場からトラックで輸送した車両をクレーンでつり上げ、約2時間かけて線路に載せた。新車両は全長18.5メートル、座席50席、旅客定員119人。点検を経て、27日にも運行を始める。

明知鉄道の新車両搬入作業(19日、岐阜県恵那市の明智駅)

 明知鉄道は恵那駅でJR中央線と乗り換えできるが、線路はつながっていないため、外部から車両を搬入するにはクレーンによる作業が必要という。新車両では車内の案内表示にローマ字なども併記したという。担当者は「訪日外国人にも多く利用してもらいたい」と話している。

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