<ピックアップ:Instagram quietly launches payments for commerce>
インスタで流れてきた美味しそうなハンバーグ写真から店を見つけて予約から決済まで完了、そんなことができるようになるみたいです。TechCrunchがレポートしてるInstagramのペイメントに関する話題なんですが、記事によれば一部ユーザーに対してクレジットカードやデビッドカードの登録が始まっているそう。
使えるのはレストラン予約のResyで、予約対応の店舗ページにいくとReserveのメニューが。ただこれは2017年3月に言及されているビジネス向けのInstagramの予約サービス機能で、運用が既に開始されているものなんですが、今回レポートされているのは、この後の決済までアプリ内で済ませることができる、というもののようです。
予約までは実際に遷移できるので、Resyに対応しているパートナーのレストランページから「Reserve」を実際に選択してみるとウィジェット(アプリ内ブラウザ)が立ち上がってResyの予約ページに移動します。予約時間などを指定するとおそらくこの先で決済するのですが、その際にInstagramが提供するペイメントが使えるということらしいです。
私は残念ながらペイメント機能の対象ユーザーではないので実際の登録まではできませんでしたが、Mashableでは具体的にレビューしてて、Resy側にとってはこの事前決済でノーショー(無断キャンセル)の防止を目的にしているとコメントしてありました。
Instagramでは予約以外にも「Shop Now」というショッピングメニューが追加されていて、投稿されている画像に載っているアイテムにタグをつけてそこから導線を引くという機能をリリースしています。ただ、実際に遷移させてみるとわかる通り、最後の決済はそれぞれのショップのクレカ登録が必要になるので、ややハードル高めです。ここがもしクリアされるなら、Amazonのワンクリックに近い体験で購入が可能になるでしょう。ブランド品のワンクリックは恐怖しかありません。
キーワード検索と異なり、定性的なアイテム検索(美味しそうとかカワイイ、気持ち良さそうなど)に向いてるインスタ検索ですからこの決済は日本にもやってくれば相当にインパクトあるんじゃないでしょうか。
via TechCrumch / Mashable
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