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回復術士のやり直し~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~ 作者:月夜 涙(るい)

第七章:回復術士は断ち切る

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第三話:回復術士は粛清する

 魔王領地に帰ってくるなり、聞かされたのは身内の裏切り。
 少し気が滅入りそうになるが、同時に仕方ないとも思ってしまう。

 同じ種族の中ですら争いや裏切りは起こる。
 人間だけの国であるジオラル王国は内側から割れて、他国がこれ幸いと襲い掛かろうとしている。
 あそこにはエレンを残してきているから安心はできるが、ここにはそういう人材がおらず抑えが効いていない。
 先代魔王を倒すまでは一つになっていた迫害された種族たちの心はばらばら。
 あれを倒したばかりの頃はイヴを英雄視していたが、今では自分の種族が栄えるためには黒翼族が邪魔とすら思っている連中までいる。

 ……その下地はあった。
 黒翼族は先代魔王に特に疎まれて特にひどい迫害を受け、生き残りはわずか、土地や資産もろくに残っていない弱小一族。
 いくら魔王を生み出した種族と言えど、弱小種族に大人しく従おうとは思わない。
 喉元を過ぎれば熱さを忘れる。
 そうなれば後は欲のままに動く。

「馬鹿な奴らだ」

 何もしなければ、ともに先代魔王を倒した種族として寵愛を受け続けられたのに欲をかいてすべてを失おうとしている。
 イヴを暗殺して、自分の種族の魔王候補を魔王にしたのだろうが、イヴを殺したところで次にどの種族から魔王候補が生まれるかなんてわからないというのに。
 あるいは、自分の種族の魔王候補が魔王になるまで殺し続けるのかもしれない。

「ケアルガぁ」

 甘えた声でイヴが俺の胸元に頬をこすりつける。
 さんざん可愛がったこともあり、疲れ果てて眠っている。

 イヴを相手にするときだけは避妊をしていない。
 他の女みたいに旅をすることはないからできても困らないし、黒翼族を増やさないといけない。
 こんな俺でも子供は欲しいと思う。
 幸せの象徴だからだ。
 もし、父親になれば目いっぱい愛情を注いでやりたいと思う。
 イヴの頭を撫でて眠りにつく。
 明日からいろいろと動かないといけない。

 ◇

 いつものモーニングコールで目を覚ます。
 快楽で背筋が震える。

「おはよう。セツナ」
「ん、おはよう。今日はいつもより薄い。イヴが羨ましい。たくさん可愛がってもらっている」

 いかに回復力が優れている俺でも、前の日に限度を超えて頑張れば必然的に薄くなる。
 毎朝、日課でセツナはご奉仕しているので味の違いで昨日どれだけ頑張ったかわかるらしい。
 イヴをゆする。

「ケアルガ、もう朝?」
「ああ、おはよう。さて、息抜きは終わった。仕事の時間だ。敵を排除する。その許可がほしい」

 俺は心優しく、自分から誰かを害することはあまりない。
 だが、俺や俺の女を害しようとするものがいれば一切の躊躇をしない。
 さっそく、掃除をする。
 イヴを害そうとしている時点で、俺の復讐対象だ。
 万死に値する。

「いいよ。むしろ、そうしてくれてうれしい。でも、あんまりひどいことをしないでね。あの人たちは仲間だから」
「それはできない。なにせ、中途半端な仕置きを見せてしまったら、他の者が調子に乗る。ここで可能な限り悲惨に仕置きをすることで、第二、第三の犠牲者がでなくなる。イヴの安全確保もそうだが、必要最小限に犠牲を抑えるために苛烈な罰が必要だ。それに、もう仲間じゃない。仲間だったが正しい。奴らはイヴに牙を向けた」

 俺以上にイヴは優しいので、こうでも言わないと裏切りものすらかばおうとする。
 ここまで言ってもまだ悩んでいる。
 そんなイヴの甘さにつけ込もうとする連中が憎い。
 イヴが甘い分、俺が鬼となる。

「本当に必要なんだね」
「イヴが殺されないためにはな。イヴが殺されることが何を意味するかわかるか? せっかくここまで立て直してきたものが全部おじゃんだ。体制ががらりと変わって大混乱。一から覇権争いが始まり、何千人、何万人もの血が流れる」
「そうだね。うん、容赦なくやって。ケアルガの思うとおりに。そのために直属騎士になってもらったんだから」

 いい子だ。
 頭を撫でてやる。
 早速、イヴをお飾りの魔王だと侮り、何も見えていないと思い込んでいる連中に地獄を見てもらう。

 ◇

 ペットたちからさらに細かな情報を収集してから、外出した。
 クレハとセツナを伴っている。
 ほぼ確実に荒事になる。彼女たちがいるほうが安全だし、セツナのレベル上げもしておきたい。

 魔王城の裏手で土木工事をしている一団がいたのでそちらに向かう。
 作業をしているのは雪豹族たちだけだ。
 青い体毛がうっすらと生えた獣人。
 雪豹族は人間にかなり近いが、すらりとした肢体と釣り目気味の碧眼と青髪がシャープな印象を与える。

 指揮を執っている男と女の二人組に何をしているのかを聞くと、先の戦いで壊れた塀の補修工事と悪びれずに言い切った。
 笑ってしまう。
 ペットたちが集めた情報では壁を治すふりをしながら地下トンネルを作り、反魔王勢力を城内に引き入れるつもりだ。

「そうか、それはごくろうさま。差し入れがあるんだ」

 氷で冷やした柑橘類を持ってきていた。
 労働者にはもっとも喜ばれる差し入れの一つ、喉が潤うし酸味は疲れを癒してくれる。

「直属騎士様、これはありがたい。いただきます」

 男に手渡しするときに、【回復ヒール】をする。
 記憶を読み取るためだ。
 ペットたちは優秀で忠実だが、間違うときもある。俺は確信もなしに断罪するほど愚かでも、非道でもない。
 記憶を読み取ったあとにこやかに笑い、剣を引き抜いて首を落とした。
 女のほうが悲鳴を上げる。

「きゃああああああああああああああ、カムン、カムンが」
「魔王に対する反逆罪で死刑だ。魔王直属騎士に虚偽の報告をした」

 剣を抜いたのは【回復ヒール】で読み取った記憶でクロだと確定したから。
 悲鳴を無視して、歩いて行き荷物を纏めておくための即席雨よけを魔術で吹き飛ばす。
 すると、掘り返されてできた穴と、必死に穴を掘る雪豹族たちと目があった。
 えらく雑な隠蔽工事だ。

「ここに来たのは、魔王暗殺を企てる馬鹿がいると聞いたからだ。どうやらその馬鹿どもは外から戦力を引っ張って来るために、トンネルを作っているらしい。事実、こうしてトンネルがあった。その男は嘘をついた。殺すしかないだろう」

 女に向かって微笑みかける。

「ちっ、ちが、それは、その、基礎工事に必要な作業で、魔王直属騎士様にはわからないかもしれませんが、専門的な」

 そこで言葉が止まる。
 俺の剣が喉に触れて皮膚が切れたからだ。

「ふむ、そんな嘘で騙せるほど俺のことを馬鹿だと思っているのか? 嘘をつかれたうえに、侮辱されたとあれば、そこの男のように殺して終わりなんて温い罰ではすまないな。楽には殺さない。おまえだけでは済まさない。おまえの家族も友人も、存在すれば恋人も死なせてくださいと懇願するまで痛めつける。それもおまえの前で、最後におまえも同じ目に合わせる」

 そこまで言うと、作業をしていた雪豹族たちから殺意を感じた。
 やつらの目が言っている。ばれたからには殺してしまえと。
 次の瞬間には行動に移す。
 雪豹族、地上最速の豹という生き物の性質をもつ魔族に相応しい俊足で襲いかかってくる。
 しかし……。

「どうして三人だけで来たか疑問に思わなかったが? 俺たちだけで十分だからだ」

 六人いた雪豹族たちは、クレハに両断され、セツナの氷の爪で串刺しにされ、一体だけは俺のところまでたどり着いたが無造作に放り放った炎の魔法で灰になった。
 レベルが違いすぎる。
 雪豹族たちは強い。だが、レベル50にも届かず俺たちと比べるとあまりにもか弱い。
 生き残りは、指揮を執っていた女だけ。

「さて、質問だ。どうして俺は君を生かしていると思う?」
「しっ、しらない」

 震えながら、必死にどうしたら逃げられるかを考えている。
 だが、そんな隙は微塵も存在しない。
 逃げ場を防ぐようにセツナとクレハが動く。

「わからないことをわからないと言うのは美徳だ。いいぞ。教えてあげよう。君を殺してしまえば、それで終わってしまうからだ。君の上司は言うだろう、おまえたちが勝手にやったこと、外の種族に金でもつかまされたのだろう。種族を代表して詫びるとでもな」

 それは確定している。
 とかげの尻尾きり、種族の問題ではなく個人の問題として誤魔化す。

「そうなれば雪豹族の政治力に陰りはでるだろうが、ろくに責任もとらせられない。それじゃ困る。ちゃんと雪豹族全体が加担したと誰かが証言してもらわないと。それに俺は君たちと手を組んでいる種族たちを知りたいんだ」
「でっ、できない、そんなこと」
「ふむ、思ったより律儀だな。尻尾切りされるのはわかっているだろう? こちらが要求すれば、おまえの上司はおまえの家族すら喜んで差し出すぞ。それで済むのならとな。俺に協力すれば、おまえとその家族の無事を約束してやってもいい」
「……これは、私の意志でやったことよ!」

 ここまで脅しても考えは変えないらしい。
 自分の種族を愛しているのだろう。
 もし、自分が証言すれば種族全体が粛清、そうでなくても今のように政治を牛耳り、多大な恩恵を受けるような立場から外されるとわかっている。
 だから自分と家族は犠牲になってもいい。
 美しい自己犠牲精神だ。
 良かった。いきなり素直にされたら俺の楽しみが減ってしまう。

「そうか、仕方ないな。なら、気が変わるまで説得しよう。そういうのは得意なんだ。まあ、そう怯えないでくれ。幸い、おまえは美しい。気持ちいほうの説得をしてやろう」

 説得には自信がある。
 特製のポーションを使えば一発で素直になってもらえるだろうが、今回は時間があるし、遊びたい気分だ。薬に頼らずにいろいろと頑張ってみよう。

 雪豹族が舌を噛んで自害しようとした。
 舌が巻かれて喉に詰まり気道が塞がる。数分で死に至るだろう。
 だが、残念。俺はこの地上で一番の回復術士。

「【回復ヒール】」

 即死でなければ、即座に【回復ヒール】で元通りにできる。
 治してやった雪豹族が茫然とした顔をしているので、拳で歯を砕く、これでもう自殺はできない。

「場所を変えよう。地下牢だ。一室、好きにさせてもらって捕らえたものが正直に全部話したくなるように作り替えた。一人だと心細いだろう? すぐにお友達もやってくる。すぐにおまえは協力者を話して、誘い出してくれるからな」

 暴れる雪豹族を引きずって歩く。
 ちょっと目立っている。
 この騒ぎが雪豹族の上まで届けば、証拠の隠ぺいをされるだろうな。ペットたちに妨害を命じておこう。
 俺はこの女で遊ぶのに忙しい。

「そうやって友達を連れてきたあと、その次はどうなると思う? そいつらと一緒に、魔王と政治を司る十種族の長の前ですべてをおまえたちが話すんだ。まあ、うちのお姫様は優しい。たぶん、種族すべてを皆殺しにはしないはずだ」

 それは間違いない。
 だから、優しいお姫様に代わって俺が厳しくする。
 今回の件にかかわった連中は、それこそ全員地獄を見てもらおう。

 久しぶりの復讐だ。
 雪豹族の女はセツナたちにはない大人の魅力がある。少女のほうが好みに合っているが、女性もたまには味わいたい。
 それになかなか芯が強そうなのがいい。雪豹族全体のために最後の最後まで抵抗するだろう。
 簡単に折れてしまえばつまらない。
 こいつは遊びがいがありそうだ。
 牢屋にたどり着いた。雪豹族の女が部屋にたくさんあるおもちゃを見て顔を真っ青にする。
 さあ、ゲームの始まりだ。
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