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【格闘技】

亀田興毅、引退撤回「ロマゴンと戦いたい」

2018年5月6日 紙面から

スパーリング後、ポンサクレック(右)と互いの健闘をたたえ合う亀田興毅

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 ボクシングの元世界3階級王者・亀田興毅(31)=協栄=が5日、「ラスト亀田興毅」と銘打って東京・後楽園ホールで元WBCフライ級王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(40)=タイ=とスパーリング6ラウンドを行い、“TKO勝ち”した。2回に左ストレートでダウンを奪い、レフェリーが試合を止めた。参考タイムは2回12秒だった。

 亀田興は、このスパーリングを「一夜限りの現役復帰」として引退することを表明していたが、引退セレモニーの10カウントゴングを5カウントでストップ。「もう一人だけやりたい相手がいる」と、かつて軽量級最強男と呼ばれた元世界4階級王者のローマン・ゴンサレス(ニカラグア)と対戦し、それを真の引退試合にしたいと、対戦を一方的に希望した。

 「(1月に)現役復帰を宣言したとき、やりたい相手が2人いると言った。ひとりがポンサクレック、もう一人が軽量級最強と言われたロマゴン。今のレベルで勝てる相手ではないが、1%でも試合実現の可能性があるならチャレンジしたい」と亀田興。軽量級最強をうたわれた男に挑むため、現役復帰した亀田興の第二幕がスタートする。 (藤本敏和)

 

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