野生の馬が沼にはまって大量死 米アリゾナの先住民居留地

2018.05.06 Sun posted at 13:35 JST

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(CNN) 米南西部の先住民居留地、ナバホ準自治区の指導者らによると、アリゾナ州北部の同区内にあるため池でこのほど、200頭近い野生の馬が死んでいるのが見つかった。

この地域を襲っている干ばつの影響だという。馬は飢えて弱った体で水を求めてさまよううちに沼にはまり、抜け出せないまま死んだとみられる。

ため池の泥に胴体や首まではまり込んだ死がいもあったという。準自治区は死がいの処分について、分解を促す薬品をまいたうえで現場に埋めるとの方針を示した。

ナバホ準自治区では近年、野生の馬が増えすぎて5万~7万頭に上り、さまざまな問題が起きている。現場のため池では今までもこの季節になると馬の死がいが見つかっていた。

米南西部一帯は今年、深刻な干ばつに見舞われ、同区では3月に緊急事態宣言が出ていた。

米海洋大気局(NOAA)によると、アリゾナ州の約半分が極度の干ばつ状態に陥り、州住民のほぼ全体に当たる600万人以上が影響を受けている。

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