おはようございます。
今日でGWが終わっちゃいますね。
さて、5月4日、日帰りで神戸へ行ってきました!
会社の同期と一緒に、独身アラサーおんなのふたり旅。。。
気の置けないおんな同士、気楽でいいものです(負け惜しみではないですよ!)。
福井から神戸まで高速道路を利用しましたが、GW渋滞を避けて、午前3時に出発し、福井に戻ったのが5日の午前2時。渋滞には合いませんでしたが、さすがに疲れが出ております。明日からのお仕事に備え、残りのお休みはゆっくりしよ〜っと。
神戸の旅は、次回ご紹介できればと思います。
前回の続き、金沢のお出かけ最後のエントリーです。
金沢駅で、海鮮ぶり丼でお腹を満たした後は、金沢海みらい図書館へ向かいます。
鈴木大拙館と同じく、こちらも建築物として興味があったのですが、まるで「建もの探訪」のロケをやっているような気分になってきました。
車で移動すること約20分、到着です!
金沢海みらい図書館
金沢海みらい図書館は、シーラカンスK&Hの堀場浩さんと工藤和美さんがデザインされ、平成23年(2011年)5月に金沢市の4番目の図書館として開館。
地下1階、地上3階建で、蔵書能力は約40万冊。
江戸時代、北前船の寄港地であった金石(かないわ)エリアに立地しています。
グッドデザイン賞など、国内外で数多くの賞を受賞し、2012年には「世界の最も美しい公共図書館ベスト25」(アメリカ、flavorwire)に選ばれています。
ドット柄で、とってもチャーミング。
「パンチングウォール」と呼ばれる壁で、大・中・小の3種類の丸窓は、その数6,000個!
晴れの日が少ない北陸で、一年を通して館内へ採光できるようにと考案されたそうです。
いざ入館。
1F総合カウンターで、館内写真撮影の申請。撮影許可証を首からブラ下げて、見学させていただきました。
1F ; 総合カウンター、児童図書コーナー、交流ホールなど
2F ; 一般図書コーナー、生涯学習コーナーなど
3F ; 地域情報フロア
2Fから見学スタート。
2Fから3Fにかけ、フロアの約60%が吹き抜けとなっており、天井までの高さは約12m。
天井には照明が一切なく、丸窓からの自然採光がメイン。
階段で3Fへ。
「うわ〜!!」って、もう少しで声が出そうになりました(図書館ではお静かに)。
約45m×45mの平面、高さ約12m。天井を25本の柱で支え、空間を構成しています。
この開放感、 素晴らしすぎです。
中央の円筒形の設備は、エレベーターを中心に、周りを螺旋階段で囲む構造となっています。
3Fに学習席は85席。
採光は丸窓からの自然光がメインですが、直接日光が入るのは、午前10時の開館前と夕方の数時間だけ。丸窓のガラスにセラミックプリント処理が施され、館内にドット模様が浮かび上がるのを防いでいるとのこと。
細かなところまで配慮がされているんですね。
金沢海みらい図書館、開放的で素晴らしい空間でした。
学生時代、こんな素敵な図書館が近くにあったら、もっと勉強したでしょうか?
〜おまけ〜
記事を書くため、ネットで調べていると。
「世界の最も美しい公共図書館ベスト25」には、日本からは、金沢海みらい図書館ともうひとつ、仙台の「せんだいメディアテーク」が選ばれています。
ネットの建物写真を見て、何だか既視感を覚えて、過去の写真を確認。
5年前、仙台出張の際に前を通りがかり、カッコイイ建物だなとカメラに収めておりました。
外観を眺めただけで、図書館(3F〜4F)には入りませんでしたが、エッヘン!なかなかの記憶力です(自画自賛)。