女性を変容させずにリベラリズムを進めるとはどういうことか

 

 

 女性を変容させずにリベラリズムを進めるとはどういうことか。女性を変容させずに政治的正しさを進めるとはどういうことか。それはすなわち、「魔女狩りの文化が残っている国が、しかし宇宙船を作る技術力はあり、魔女狩りの文化を残したまま宇宙へ行く」ということだ。あるいは、「宇宙に行く科学技術力と宇宙に住める科学技術力を持つ人々が、しかし一方で水銀は不老不死の薬だと信じ込んだまま宇宙へ行く」ようなものだ。

 

 

 我々は男性を叩き、男性を調教した。「男性たちの持つ本能や趣味嗜好は迷信に過ぎない」と男性たちにがなりたてた。結果、我々は「リベラリズム」という飛行機に乗ることができた。さてこの飛行機、もっと頑張れば宇宙船にすることができる。じゃあこの飛行機を宇宙船にするためにはどう頑張れば良いか。それは、今度は女性を叩き、女性を調教し、女性の古臭い価値観を放棄、つまり、魔女の存在や、水銀の迷信などを女性が放棄したとき、リベラリズムは「宇宙船」になる。

 

 

 でも「それは嫌だ」と言ったのがロクサーヌ・ゲイの『バッド・フェミニスト』であり、先進国のほとんどの女性たちの声なき声(本音)ではないだろうか。

 

 

 しかしそのような「あたしらの趣味嗜好は変えないまま宇宙へ行きたい(あたしらは変わらないままリベラリズムや政治的正しさを前進させたい)」という先進国女性たちのワガママは通らないだろう。それは「写真を撮られると魂が抜ける」と信じたまま宇宙に行くようなチグハグさだからだ。宇宙に行けるほどの科学技術力を持つ人たちが「写真に魂を奪われる」と思うはずが無い。宇宙に行きたいのなら、どこかでそういった迷信を捨てなきゃいけない。

 

 

 「政治的正しさ・リベラリズム」のこれ以上の前進は、必ず女性の変容を伴わなければならないものであり、しかしその変容が無理であると言うのならば、私と一緒に人間存在の限界を認め、保守主義共同体主義に帰ろうではないかというのが私の主張である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

5コマ漫画

http://masudamaster.hatenablog.jp/entry/2017/06/21/135203

 

 

欧米はなぜ女性に父性を与えようとするのか

http://masudamaster.hatenablog.jp/entry/2017/10/21/113134

 

 

バッド・フェミニスト - Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%83%88

フェミニストでありながらそのイデオロギーと対立するようにも思えるものを愛することについて論考している[1]。つまり本書において彼女がユーモラスに問いかけているのは「真のフェミニストは、ピンク(色)、男、ヴォーグ、つるつるの腋の下を愛するか?」というテーマである[2]。

 

 

男の加害性を糾弾しながら、しかし男に正常位されたいノンケフェミニストの存在が意味不明なんだよな。落としどころをどこに設定してるのか。レズビアンフェミニストのことは理解できるし協力したいんだけどな。

http://b.hatena.ne.jp/entry/362114089/comment/masudamaster

 

 

不可能図形 - Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E5%8F%AF%E8%83%BD%E5%9B%B3%E5%BD%A2

 

 

 

 

 

 

 

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