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» 2018年05月04日 09時00分 公開
ディズニーがVRジャケットを開発 エアバッグの圧力でパンチの衝撃やヘビがまとわりつく感触まで再現
インナーに配したエアバッグを収縮させることで触感を再現。
[沓澤真二,ねとらぼ]
ディズニーの研究部門「ディズニー・リサーチ」が、仮想的な触感を体感できる「フォースジャケット」を開発しました。例えばVRコンテンツの体験中、パンチで受けた衝撃や、人とハグした感覚などを味わえます。
真空ポンプとエアコンプレッサーにより収縮する、26のエアバッグをインナーに配し、着用者に圧力を与える仕組み。各エアバッグをさまざまなパターンで動かすことで、圧力だけでなく衝撃や振動まで再現します。
VRヘッドセットと併用したデモも公開。雪玉をくらった感覚がある雪合戦や、身体にヘビがまとわりつく感覚、マッチョな男性への変身といった体験を仮想的に実現しています。研究が進めば、映画「レディ・プレイヤー1」の世界へ近づけそうです。
(沓澤真二)
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