本物の「原子力電池」を作ってみた
原子力電池は構造が単純であるため、宇宙空間などの苛酷な環境における信頼性も高いです。このような小型の原子力電池であれば重量も軽く、小型衛星の補助電源としても利用できないかな、と考えてたりします。
姿勢喪失時に万が一太陽指向が不能になってもハウスキーピングデータの維持などにも良いかもしれません。
H-IIAロケットなどでもよく打ち上げられるピギーバック衛星などの一つに原子力電池実験衛星とか出来れば面白そうです。
原子力は太陽光も届かない宇宙空間などにおいても非常に重要な技術です。現在は電源として利用されていますが将来には推進力としても運用され、外惑星探査に新しい展望をもたらすでしょう。
これからも安全で平和に原子力エネルギーが利用されるよう願うばかりです。
そして今日は日本発の人工衛星「おおすみ」が打ち上げられて43年です!
(画像が見られない方は下記URLからご覧ください)
http://px1img.getnews.jp/img/archives/2013/09/denchi04.jpg
追記:こんな感じでアルミケースに入れました
(画像が見られない方は下記URLからご覧ください)
http://px1img.getnews.jp/img/archives/2013/09/denchi05.jpg
執筆: この記事は今井智大さんのブログ『Orbital Railway』からご寄稿いただきました。
寄稿いただいた記事は2013年09月09日時点のものです。
記者: 寄稿
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