先週21日(日)に、キンディオ大学数学科の先生(教材開発チームGEDESのメンバーではありません)のエドガール・ハビエルさんに誘われて、彼のFinca(フィンカ/農園)にコーヒー摘みに出かけました。アルメニアの南西部です。奥さんのマリアさんと息子のジェフェルソンも一緒です。後から、大学1年生の長男のアルベルト(だったと思います)が自転車でやってきました。彼らは普段はアルメニア北部の大学の近くに住んでいますが、週末になるとこうして農園にでかけてコーヒーを摘んだり、ゆったりした時間を過ごしています。専業のコーヒー農園は、年2回収穫して出荷します。今がその最盛期。でも、エドガールさんの農園は、1年中少しずつ収穫しているそうです。約2週間に1度、赤く色づいたコーヒー豆を収穫して、その都度収穫した実から殻の部分を取り除き、乾燥させ、それを炒ってコーヒーにしています。

これがエドガール一家の農園の家。左側の道路を通って向こうからここまでやってきました。門も何もなく全くのオープンで、飼っているアヒルや鶏もほぼ放し飼い状態。それでも逃げていかないんだから大したもんです。家の右側の谷沿いにコーヒーの木が植えられています。

農園に着いて簡単な朝食を取った後、9時半ごろから谷を一旦下って、また上ったところで収穫開始。こんな斜面にコーヒーの木が植えられています。あちこちにバナナの木もあります。

この方はマリアさん。小さな虫が刺すので、首回りには特に注意が必要。これがけっこう痒いし痛いんですよ。

虫よけスプレーもしたし、フードも被って万全の体制です。腰につけた小さな籠に摘み取ったコーヒーの実を入れていきます。

1時間くらいでこれだけ摘みました。けっこう重いので、いったん大きな袋に空けて軽くなったところで出直しです。

全体が赤い実だけを採るのかと思ったら、次に来るのは2週間後で、その間に熟してしまうから、ちょっと色づいていれば摘み取っていいんだそうです。
2時間くらい作業したところで雨が降り出しました。「コーヒー農家じゃないんだから、雨が降ったら中止、中止!」私が摘んだ実は、ドル換算にして1センターボくらいにしかならないそうです。これで食べていくのは大変です。

家の下側にある小屋に摘み取ったコーヒーの実を運び込みました。農園を管理してくれている男性とエドガールさんご夫妻と長男と私の5人で袋いっぱいのコーヒーを摘みました。左側にある機械の上部に実を入れます。

スイッチを入れて回転させると外側に殻が出てきて、内側に実が出てきます。

こっちが小屋の内側。白いのが実の部分。手前にあるのが摘んだコーヒーの実。

小屋の屋根の下の部分に広げて乾燥させます。雨が止んだのでこうして日に当てています。この乾燥台、うまくできていて、屋根の下に収納できるんです。

近くで見るとこんな感じです。

この方がエドガールさん。小屋の横に大きな豆の木があって、そのさやをマチェテ(鉈みたいなもの)で切って中身を取り出しました。

大きなさやには、こんな大きな実が入っています。おいしいんだそうです。
ここで事件勃発! なんと、飼っているニワトリが大ネズミに襲われて、首をかまれて瀕死状態。しばらくすると動かなくなりました。私たちの横で、管理の男性がさっさと毛を抜き、さばいています。もしかして昼食に出てくる?
準備された昼食には、ちゃんと肉になって収まっていました。あ~~~。鶏肉が嫌いとは言えず、仕方がないので、死にそうになりながら口に入れました。どうやってもおいしくないんですよ。私の口に入るトリはかわいそうですよね。

テーブルの左側がマリアさん。右側がエドガールさん。向かいがジェフェルソンくん。彼は障害があって、養護学校に通っているそうです。この後、彼と一緒に「Sapo」(カエル)という名前のゲームを延々とやります。大きな箱の上部に3匹のカエルといくつかの穴があって、カエルの口か穴に、離れたところから大きなコインを投げ込むゲームです。交代でやるんですが、これがけっこうおもしろいんです。こんなことをしながら夕方まで楽しく過ごしました。向こうに座っているのが長男のアルベルトくん。化学を勉強しているとか。
こんな休日もいいものですね。声かければ、いつでも連れて行ってくれるそうです。
ただね~~鶏肉がね~~~。料理はどうだったと聞かれて、「おいしかった!」と答えたので、次に来た時にも鶏肉が出される可能性大。あ~~~~。
先週はサン・ホセ校に通いました。基本生徒は女子だけです。リブレ校と比べるとかなり静かな感じです。カトリックの学校なので神への祈りの賜物だろうということでした。先生たちのストはまだ続いています。断続的ですが。火曜日にもアパートの前の通りでデモ行進がありましたし、金曜日にリブレ校に行った時は、ストの影響で時間短縮になり、生徒たちは早々と下校しました。先生たちはほとんどいないし、来ている子も少なかったんですけどね。ストに参加するのはいいんだけど、教科の進度が遅れた分は自分で取り返さなければならないから大変だと言っていました。私は来ている子たちに算数の指導です。エドガールさんに聞いた話ですが、平和のためにゲリラには月1600000ペソも出すのに、先生たちにはどんなに持ち帰り仕事をしても月1000000ペソちょっと。物価上昇に給与アップが追いつかない。今年はまだベースアップさえなされていないのです。政府は聞く耳を持たないんだよと言っていました。
5月31日からボゴタでの研修が始まります。6月2日には活動の中間発表をしなければなりません。カウンターパートのマルタさんと一緒にスペイン語での発表です。パワーポイント資料はすでに送りました。あとは、発表用の原稿をチェックして時間内に収まるよう練習です。次回はそのご報告をしますね。
これがエドガール一家の農園の家。左側の道路を通って向こうからここまでやってきました。門も何もなく全くのオープンで、飼っているアヒルや鶏もほぼ放し飼い状態。それでも逃げていかないんだから大したもんです。家の右側の谷沿いにコーヒーの木が植えられています。
農園に着いて簡単な朝食を取った後、9時半ごろから谷を一旦下って、また上ったところで収穫開始。こんな斜面にコーヒーの木が植えられています。あちこちにバナナの木もあります。
この方はマリアさん。小さな虫が刺すので、首回りには特に注意が必要。これがけっこう痒いし痛いんですよ。
虫よけスプレーもしたし、フードも被って万全の体制です。腰につけた小さな籠に摘み取ったコーヒーの実を入れていきます。
1時間くらいでこれだけ摘みました。けっこう重いので、いったん大きな袋に空けて軽くなったところで出直しです。
全体が赤い実だけを採るのかと思ったら、次に来るのは2週間後で、その間に熟してしまうから、ちょっと色づいていれば摘み取っていいんだそうです。
2時間くらい作業したところで雨が降り出しました。「コーヒー農家じゃないんだから、雨が降ったら中止、中止!」私が摘んだ実は、ドル換算にして1センターボくらいにしかならないそうです。これで食べていくのは大変です。
家の下側にある小屋に摘み取ったコーヒーの実を運び込みました。農園を管理してくれている男性とエドガールさんご夫妻と長男と私の5人で袋いっぱいのコーヒーを摘みました。左側にある機械の上部に実を入れます。
スイッチを入れて回転させると外側に殻が出てきて、内側に実が出てきます。
こっちが小屋の内側。白いのが実の部分。手前にあるのが摘んだコーヒーの実。
小屋の屋根の下の部分に広げて乾燥させます。雨が止んだのでこうして日に当てています。この乾燥台、うまくできていて、屋根の下に収納できるんです。
近くで見るとこんな感じです。
この方がエドガールさん。小屋の横に大きな豆の木があって、そのさやをマチェテ(鉈みたいなもの)で切って中身を取り出しました。
大きなさやには、こんな大きな実が入っています。おいしいんだそうです。
ここで事件勃発! なんと、飼っているニワトリが大ネズミに襲われて、首をかまれて瀕死状態。しばらくすると動かなくなりました。私たちの横で、管理の男性がさっさと毛を抜き、さばいています。もしかして昼食に出てくる?
準備された昼食には、ちゃんと肉になって収まっていました。あ~~~。鶏肉が嫌いとは言えず、仕方がないので、死にそうになりながら口に入れました。どうやってもおいしくないんですよ。私の口に入るトリはかわいそうですよね。
テーブルの左側がマリアさん。右側がエドガールさん。向かいがジェフェルソンくん。彼は障害があって、養護学校に通っているそうです。この後、彼と一緒に「Sapo」(カエル)という名前のゲームを延々とやります。大きな箱の上部に3匹のカエルといくつかの穴があって、カエルの口か穴に、離れたところから大きなコインを投げ込むゲームです。交代でやるんですが、これがけっこうおもしろいんです。こんなことをしながら夕方まで楽しく過ごしました。向こうに座っているのが長男のアルベルトくん。化学を勉強しているとか。
こんな休日もいいものですね。声かければ、いつでも連れて行ってくれるそうです。
ただね~~鶏肉がね~~~。料理はどうだったと聞かれて、「おいしかった!」と答えたので、次に来た時にも鶏肉が出される可能性大。あ~~~~。
先週はサン・ホセ校に通いました。基本生徒は女子だけです。リブレ校と比べるとかなり静かな感じです。カトリックの学校なので神への祈りの賜物だろうということでした。先生たちのストはまだ続いています。断続的ですが。火曜日にもアパートの前の通りでデモ行進がありましたし、金曜日にリブレ校に行った時は、ストの影響で時間短縮になり、生徒たちは早々と下校しました。先生たちはほとんどいないし、来ている子も少なかったんですけどね。ストに参加するのはいいんだけど、教科の進度が遅れた分は自分で取り返さなければならないから大変だと言っていました。私は来ている子たちに算数の指導です。エドガールさんに聞いた話ですが、平和のためにゲリラには月1600000ペソも出すのに、先生たちにはどんなに持ち帰り仕事をしても月1000000ペソちょっと。物価上昇に給与アップが追いつかない。今年はまだベースアップさえなされていないのです。政府は聞く耳を持たないんだよと言っていました。
5月31日からボゴタでの研修が始まります。6月2日には活動の中間発表をしなければなりません。カウンターパートのマルタさんと一緒にスペイン語での発表です。パワーポイント資料はすでに送りました。あとは、発表用の原稿をチェックして時間内に収まるよう練習です。次回はそのご報告をしますね。