コロンビアの学校には朝の会も帰りの会もありません。Consuelo校では、教室の鍵は担任が持っていて、朝授業が始まる時に開けられて、やっと教室に入れます。日本のように昇降口があって靴を上履きに履き替えて教室に向かうなんてことはなく、直接中庭側にあるドアから教室に入ります。はじめの頃は6時45分始まりでしたが、やっと時間割が確定して、1校時は7時から8時まで(朝の会など無しで、いきなり授業が始まるんですよ)、2校時は8時から9時まで。そのあと30分休みがあってその時に飲み物とちょっとしたおやつや果物などが配られます。3校時は9時半から10時半、4校時は10時半から11時半、5校時は11時半から12時半となっています。でも12時くらいになると授業になりません。なぜかというと1年生から順番に一番奥にあるレストランでランチタイムが始まるからです。お弁当を持ってきている子もいるのですが、大部分がそこで食べています。小さい子たちはお昼ご飯をどうするんだろうなあと思っていたのですが、そこはちゃんと準備されていました。失礼しました。午後も1時半から2時間(6校時と7校時)、3時半まで授業が組まれているので、小さい子どもたちには本当に負担が大きいと思います。
1年生の1週間の各教科の授業数は、音楽-5時間、ダンス-5時間、理科-3時間、国語(Castellano)-6時間、社会-2時間、体育-2時間、英語-3時間、情報-1時間(なにやるんでしょうね?)、宗教-1時間、道徳(倫理)-1時間、算数-6時間、計35時間です。日本と違って、1校時はまるまる60分。おまけに各教科のほとんどが2時間続きで授業が組まれています。音楽とダンスは専門の先生が来て授業をしています。朝と昼の2部制が多い中、全日制になっているのは珍しいんですよ。でも各学年2クラスあって、それが40人近い生徒数となると、もう大変。学年が上がるとそこまでの差はなくなりますが、1年生には5歳~7歳で入ってきますから、字が読めない、自分の名前が書けない、長時間ちゃんと座っていられない…教室内はてんやわんやです。机はちゃんとありますが、体に合っていないので、椅子に座っても足が床にちゃんとつきません。鉛筆は削られていない、家で復習なんて「なにそれ?」状態。鉛筆の削りカスは床に平気で落とす、食べたものはその辺に散らかしている。そんな中で、今週も先生たちと協力しながら算数の授業を進めました。
「6~10の数」の授業。1年B。ジョカスタ先生。実は、赤い丸のカードを忘れたので、青いのを絵の上に貼って数を確認しています。これ全部作ったんですよ。左側の模造紙の絵も描きました。子どもたちには具体物が必要です。1年Aは1人用の机なんですが、1年Bは2人用の机です。
1~10の数字の勉強が終わって、最後にパーティー会場にあるおやつや飲み物の数を絵グラフにしているところです。できあがったグラフで、どれが一番多いか、少ないか、同じ数のものはあるのかなど、比べます。こっちは1年A。
先生が数のカードを見せて、生徒が机の上にその数だけ赤いマルのカードを並べます。この子が持っている封筒は折り紙で作りました。中にカードが10枚入っています。とても丁寧に扱ってくれて、ほぼ全員がちゃんと並べることができました。教材・教具づくりには時間がかかりますが、一度作れば何回も使えます。コロンビアで手に入るものを使って作っています。こんな教具を使ってこんなふうにやるんだというのを見てもらうのが狙いです。板書にも気を使っています。少しずつ少しずつです。
レストランでの昼食風景。ちゃんとした給食でしょ?
明日から息子と9日間の旅行です。アルメニア→ボゴタ→ラ・パス(ボリビア)→ウユニ。ウユニ塩湖を堪能して、ラ・パス経由でペルーのクスコ・マチュピチュへ。その後リマに移動してナスカ見学。3月6日に戻る予定です。ラ・パスもウユニも3600mくらいあります。アルメニアが約1700mで、ボゴタが約2700m。1000mずつ高くなります。少しずつ体を慣らしていかないと高山病になってしまいます。マチュピチュでは、30年前に行けなかったワイナピチュ登山も予定しています。あそこはボゴタより標高が低いのでそんなに大変ではないはずです。でも細心の注意が必要。次回の報告をお楽しみに!
あ、そうそう。黄熱病第3報です。結局、イエローカード提示義務は完全になくなって、提示を推奨するとのことです。流行している地域に行く方は接種しておく方が安全ですよ! 息子は、ポルトガルのリスボンからボゴタを経由してボリビアに入るので、全く問題ありません。
1年生の1週間の各教科の授業数は、音楽-5時間、ダンス-5時間、理科-3時間、国語(Castellano)-6時間、社会-2時間、体育-2時間、英語-3時間、情報-1時間(なにやるんでしょうね?)、宗教-1時間、道徳(倫理)-1時間、算数-6時間、計35時間です。日本と違って、1校時はまるまる60分。おまけに各教科のほとんどが2時間続きで授業が組まれています。音楽とダンスは専門の先生が来て授業をしています。朝と昼の2部制が多い中、全日制になっているのは珍しいんですよ。でも各学年2クラスあって、それが40人近い生徒数となると、もう大変。学年が上がるとそこまでの差はなくなりますが、1年生には5歳~7歳で入ってきますから、字が読めない、自分の名前が書けない、長時間ちゃんと座っていられない…教室内はてんやわんやです。机はちゃんとありますが、体に合っていないので、椅子に座っても足が床にちゃんとつきません。鉛筆は削られていない、家で復習なんて「なにそれ?」状態。鉛筆の削りカスは床に平気で落とす、食べたものはその辺に散らかしている。そんな中で、今週も先生たちと協力しながら算数の授業を進めました。
「6~10の数」の授業。1年B。ジョカスタ先生。実は、赤い丸のカードを忘れたので、青いのを絵の上に貼って数を確認しています。これ全部作ったんですよ。左側の模造紙の絵も描きました。子どもたちには具体物が必要です。1年Aは1人用の机なんですが、1年Bは2人用の机です。
1~10の数字の勉強が終わって、最後にパーティー会場にあるおやつや飲み物の数を絵グラフにしているところです。できあがったグラフで、どれが一番多いか、少ないか、同じ数のものはあるのかなど、比べます。こっちは1年A。
先生が数のカードを見せて、生徒が机の上にその数だけ赤いマルのカードを並べます。この子が持っている封筒は折り紙で作りました。中にカードが10枚入っています。とても丁寧に扱ってくれて、ほぼ全員がちゃんと並べることができました。教材・教具づくりには時間がかかりますが、一度作れば何回も使えます。コロンビアで手に入るものを使って作っています。こんな教具を使ってこんなふうにやるんだというのを見てもらうのが狙いです。板書にも気を使っています。少しずつ少しずつです。
レストランでの昼食風景。ちゃんとした給食でしょ?
明日から息子と9日間の旅行です。アルメニア→ボゴタ→ラ・パス(ボリビア)→ウユニ。ウユニ塩湖を堪能して、ラ・パス経由でペルーのクスコ・マチュピチュへ。その後リマに移動してナスカ見学。3月6日に戻る予定です。ラ・パスもウユニも3600mくらいあります。アルメニアが約1700mで、ボゴタが約2700m。1000mずつ高くなります。少しずつ体を慣らしていかないと高山病になってしまいます。マチュピチュでは、30年前に行けなかったワイナピチュ登山も予定しています。あそこはボゴタより標高が低いのでそんなに大変ではないはずです。でも細心の注意が必要。次回の報告をお楽しみに!
あ、そうそう。黄熱病第3報です。結局、イエローカード提示義務は完全になくなって、提示を推奨するとのことです。流行している地域に行く方は接種しておく方が安全ですよ! 息子は、ポルトガルのリスボンからボゴタを経由してボリビアに入るので、全く問題ありません。