タイトルのTallerを辞書で調べると、仕事場とか工房とか実習室などという訳が出てきます。コロンビアでは、研修会という意味で使います。
先週20日(金)に、Quimbayaの先生たち対象に昨年この地域だけやり残していた四則計算の研修を行いました。ここでも立式がうまくできない先生が多くみられました。四則計算は、以前ご紹介したので今回はパス。
今週はCircasiaのLibre校で、月曜日-1年生担任、火曜日-2年生担任、水曜日-3年生担任、木曜日-4年生担任、金曜日-5年生担任、と、毎日対象を変えて、ここまでに作り上げた教師用指導書と教科書(まだ印刷配布できておらず、それぞれがグーグルドライブに保存してあるファイルからダウンロードして使います)の1学期分の中から、指導が難しそうな授業を取り上げて、模擬授業をしながら、改善点などを検討していくやり方で進めました。毎日12時半から5時半まで、途中おやつ休憩を若干入れながら、ほぼぶっ通しで研修します。6時までやった日もありました。前半は私の模擬授業。+αで、JVが提案模擬授業を行ったり、キンディオ県のコーディネーターが提案したりするパターン。後半は教材づくりです。
先生方の学ぼうとする意欲は半端ではありません。全員が、いい授業をしたい、子どもたちを伸ばしたい、そのためにはどうすればいいか、必死に考えているのがビシバシと伝わってきます。こちらも手抜きはできません。教材、教具、板書と綿密に計画して準備して臨みました。といっても実際には参加した先生方の助けを借りながらなので、気楽に楽しみながらできました。カウンターパートのMarthaさんに聞くと、以前はこんな風ではなかったと。少しずつ少しずつ変わってきたと言っていました。ここまで来るのに、どれだけの努力があったのかと、胸が熱くなる思いです。
(1年生)「Composición y Descomposición del 9」(いくつといくつ-9)
板書はこんな感じ。全部手作りです。といっても、画像はネット上で探せるし、パソコンで作れるものも多いので楽ですよ。最初に本物のマンダリン・オレンジを9個見せて、実際に分けてもらいました。もちろん終わった後、一緒に食べました。

赤丸の数カードづくり。この一式があると、とっても便利。作ったカードを透明シートでコーティングすると、マジックで上に書いても消せるので便利です。
(2年生)「Pictogramas y tablas」(表とグラフ)

まず好きな遊びの枠に、自分の絵を描いて貼り付けます(絵グラフ)。それを表やグラフにしていきます。絵を描いて貼るところは特に大うけ。

2年生は時計作り。楽しそうでしょ?
(3年生)「Determinar cuántas veces una cantidad está contenida en otra」(何倍にあたる数を求める問題)

終わったところで、Marthaさんが従業の進め方について解説しているところ。

この日はもう1つ。繰り下がりがある3桁のひっ算について。掛け算九九表を作る予定だったんですが、時間切れ。実物を見せて使い方をみんなで検討しました。掛け算九九のやり方は今後も議論を続けていかなけfればなりません。
(4年生)「Problema de comparación de cantidad」(比較)

一番高いタワーの高さが90m。タワーの高さは商業ビルの3倍。商業ビルは小学区の2倍。では、小学校の高さは?

角度の説明に使う教具です。鋭角、直角、鈍角…ストローと用紙とホッチキスと糊があればすぐできます。
(5年生)「Volumen y Proporción」(体積と比例)

底面は、よこ5cm×たて4cm。高さが1cm増えると体積はどうなるか? 先生方は「直方体Paralelepipedo」という名前を知りませんでした。四角柱という扱いです。面白いですね。

教具づくりはこれ。竹ひごと粘土を使った立体づくり。三角すいもあっという間に作りました。
「早く帰って授業をしたい」とは、先生方の声。嬉しいですね。
月曜日は複式学級担任対象です。地方の小さな学校では、1人で全学年を教えています。どうもっていくか、頭が痛いところです。
そうそう、火曜日から日曜朝(今朝)まで、メデジンのシュハリでお世話になった千恵さんが遊びに来ていて、水曜日には3年生担任研修に参加してくれました。その時の写真がこれです。真ん中が私。右側が千恵さん。左側はJVの山田さん。彼も提案授業したんですよ。頑張ってます!

先週20日(金)に、Quimbayaの先生たち対象に昨年この地域だけやり残していた四則計算の研修を行いました。ここでも立式がうまくできない先生が多くみられました。四則計算は、以前ご紹介したので今回はパス。
今週はCircasiaのLibre校で、月曜日-1年生担任、火曜日-2年生担任、水曜日-3年生担任、木曜日-4年生担任、金曜日-5年生担任、と、毎日対象を変えて、ここまでに作り上げた教師用指導書と教科書(まだ印刷配布できておらず、それぞれがグーグルドライブに保存してあるファイルからダウンロードして使います)の1学期分の中から、指導が難しそうな授業を取り上げて、模擬授業をしながら、改善点などを検討していくやり方で進めました。毎日12時半から5時半まで、途中おやつ休憩を若干入れながら、ほぼぶっ通しで研修します。6時までやった日もありました。前半は私の模擬授業。+αで、JVが提案模擬授業を行ったり、キンディオ県のコーディネーターが提案したりするパターン。後半は教材づくりです。
先生方の学ぼうとする意欲は半端ではありません。全員が、いい授業をしたい、子どもたちを伸ばしたい、そのためにはどうすればいいか、必死に考えているのがビシバシと伝わってきます。こちらも手抜きはできません。教材、教具、板書と綿密に計画して準備して臨みました。といっても実際には参加した先生方の助けを借りながらなので、気楽に楽しみながらできました。カウンターパートのMarthaさんに聞くと、以前はこんな風ではなかったと。少しずつ少しずつ変わってきたと言っていました。ここまで来るのに、どれだけの努力があったのかと、胸が熱くなる思いです。
(1年生)「Composición y Descomposición del 9」(いくつといくつ-9)
板書はこんな感じ。全部手作りです。といっても、画像はネット上で探せるし、パソコンで作れるものも多いので楽ですよ。最初に本物のマンダリン・オレンジを9個見せて、実際に分けてもらいました。もちろん終わった後、一緒に食べました。
赤丸の数カードづくり。この一式があると、とっても便利。作ったカードを透明シートでコーティングすると、マジックで上に書いても消せるので便利です。
(2年生)「Pictogramas y tablas」(表とグラフ)
まず好きな遊びの枠に、自分の絵を描いて貼り付けます(絵グラフ)。それを表やグラフにしていきます。絵を描いて貼るところは特に大うけ。
2年生は時計作り。楽しそうでしょ?
(3年生)「Determinar cuántas veces una cantidad está contenida en otra」(何倍にあたる数を求める問題)
終わったところで、Marthaさんが従業の進め方について解説しているところ。
この日はもう1つ。繰り下がりがある3桁のひっ算について。掛け算九九表を作る予定だったんですが、時間切れ。実物を見せて使い方をみんなで検討しました。掛け算九九のやり方は今後も議論を続けていかなけfればなりません。
(4年生)「Problema de comparación de cantidad」(比較)
一番高いタワーの高さが90m。タワーの高さは商業ビルの3倍。商業ビルは小学区の2倍。では、小学校の高さは?
角度の説明に使う教具です。鋭角、直角、鈍角…ストローと用紙とホッチキスと糊があればすぐできます。
(5年生)「Volumen y Proporción」(体積と比例)
底面は、よこ5cm×たて4cm。高さが1cm増えると体積はどうなるか? 先生方は「直方体Paralelepipedo」という名前を知りませんでした。四角柱という扱いです。面白いですね。
教具づくりはこれ。竹ひごと粘土を使った立体づくり。三角すいもあっという間に作りました。
「早く帰って授業をしたい」とは、先生方の声。嬉しいですね。
月曜日は複式学級担任対象です。地方の小さな学校では、1人で全学年を教えています。どうもっていくか、頭が痛いところです。
そうそう、火曜日から日曜朝(今朝)まで、メデジンのシュハリでお世話になった千恵さんが遊びに来ていて、水曜日には3年生担任研修に参加してくれました。その時の写真がこれです。真ん中が私。右側が千恵さん。左側はJVの山田さん。彼も提案授業したんですよ。頑張ってます!