2016年07月

 今日は、午後バスを乗り継いて、ボゴタ市のやや南にあるボリーバル広場周辺を散策してきました。この辺りには国会の建物や大統領官邸などが集まっています。警備兵の若者たちはみんな親切です。大統領官邸の前で記念撮影! その後、黄金美術館の前にあるアビアンカのビルの23階にあるエメラルド美術館を見学しました。入館料は5,000ペソ。日本円にして150円くらい。美術館内部は一部を除いて撮影禁止ですが、窓の外を撮影するのはOKです。
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ボリーバル広場
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左:国会の建物(Sede SAdministrativa del Congreso)
右:大統領官邸(Palacio de Nariño)
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大統領官邸の前で。思わずピースしてしまった! 失礼しました。旅コアラはみんなを笑顔にします。
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エメラルド美術館の窓から見たボゴタ市の様子
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ボゴタ市の様子-その2.ビル群の向こう、山への斜面に家がびっしり建ち並んでいます。

 せっかく国の中心部にやってきたので、国歌をご紹介しましょう。「Himuno nacional de la Republica de Colombia」you tubeで、動画検索してみてください。コロンビアの国の様子がとてもよくわかります。ちなみにこの映像は、毎日朝と夕方の6時にテレビで放送されています。
そうそう、日本の「サスケ」が、こちらで「ninja」とタイトルを変えてそのまま放送されています。もちろんナレーションも選手プロフィールもスペイン語になっていますが。

 今日は、コロンビアの独立記念日のため、語学スクールはお休みです。毎日いっぱいいっぱいなので、今日は脳の開放日。

 朝10時ごろから午後1時ごろまで、カレーラ68(carrera 68/南北にのびた通りに、東の山側から順に番号を振っています。だから東から68番目の通りの意味)のシモン・ボリーバル公園の辺りで、軍隊や警察官のパレードが行われました。空には戦闘機やヘリコプターが隊列を組んで飛んでいきます。私はSV仲間と一緒に市内バスを乗り継いで会場近くまで行き、そこからは徒歩でパレードの側までたどり着きました。私たちが見たのは騎馬隊。パレードが通った後には馬糞が残されています。両脇は見物の人でいっぱい! あれ?隙間があるなと思うと、やっぱり糞が積み重なっているところでした。。
 この辺りには軍関係の施設がたくさんあります。通りのあちこちに警備のP.M.(Polocía Militar)が立っています。「写真撮っていい?」と聞くと、いつも快くOKしてくれます。ボゴタの人々は総じて小柄です。警備に当たっているP.M.のお兄さんたちも小柄で若く、親切です。
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 パレード見学の後は、近くの植物園で一息。ボゴタは車の排気ガスの不完全燃焼のためか、とても息苦しい感じがします。高地だから特にそうなのでしょうか。植物園の中は酸素でいっぱい。久しぶりに酸素を思い切り吸い込みました。緑のありがたさを感じます。日本は暑い夏ですね。ボゴタは、ちょっと肌寒い。こんな格好でちょうどいいんですよ。
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 今週のスペイン語のクラスは、接続法バリバリで、午前、午後の各2時間集中するのがやっとの状況でした。午前のクラスで、Intentalo Caritoという2人のグループが歌っている「¡qué dificil es hablar español!」というタイトルの歌がとっても面白い! 他にも「¿Hafta cuándo?」も面白い!みなさん、ぜひこのタイトルでインターネット検索して聞いてみてください。ちなみに、Haftaというのは口内炎のことで、Hastaとひっかけたおふざけ要素が強い歌です。ぜひ!

 ところで、今日はSV仲間2人とボゴタ(bogotá)郊外のシパキラ(zipaquirá)という小さな町にある塩の大聖堂に行ってきました。ホテルから少し歩き+トランスミレニオ(Trans Milenio)という2ないしは3連結バスに乗ってポルタル・ノルテ(Portal Norte)まで約1時間。そこから路線バスに乗り換えてシパキラまで約40分。トランスミレニオは1回どこまで乗っても2000ペソ(日本円で70円弱)、シパキラまでは4800ペソ(日本円で約160円)です。コロンビアでこれが高いのか安いのか、まだ感覚がつかめていません。

 シパキラでバスを降りて、少し歩くと町の中央広場に面して大聖堂があります。その後、塩の大聖堂(Catedral de sal)がある丘までもうひと歩き。ものすご~く深くて広い岩塩の採掘跡に聖堂がいくつもいくつも作られています。スペイン語案内ツアーに交じって見学して2時間くらい地中にいました。地上から3層、そこからさらに地中深くエッフェル塔がすっぽり入るくらいの竪穴が何本も掘られています。みなさん、ボゴタに来られる際はぜひここをはずさないように! 必見です。

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入口。ここから丘に登ります。
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地下ツアー最初のモニュメント。立っているのは私ですが、よく見えない?
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十字架が11続きます。
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手前の旅コアラが大きいからわかりにくいけど、奥の空間はものすご~く広いです。
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これ塩でできているんですよ。









スペイン語のクラスが始まりました。午前2時間、お昼休みをはさんで午後2時間。午前と午後の講師は別々です。いずれも女性。説明も何もかもすべてスペイン語。宿題もたっぷり。う~~ん、がんばらねば。南米はvosotros(2人称複数)は使わないからと、駒ヶ根の語学訓練では省いていたのに、講師はめいっぱい使っていますし、そもそもスペインのテキストを使っているから、そこにもしっかり使われています。でも、覚えられてラッキーかも。
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7月9日(土)
モンセラーテの丘に登ってきました。ものすごく急角度のロープウェイで上まで行くと、教会があります。そこからのボゴタ市の眺めはほんとうにすばらしい! 富士山の8合目くらいの高さです。教会に入ると、横になったキリスト像が正面に飾られていました。
この高度にもかかわらず、たくさんのレストランや土産物屋さんがあり、水道が届いています。トイレももちろん水洗。技術力に驚かされます。
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中央の井戸-後ろを向いてにコインを投げて入ると願いがかなうそうです。



 ボゴタに着いて1週間が過ぎようとしています。
 ホテルは、1LDKで、調理器具や食器もついています。毎朝新聞も届けられます。朝食付きで、とても快適。
 到着翌日(金)は、午前中、ホテルの斜め前にあるボゴタ・トレード・センター7階にあるJICAコロンビア支所で支所長面談、と着任時オリエンテーション、安全対策オリエンテーション。常に危険回避を心掛けねば。昼食後は銀行で小切手の現金化。日本と比べて驚くほど時間がかかります。それから徒歩10~15分のところにある連絡所に行って利用説明を受けました。連絡所は来年3月で閉じられるとのこと。経費削減のため仕方ないのでしょう。
 翌日から3連休。初日の土曜日は、その連絡所で、ボゴタ在住のJV、SVの皆さんが私たち新人のための歓迎会を開いてくださいました。なんて心強い!
 日曜日はSV数名で「黄金美術館」見学。日曜日は入館料無料です。とても繊細な金細工の品々は、すばらしいの一言です。行動は慎重に! 月曜日は、先輩SVの方のご自宅を見せていただきました。住居探しの参考になります。
 週明け火曜日は、大統領府国際協力局と在コロンビア日本大使館への表敬訪問。その間にコロンビアの銀行開設手続き。そして今日水曜日は、午前中セルヒオ・アルボレダ大学の語学スクールでスペイン語語学レベルチェックテストがあり、それをもとにクラス分けがありました。いよいよ明日から語学のレッスン開始です。う~ん、楽しみ!
 
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最初の昼食

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黄金博物館の展示(撮影OK)




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