2016年06月

 今夜10時55分、コロンビアに向けて出発します。成田発、パリ経由ボゴタ行。30日午後に到着です。

 何がどこにあるかわかるように、いろいろと掃除して片付けして、東京都や中野区への表敬訪問を終え、友だちと会ったりして本当にばたばたの毎日でした。次はボゴタから。お楽しみに!

 小椋知子です。東京都中野区在住。JICAシニア海外ボランティア(SV)、28年度1次隊、小学校教育(算数)。任地は南米コロンビアのアルメニア市。家族と離れて単身赴任。どこまで続けられるかわかりませんが、コロンビアから不定期に発信していくつもりです。

 30年前、青年海外協力隊に昭和61年度1次隊で同じく南米パラグアイに小学校教諭という職種(理科)で参加しました。仕事はハードでしたが、パラグアイ特有のユルさはあるものの、職場も同僚もホームステイ先も、人々も自然も食べ物もすばらしかった! 私は助けられてばかりでした。帰国後、同期の仲間たちとは、ずっと折に触れ集まっては飲んで騒いで、ほとんど家族ぐるみで付き合ってきました。かけがえのない仲間です。
 今年還暦を迎える私。あの経験をもう一度とSV参加を決意しました。この機を逃したらこの先いつ実現できるかわからない。そう思って、去年4月から家の近くにある目白大学エクステンションセンターのスペイン語中級講座を受講し、何とか最低ラインの検定をクリアして秋募集に応募。ちなみにコロンビアもパラグアイもスペイン語の国です。しばらく現場を離れていたので心配しましたが、2月1日に無事合格が出ました。嬉しかった!
 派遣前訓練は4月7日から5月11日まで長野県駒ヶ根市にあるJICA駒ヶ根訓練所で5週間、語学を中心として行われました。過ぎてみればあっという間。JOCV150名弱とSV30名弱が一緒に生活します。朝の集い、体力維持活動、ランニングも一緒。シニアは体力に応じて加減してました。30年前は渋谷区にある広尾訓練所で、何かと誘惑が多かったけれど、駒ヶ根は雄大な自然の中、隔離された世界だし、広尾の10人部屋と違って個室で、環境は抜群。何より没頭して学べることが嬉しかったし、多くの仲間を得ました。よく「今時の若いもんは…」なんて言うけど、彼らがどんなにがんばっているか見せてあげたいくらい。SVは一足先に訓練を終え、4週間自宅にて語学のWebレッスン。語学に自信がない者にとってはひたすら「継続は力なり」とがんばるしかない! 
 明日は東京都、明後日は中野区へ表敬訪問の予定。出発は6月29日です。


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駒ヶ根の春2016


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小椋さんちの人気者パペットのコアラ(別名:トラベリング・コアラ)







 
 

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