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【芸能・社会】

涙、苦悩…TOKIO謝罪会見 それぞれのコメント

2018年5月3日 紙面から

◆長瀬智也「被害者特定する人が出ないことを…」

 被害に遭われた方、被害者のご家族の方々、僕らでも想像ができないようなつらい気持ちにさせてしまい、大変申し訳なく思っています。自分が事を知ったのは、他のメンバーと同じタイミングでした。正直、ショックという気持ちが強かったです。お酒のせいにしてしまったり、「ここに戻ってきたい」という発言も、彼の甘さがにじみ出ていたような気がします。被害者の方に純粋な気持ちがあったと思うと、胸が苦しいです。被害者の方を責めたり、特定する人が出ないことを心から願っています。

◆国分太一「見捨てることはできません」

 まずは被害に遭った方、そのご家族に同じグループのメンバーとして謝罪させていただきます。正直、ここ数日複雑です。「もし自分の場所があるのであれば」という言葉を、もはやどう聞いていいのか分かりません。手を差し伸べてしまいそうになることもあります。山口が辞表を出した時、何が起きたか分かりませんでした。辞表を認めるべきだと思いますが、受理したとしても、僕は山口を見捨てることはできません。彼が被害者の方とどう向き合っていくのか、見続けなきゃいけないと思っています。

◆松岡昌宏「甘えの根源だったらなくなった方が」

 被害をお受けになった方、ご家族の方、TOKIOを支えてくださった関係者の方々、ファンの方々、本当に申し訳なく情けない気持ちでいっぱいです。「TOKIOに戻りたい。俺にはTOKIOがある」。もし彼の中にある甘えの根源がTOKIOだったとしたら、そんなTOKIOは一日も早くなくした方がいいと思いました。その一方、ありがたいことに番組継続、お仕事継続のお声を頂いたとき、今僕ら4人ができることをしっかり果たすことがプロなのではないかと、そのはざまで闘っています。

◆城島茂「いろんな声を受け止めていきたい」

 被害に遭われた方、ご家族の皆さまにメンバーとして心より深くおわび申し上げます。山口の責任はTOKIOみんなの責任。全員で謝罪会見を開かせていただくのが、優先じゃないかという結論に至りました。「1人は5人のため、5人は1人のため」。そんな思いで23年間突っ走ってきました。この先どうするかは答えは出ていませんが、できることをしっかりやっていくしかない。TOKIOって甘い、メンバー全員甘い…いろんな声があると思っております。それを含め全員受け止めていきたいと思います。

 

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