【芸能・社会】フジ「限界団地」に個性派ズラリ 足立梨花、迫田孝也、山崎樹範2018年5月4日 紙面から
6月2日にスタートする佐野史郎(63)主演のフジテレビ系オトナの土ドラ「限界団地」(東海テレビ制作、土曜午後11時40分)の共演陣が決まった。足立梨花(25)、迫田孝也(41)、山崎樹範(44)ら個性派ぞろい。ハマリ役の競演となりそうで、恐怖の心理サスペンスを一気に盛り上げる。 ドラマの舞台は団地。かつて「夢のニュータウン」と呼ばれ、住民同士が密接な関係にあったが、今は互いが無関心。ある日、一人の老人・寺内誠司(佐野)が幼い孫娘とともに団地に引っ越してきた。自らが幸せな少年時代を過ごした思い出の団地に戻ってきたのだ。穏やかな笑顔を見せる寺内の入居を機に、不可解な出来事が次々と起こる。寺内の孫娘へ注ぐ異常な愛情、古き良き団地への執着。住人を巻き込みながら、狂気の物語が展開する。 足立は寺内の隣人で専業主婦の桜井江理子役。良き母で妻だが、自己主張が苦手で主婦仲間からはいじめに近い扱いを受け、夫の不倫に気づきながら何も言えない。 足立と初共演する佐野は「足立さん以外にこの役を演じる方が思い浮かばないくらいぴったり」と期待を寄せる。足立は「小さいころに見てきた団地の奥さま方を思い出しながら、団地の妻を演じることにリアリティーを持って演じたい」と意気込む。迫田は江理子の夫でサラリーマンの高志役。団地内でいち早く寺内に不信感を抱く。山崎は無気力なフリーターで自治会長を押しつけられている金田哲平役。自分の利益のためならなんでもする小悪党で、ドラマの鍵を握る。ほかに江波杏子(75)、朝加真由美(62)らが出演する。
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