挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
黒の召喚士 ~戦闘狂の成り上がり~ 作者:迷井豆腐

最終章 黒女神編

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
532/532

第518話 スマザードメイト

 ―――中央海域

 それぞれが異なる得物を扱う10機ものロイヤルガード、シュトラは戦況を見ながらその全てを操り、トリスタンに打撃を与えようとしていた。だが、トリスタンの騎乗するディマイズギリモットはその度に口から超音波の壁を作り出して、攻撃をロイヤルガードごと押し出して妨害行動を行う。その効果範囲は最大で大怪鳥の周囲全域にまで及ぶ事が分かっており、10機全てが総攻撃を仕掛けたとしても、トリスタンにまで刃が届く事はなかった。

 一方でトリスタンの攻撃手である鏡のゴーレム、タイラントリグレスの攻撃が上手く行われているかと問われれば、こちらも攻めあぐねていた。タイラントリグレスの体は強大であり、能力だけでなくそのパワーも凄まじい事が窺えたが、何分動きが遅過ぎたのだ。シュトラ達が乗るのは、最大息吹ブレスからそれなりに時間が経過し、疲れが癒えてアズグラッドによる底上げまでもが加わった氷竜王サラフィアだ。竜形態のサラフィアはダハクと同じくらいのサイズで、こちらも竜としてはかなりでかい。それでも前述の要素もあって俊敏性は何ら損なわれておらず、迂闊な攻撃はできないものの、振るわれる拳は容易に回避していた。

「一進一退、膠着状態が続きますね! 聡明なシュトラ様の次の一手は何ですかな?」
「………」
「ほう、長考とは光栄の至り。それでは、こちらから仕掛けさせて頂きましょう!」

 妙なテンションなトリスタンは、シュトラの沈黙を見るなり更にハイに。互いに盤上遊戯が趣味という点が重なってなのか、その様は立ち振る舞い云々を抜きにしても、この戦いを心の底から楽しんでいるようでもあった。

「ギリィ、タイラントリグレス! 貴方達の真の力を、悪しき血族達にお見せなさい!」

 トリスタンの高らかな宣言に呼応するように、一応の人型を保っていたタイラントリグレスがキュインと電子的な音を響かせた。やがてその鏡の体が、バラバラに分解される。

「ああっ? 勝手にぶっ壊れたのか!?」
「たぶん違うわ。クロトみたいに体を分けたのよ」
「ご名答! 見事正解されたシュトラ様には、これをプレゼント致しましょう!」

 ―――パチン。

 トリスタンがわざとらしく指を鳴らす。合図に従い、彼の足下に控えるディマイズギリモットがこれまでとは異なる音波を発し、更には幾百ものパーツとなって飛翔する鏡の大群が周囲を遊泳する。

「―――っ!」

 その光景に何かを感じ取ったシュトラが両手を大急ぎで引き、トリスタンの近くにいたロイヤルガード達を後方へと退避させる。魔糸に追従するロイヤルガードの一団であるが、10機のうち2機が特にトリスタンに近い位置にいた為、行動が僅かに遅れてしまった。

 大怪鳥から放たれたのは、集束された特殊な超音波。拡散するのではなく、方向を限定して放つ事で威力を増強させたそれらが、幾本の線となってランダムに放たれて行く。飛んだ先には展開された鏡が待ち構えており、迫り来る超音波の塊と衝突。ぶつかったエネルギーの塊は肥大と加速の追加要素をプラスされ、またあらぬ方向へと反射されていく。そして、その先々にも鏡があり、繰り返すは反射、反射、反射――― その過程で運悪く通り道に重なってしまったのは、先ほどの逃げ遅れたロイヤルガードだった。

 まるで見えない大槍に貫かれるようにして、胴体に風穴を開けられる姫君の護り手達。ゴーレムの耐久性などはなから眼中になかったのか、その攻撃はいとも簡単に装甲を崩壊させ、尚も反射と増強を繰り返す。鏡の内側は恐るべき威力を持った弾丸が飛び交うフィールドと化し、その中枢にてトリスタンは優雅に両手を広げ構えていた。

「如何ですかな? これぞ攻防一体の我が領域、何人たりとも立ち入る事は敵いません。この手は考えていましたかな、シュトラ姫?」
「………」

 シュトラは何も答えない。するとすれば、アズグラッドとサラフィアにごにょごにょと何か耳打ちをするだけだ。

「―――良いでしょう。氷王の神槍ファーレンハイトオーディン

 シュトラの指示に従い、サラフィアが魔法を詠唱する。輝く氷の息吹がアズグラッドの持つ焔槍へと降り掛かり、槍を中心に螺旋を描くが如く纏われる。竜の炎を吐き出すアズグラッドの槍に、氷竜王の支援により氷の力を融合。炎と氷が渦巻く魔槍がここに完成した。

(なるほど、槍による物理攻撃、炎と氷の魔法で同時攻撃か! 確かにそれなら、あの鏡野郎もどうにかなるかもな!)

 ニヤリと歯を見せながら笑うアズグラッドは、融合した魔槍をトリスタンへと向けて構える。サラフィアの方も、今にもそちらへと飛び出すかのように、かなり前のめりな姿勢になっていた。

「……些かそれは、早計な手ではありませんか?」
「お兄様、構わないで!」
「おう、行くぜっ!」

 竜騎士の号令に伴い、サラフィアが猛烈な勢いで突進。アズグラッドの槍先は、トリスタンの作り出したフィールドの外周を取り巻くタイラントリグレスへと向いていた。スピードが乗る毎に槍の炎と氷が猛烈に唸り出し、獲物を呑み込まんと牙を形成する。

「下策にもほどがありますな」

 興醒めするようにその言葉を吐いたトリスタンが、パチンと再び指を鳴らした。タイラントリグレスの一部が反応して、保っていた領域の一部をずらす。否、正確には反射させる筈だった音波を躱して、散々強化を繰り返した攻撃の1つをシュトラ達に向かわせたのだ。

 もう何度反射をさせて強化されたのかも分からない大怪鳥の音波は、限界を超えた速度の凶弾となって襲い掛かる。レベルが上がり以前と比較できないほど強くなったシュトラの目でも、それは追える速度ではなかった。突貫するサラフィアがそれを回避するのは更に難解な事であり、音波の塊は彼女の足を通り抜け、ロイヤルガードと同様に体を構成する分子を崩壊させる。

「まずは定石通り、足に当たりました。さて、次はどこに当たる事やら」

 パチンパチンと指を鳴らす毎に放たれる凶弾の嵐。足の次はサラフィアの腕を、翼を――― 巨大な竜が大空から失墜すれば、それに騎乗する者達に次の矛先が向けられるは明白だった。

「―――あ」
「呆気ない最後でした。私としても残念極まる最後です」

 青い空、青い海に挟まれて、シュトラとアズグラッドの鮮血が舞った。銃弾を浴びせられるにしては大き過ぎる風穴が、幼いシュトラの体中に開けられる。トリスタンの周りを飛び交っていた残弾全てが吐き出された時、偉大なる血を継ぐ兄妹の面影は微塵も残されておらず、残骸だけが海面へと落下していった。

「私が唯一恐れた化け物も、これで終いですか。実に呆気ない…… いえ、思い通り過ぎる?」

 トリスタンが顎に手を当てた瞬間、彼方より爆音が轟いた。出でるは炎と氷の息吹ブレスの一斉放射。そして発射場所にいるのは見間違えようもなく、サラフィアの背より焔槍をぶっ放すアズグラッドの姿だった。

「フッ、嫌な予感とは当たるものですね!」
「その割には嬉しそうじゃねぇか、この野郎がっ!」

 姿を消せるのならば、その逆も然り。先ほど突貫したサラフィア達の姿は、シュトラがA級青魔法【偽者の霧フォルスフォッグ】で生み出した気配ある偽物。偽者を突貫させると同時に諜者の霧サグフォッグを自身に使用する事で、アズグラッド達は音波の嵐を逃れ、全く予想していなかったこの位置より攻撃の準備をしていたのだ。

「ですが、その攻撃は直線過ぎますね! タイラントリグレス!」
「だよなぁ! 脳筋な俺もそう思うぜ! だからよぉ、ダハクっ!」

 放たれた息吹ブレスを鏡の盾を終結させて防御しようとしたトリスタンに対し、アズグラッドはかつての相棒の名を叫んだ。

「おう、時間稼ぎご苦労さん! とっておきのが出来上がったぜ!」
書籍版『黒の召喚士』最新刊、6月25日発売予定です。

評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた

 ◆書籍⑨巻5月25日発売! コミックヴァルキリーにて漫画版連載中です◆ ニートの山野マサル(23)は、ハロワに行って面白そうな求人を見つける。【剣と魔法のファ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全197部分)
  • 21495 user
  • 最終掲載日:2018/04/24 21:00
LV999の村人

 この世界には、レベルという概念が存在する。  モンスター討伐を生業としている者達以外、そのほとんどがLV1から5の間程度でしかない。  また、誰もがモンス//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全373部分)
  • 22073 user
  • 最終掲載日:2018/05/01 21:00
進化の実~知らないうちに勝ち組人生~

柊誠一は、不細工・気持ち悪い・汚い・臭い・デブといった、罵倒する言葉が次々と浮かんでくるほどの容姿の持ち主だった。そんな誠一が何時も通りに学校で虐められ、何とか//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全120部分)
  • 24051 user
  • 最終掲載日:2018/04/23 23:06
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

◆カドカワBOOKSより、書籍版13巻+EX巻、コミカライズ版6巻発売中! アニメBDは2巻まで発売中。 【【【アニメ版の感想は活動報告の方にお願いします!】】//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全576部分)
  • 34013 user
  • 最終掲載日:2018/04/29 21:20
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全315部分)
  • 34742 user
  • 最終掲載日:2018/04/28 18:00
異世界迷宮で奴隷ハーレムを

ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全221部分)
  • 24659 user
  • 最終掲載日:2017/11/30 20:07
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~

 書籍化決定しました。GAノベル様から三巻まで発売中!  魔王は自らが生み出した迷宮に人を誘い込みその絶望を食らい糧とする  だが、創造の魔王プロケルは絶望では//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全223部分)
  • 24481 user
  • 最終掲載日:2018/03/30 19:25
レジェンド

東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1721部分)
  • 28732 user
  • 最終掲載日:2018/05/04 18:00
境界迷宮と異界の魔術師

 主人公テオドールが異母兄弟によって水路に突き落されて目を覚ました時、唐突に前世の記憶が蘇る。しかしその前世の記憶とは日本人、霧島景久の物であり、しかも「テオド//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1462部分)
  • 25545 user
  • 最終掲載日:2018/05/04 00:00
失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~

とある世界に魔法戦闘を極め、『賢者』とまで呼ばれた者がいた。 彼は最強の戦術を求め、世界に存在するあらゆる魔法、戦術を研究し尽くした。  そうして導き出された//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全190部分)
  • 25371 user
  • 最終掲載日:2018/04/18 01:33
異世界転移で女神様から祝福を! ~いえ、手持ちの異能があるので結構です~

 放課後の学校に残っていた人がまとめて異世界に転移することになった。  呼び出されたのは王宮で、魔王を倒してほしいと言われる。転移の際に1人1つギフトを貰い勇者//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全203部分)
  • 28751 user
  • 最終掲載日:2018/04/30 00:00
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部分)
  • 27756 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00
奪う者 奪われる者

佐藤 優(サトウ ユウ)12歳  義父に日々、虐待される毎日、ある日 借金返済の為に保険金を掛けられ殺される。 死んだはずなのに気付くとそこは異世界。 これは異//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全250部分)
  • 22354 user
  • 最終掲載日:2018/05/03 18:00
賢者の孫

 あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。  世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全130部分)
  • 28574 user
  • 最終掲載日:2018/04/28 22:33
成長チートでなんでもできるようになったが、無職だけは辞められないようです

 俺、一之丞は就職100連敗、さらに記録更新中の無職だった。  面接に向かう途中、トラック事故に巻き込まれ、あえなく死亡。  そして、女神から常人よりも400倍//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全224部分)
  • 22444 user
  • 最終掲載日:2018/05/02 17:12
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全303部分)
  • 28095 user
  • 最終掲載日:2016/01/01 00:00
異世界はスマートフォンとともに。

 神様の手違いで死んでしまった主人公は、異世界で第二の人生をスタートさせる。彼にあるのは神様から底上げしてもらった身体と、異世界でも使用可能にしてもらったスマー//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全468部分)
  • 21802 user
  • 最終掲載日:2018/05/04 13:47
二度目の人生を異世界で

唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。 「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」 これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全402部分)
  • 27940 user
  • 最終掲載日:2018/04/23 12:00
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全537部分)
  • 24759 user
  • 最終掲載日:2018/02/03 23:34
マギクラフト・マイスター

 世界でただ一人のマギクラフト・マイスター。その後継者に選ばれた主人公。現代地球から異世界に召喚された主人公が趣味の工作工芸に明け暮れる話、の筈なのですがやはり//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1872部分)
  • 21929 user
  • 最終掲載日:2018/05/04 12:00
ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-

世界最強のエージェントと呼ばれた男は、引退を機に後進を育てる教育者となった。 弟子を育て、六十を過ぎた頃、上の陰謀により受けた作戦によって命を落とすが、記憶を持//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全180部分)
  • 26327 user
  • 最終掲載日:2018/03/17 16:22
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全286部分)
  • 25349 user
  • 最終掲載日:2015/04/03 23:00
金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~

『金色の文字使い』は「コンジキのワードマスター」と読んで下さい。 あらすじ  ある日、主人公である丘村日色は異世界へと飛ばされた。四人の勇者に巻き込まれて召喚//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全824部分)
  • 25842 user
  • 最終掲載日:2017/12/24 00:00
盾の勇者の成り上がり

盾の勇者として異世界に召還された岩谷尚文。冒険三日目にして仲間に裏切られ、信頼と金銭を一度に失ってしまう。他者を信じられなくなった尚文が取った行動は……。サブタ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全877部分)
  • 20918 user
  • 最終掲載日:2018/05/01 10:00
二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む

魔王を倒し、世界を救えと勇者として召喚され、必死に救った主人公、宇景海人。 彼は魔王を倒し、世界を救ったが、仲間と信じていたモノたちにことごとく裏切られ、剣に貫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全147部分)
  • 24325 user
  • 最終掲載日:2018/05/01 14:42
とんでもスキルで異世界放浪メシ

※タイトルが変更になります。 「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」 異世界召喚に巻き込まれた俺、向//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全417部分)
  • 30694 user
  • 最終掲載日:2018/04/30 23:22
再召喚された勇者は一般人として生きていく?

異世界へと召喚され世界を平和に導いた勇者「ソータ=コノエ」当時中学三年生。 だが魔王を討伐した瞬間彼は送還魔法をかけられ、何もわからず地球へと戻されてしまった//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全413部分)
  • 22298 user
  • 最終掲載日:2018/04/15 11:00
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~

地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。 運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。 その凡庸な魂//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全363部分)
  • 26000 user
  • 最終掲載日:2018/01/07 20:00