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1721話
レイが魔法……罠を解除する為に有用な『薄き炎』という魔法があると口にしたのは、洞窟の中に仕掛けられた糸の罠をビューネが解除してから、二十分程が経ってからのことだった。
幾つかの罠を解除したビューネが、若干疲れた様子を見せたからだ。
当然のように、それは体力的な疲れという訳ではなく、精神的な疲れを意味している。
罠の解除というのは、当然のようにかなり集中して行う必要があり、精神的な消耗が激しい。
だからこそ、レイはビューネに魔法を使って代わりをするかと言ったのだが……
「ん!」
意外なことに、レイの申し出を真っ先に却下したのはビューネ本人だった。
どういう意味だ? とレイが視線でヴィヘラに尋ねる。
そんなレイの様子に、ヴィヘラは笑みを浮かべながら口を開く。
「一度の実戦は、数ヶ月の訓練に匹敵する……って話はよく聞くでしょ? もっとも、その辺りの日数はそれこそ人によって大きく変わるけど」
「そうだな。……つまり、ビューネがやってるのはそれと同じってことか?」
「そうなるわね。ビューネは、盗賊としてはかなりの戦闘力を持っているわ。けど、肝心の盗賊の技術という点においては、決して腕が悪い訳じゃないけど、良い訳でもない。……言ってみれば、平均的な技量ね」
今のビューネは、傍から見れば戦闘に特化した盗賊といったところだろう。
別にそれは悪い訳ではないし、同じようなスタイルの盗賊は他にも多くいる。
だが、ビューネは自分を戦闘に特化した盗賊だとは思っていない。
いや、そのように思われているし、現状ではそれも仕方がないと理解はしているのだが、それでもビューネは自分を戦闘だけに特化している訳ではない……それこそ、盗賊としての技能もきちんと持っている普通の盗賊でありたいと思っている。
そんなビューネにとって、このような場所で罠を発見したり解除したりといった経験は、何にも勝る財産となる。
だからこそ、レイが一気に魔法で罠を解除するかという言葉を拒否したのだ。
「どうするの? レイがパーティリーダーなんだから、レイが決めてちょうだい」
「そう言われてもな……」
マリーナにどうするのか決めろと言われたレイは、無表情ながら自分に視線を向けているビューネを見て……やがて、頷く。
「分かった。別に急いでこのダンジョンを攻略しないといけない訳でもないしな。暫くはビューネに任せる。ただし、あくまでも暫くだぞ」
レイ個人としてはともかく、紅蓮の翼というパーティ全体の利益を考えた場合、ビューネの盗賊としての技術が上がるというのは、何も困ることはない。
……もっとも、少しでも早くダンジョンんを攻略して、ギルムにいる妻の下に戻ることを期待しているレリューにしてみれば、若干の不満はあったようだが。
それでも、今回はあくまでも助っ人という立場である以上、レイの言葉に異を唱えるようなことはなかった。
(シュミネ……悪い、帰るのは遅くなりそうだ。それでも、何とか冬になるまでには帰るからな)
そう嘆くレリューだったが、今日ここで一時間や二時間無駄にしだところで、それは誤差でしかないと、そう気が付くのはいつになるのか。
妻のことになると色々な意味で振り切れてしまうレリューだけに、最後まで気が付かない可能性の方が高かったが。
「ん!」
肝心のビューネは、レイの言葉に嬉しそうな雰囲気で微かに口元が弧を描くいていつものように一言だけを告げると、そのまま周囲のあるかもしれない罠を調べ始める。
他の者達も、ビューネの行動に付き合うと決めたからには特に文句を言うようなこともなく、ゆっくりと周囲の様子を探りながら進むビューネの後を追う。
そのまま進むこと、一時間ほど。
途中で幾つかの罠を解除しつつ、レイ達の姿はまだ洞窟の中にあった。
そろそろガメリオンの季節だということで、レイはミスティリングの中からガメリオンの串焼きを取り出し、食べる。
当然のように、レイがガメリオンの串焼きを食べていればセトも食べたいと喉を鳴らし、他の面々もそれに興味を持つ。
「これが去年のガメリオンなんだから、参るわよね」
塩だけという極めてシンプルな味付けの串焼きではあったが、ガメリオンの肉の味を引き出すという点では、シンプルなだけに非常に美味だ。
肉の脂と塩。
この二つが口の中で組み合わさることにより、一口だけでは足りず、もう一口、まだ足りずにもう一口。更に足りず、もう一口。
そうして気が付けば、串に刺さっていた肉は全てが消え失せ、残っているのは串だけとなってしまう。
「アイテムボックスか。羨ましいな。それがあれば、食べ物が腐るとかないんだろ? それに、今まで食べた料理の件とかも考えると、皆が欲しがるのは当然だな」
こちらもまた、ガメリオンの串焼きを食べながら、レリューが呟く。
ソロで活動しているレリューにしてみれば、アイテムボックスは非常に羨ましい代物だろう。
そんなレリューに、レイは不思議そうな表情を向ける。
「レリューも異名持ちの高ランク冒険者なんだ。マジックバッグとかマジックポーチとかは買えるだろ?」
アイテムボックスの簡易量産型ともいえるマジックアイテムは、非常に高価ではあるが、異名持ちの冒険者であればそれを買うのは難しくはない。
異名持ちというのは、それだけの能力を持っているのだ。
だが、そんなレイの言葉に、レリューは首を横に振る。
「俺もちょっとは考えてみたんだが、収納しても時間が経過するんじゃな。レイみたいに、シュミネに作って貰った出来たての料理を入れておいても、すぐに冷めてしまうだろ。それはちょっと勿体なさすぎる。折角のシュミネが作ってくれた料理は、美味いうちにくいたい」
「そこが基準かよ」
思わずそう突っ込んでしまったレイだったが、誰もそれを責めることは出来ないだろう。
「別に温かい料理に拘らなくても、サンドイッチとかならいいんじゃない?」
「それは俺も考えた。考えたけど……どうしても、サンドイッチだけだと飽きるだろ」
「ふーん。愛する奥さんの作ってくれた料理なのに、飽きるんだ。レリューの愛ってその程度のものなのね」
「っ!?」
ヴィヘラの言葉に、レリューの動きが止まる。
「俺の……俺の愛がその程度? いや、まさか。俺は世界で一番シュミネを愛してるんだ。なら……シュミネの料理なら、何だって美味く感じられる筈だ。それは間違いない」
「なら、別にアイテムボックスじゃなくても問題ないじゃない。サンドイッチとかなら、場所は取るかもしれないけど、そこまで重くないんだから」
「いや、けど……どうせなら、シュミネの料理は温かいスープとかも食いたいと思っても、当然じゃないか?」
「その辺はしょうがないでしょ。どうしても……本当にどうしても温かい料理を食べたいのなら、それこそシュミネだっけ? レリューの奥さんを冒険者にして、一緒にパーティを組むしかないでしょ」
「そんな真似、出来る訳ねえだろ」
一瞬の検討すらせず、レリューは即座にヴィヘラの言葉を却下する。
当然だろう。レリューの妻のシュミネは、元冒険者といった訳ではなく、ごく普通のギルムの住人だったのだから。
……もっとも、他の街や村の者達にしてみれば、ギルムの住人というだけで、ある意味特別扱いの対象になったりもするが。
何しろ、ギルムというのはこれ以上ないくらいの辺境に存在する場所で、ギルムについてよく知らない者にとっては、そこに住んでいるというだけで特殊な存在と認識されることも珍しくはない。
だが、実際にはギルムに住んでいても、特に他の街に住んでいる者達と変わらない、普通の一般人にすぎない。
辺境のギルムであるが故に、セトのような存在をすぐに受け入れるだけの器の大きさは持っていたが。
「じゃ、諦めなさい。サンドイッチだけでも、十分に嬉しいんでしょ?」
「それは否定しない。……ん?」
ヴィヘラとのやり取りをしていたレリューだったが、ふとビューネのいる方に視線を向けると、驚くように告げる。
「へぇ……見ろよ。あんな罠も解除してるぜ、お前達のところの盗賊」
そう言ったレリューの視線の先では、上から鋭い刃……それこそ長剣の柄のないような、そんな刃が降ってくるという罠をビューネが解除し、その刃を集めているところだった。
集めた刃がどこに行くのかは、それこそ考えるまでもないだろう。
「ん!」
刃で手が切れないように注意しながら、ビューネはレイに集めた刃を渡す。
レイも特に気にした様子がなく、その刃を受け取り、ミスティリングに収納する。
ビューネが自分で罠を解除して得た刃である以上、この刃はビューネのものだ。
短いやり取りではあったが、それは前提での話だった。
……もっとも、レイにしてみればビューネがあの刃をどう使うのか、若干気になってはいたのだが。
ビューネの戦闘は、基本的に速度を重視しての戦いだ。
短剣や長針、今は使っていないが、以前はクロスボウを使ってもいた。
そうである以上、長剣の刀身そのものといった刃をどう使うのかは、レイ以外にもそんな疑問を持つ者はいる。
「ねぇ、ビューネ。あの刃はどういう風に使うつもりなの? もしよかったら、教えてくれる?」
「んー……ん!」
即座にヴィヘラに返事をするビューネだったが、そのやり取りを見ていたレイは、ビューネが何を言っているのかは分からない。
だが、ヴィヘラは当然のように、その話の内容を理解していた。
「ギルムに戻ったら、売るらしいわよ?」
「……そっちか」
何故先程のやり取りでそうなるのかはレイにも分からなかったが、ともあれ刃の使い方は理解した。
(一応、俺達と行動を共にするようになってからは、別に金に困っていたりはしていない筈なんだけどな)
それでも刃を売るというのは、もしかしたらビューネは金に困っているのだろうか。
そう思うレイだったが、この現状でそれを聞くのはどうかという思いもある。
結局それ以上は聞くこともないまま、再びレイ達は進み始めた。
「ビューネ、罠を発見したり、解除する速度が上がってるように思えない?」
洞窟の地面を見ながら移動するビューネを眺めつつ、マリーナがそう告げる。
そう言われてレイがビューネの方を見てみると、若干……それこそ言われてみれば、という程度ではあったが、ビューネの動きが速くなっているように思えた。
今回の行動で、劇的なまでにビューネの盗賊としての技術が上がっている訳ではないが、それでも徐々にではあるが、確実にその技術は上がっていることの証明だった。
(やっぱり、何事も実戦が一番大きいんだよな。……だからって、訓練を疎かにしても良い訳じゃないだろうけど)
そう思いながら、レイはヴィヘラの方を見る。
レイ達との模擬戦を好んで行うヴィヘラだったが、それも一応は訓練に入るのではないかと、そう思った為だ。
ただ、ヴィヘラの場合は模擬戦を訓練ではなく、自分の戦闘欲を満たす為に行っているという方がただしい。
趣味が仕事になった……という話を聞くことは多いが、それと同じようなもなのなのだろうかと、そう考える。
実際、レイの考えは決して間違っている訳ではない。
少なくても、レイ本人はそう思っていた。
「何? どうかした?」
そんなレイの視線にヴィヘラは当然気付く。
想い人からの視線なのだから、ただでさえ他人からの視線に敏感なヴィヘラが、それに気が付かない筈がない。
ただ、ダンジョンの中で何かヴィヘラが期待しているようなことがある訳がないというのは、容易に予想出来ていたが。
そして事実、レイはそんなヴィヘラの期待しているような言葉を口にはしなかった。
「いや、何でもない。ただ、ビューネを見ていると、今度からは戦闘訓練だけじゃなくて、盗賊としての訓練もさせた方がいいかと思ってな」
咄嗟に口にした言葉だったが、それは意外な程に的を射た表現だった。
ビューネの戦闘訓練については、レイやエレーナといった面々も付き合ってはいるが、やはり一番多く付き合っているのはヴィヘラだ。
これはビューネとの付き合いが一番長いということもあるし、戦闘を好むヴィヘラの気性――この場合は性癖と表現すべきか――にも合っていた。
「そうね。……戦闘訓練だけだと、今はいいけど、盗賊としていずれ伸び悩むことになるのは目に見えているわ。誰か、盗賊に師事した方がいいんでしょうけど。……誰か、腕の立つ盗賊に。知り合いがいる?」
「……俺の交友関係を知った上で言ってるのか?」
基本的に人付き合いの苦手なレイは、狭く深い関係を好む。
結果として、評判等でレイのことを知っている者は多いが、レイが知っている相手というのはそう多くはない。
結局、そんなレイにヴィヘラは呆れの視線を向けながら、ビューネに盗賊の技術を教える相手をどうやって探すかで悩むのだった。
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