クレジットカードは様々な支払いに対応することから非常に便利なカードですが、利用限度額が設定されているため、この限度額を超えた支払いは基本的に行うことができません。

例えば50万円の限度額で既に40万円の利用をしており、20万円の商品をクレジットカードで購入しようとしても、限度額オーバーとなって利用が不可能となります。

ネットショッピングで使用すれば、オーソリが取れずに他の支払い方法などを提示されることになります。

限度額を超えたからといってカード会社からデメリットを受けるようなことはなく、利用分の引き落としが行われれば再び限度額までの支払いが可能となります。

また、公共料金などの支払いに利用しており、前述の流れで15万円の支払いが必要になった場合、実は限度額には余裕がもたせてあり、定期的に支払うようなものは、限度額をある程度は越えて利用できるようになっています。

つまり、40万円と公共料金の15万円で55万円となっても、カード会社によっては超えた分もそのまま決済されます。

いくらまで超えられるかはカード会社の裁定となるので分かりませんが、多くは1割ほどの余裕が作られているようです。

また、どうしても限度額を超えて利用したい場合は、支払うべきである40万円のうち、10万円でも前払いをすれば決済されて数日後には利用が可能となります。

クレジットカードの限度額を超えても使えるのかどうか

クレジットカードには予め限度額が設定されており、当初は申込時に当人が申請した限度額を設定されます。

常識外れの限度額ではカード会社に再設定されますが、常識の範囲内であれば問題なく設定されるはずです。

そして利用限度額が例えば20万円で設定されていた場合、ネットショッピングで25万円の商品を購入すると、限度額オーバーとなって別の支払い方法を求められるようになります。

設定されていた金額を上回るので、当然のような対応となりますが、実は限度額には多少のゆとりが作られており、22万や23万あたりまでは限度額を超えても利用できるようになっています。

この数字はカード会社によって違うのですが、例えばクレジットカードで光熱費や家賃を支払っており、引き落とし前にネットショッピングで限度額いっぱいまで買い物をしていた場合は、利用枠を超えて自動で引き落としが行われるようになります。

事前にカード会社に登録された利用料金であれば間違いなく引き落としを行ってくれるので、公共料金などの支払いは気にする必要はありません。

ただし、どの程度のオーバーを許容するのかはカード会社や利用者の信用の属性によるため、過度のカード利用は注意しなくてはいけません。

クレジットカードの限度額を超えてもカードを使いたい場合

クレジットカードには限度額があります。これは、クレジットカードを申し込むときに、クレジットカード会社により決定されます。

いわゆるキャッシング限度額とは異なり、申し込み時には基本的に利用者が額を希望するものではありません。

自分の限度額を知りたいときは、月額いくらまでということが紙やwebの明細に書いてあるはずです。

この毎月の限度額とは、誤解している人も多いのですが、カレンダーのひと月毎ではありません。

また例えば口座からの引き落としが毎月10日である場合、前の月の11日からその月の10日までの1ヵ月間に使用した分でもありません。

使ったあと、まだ口座から引き落とされていない金額の合計です。

例えば25日締めで翌10日引き落としの場合は、ある月の9日の時点では、先々月の26日から当月の9日までに使った分がまだ引き落とされていないはずです。限度額からその額を差し引いた額だけが、9日当日に使える額となります。

さて、もし限度額を超えても使いたい場合は、クレジットカード会社に相談してみましょう。

金額や何のために使いたいかを聞かれると思います。今までの使用状況や支払いに延滞がなかったかなどが確認されますが、意外とすんなりと一時的な限度額アップが認められることも多いです。

クレジットカードの限度額が超えて使えなくなったらどうすればいいか

クレジットカードには限度額があります。もちろんその人の支払い能力や今までの使用状況、延滞がないかなどによりますから、同じカードでも人によって全く異なります。

まさに、クレジットの名のごとく、その人の信用状況そのものとも言えます。

さて、限度額を超えると、口座引き落としの日がやってくるまではそれ以上使えなくなります。

しかし、場合によっては高額な買い物をしたい場合もありますね。良くあるケースでは、結婚式、新婚旅行などの海外旅行、宝飾製品、クルマ、家具などの購入が挙げられます。

こういう場合、前もって限度額を引き上げる依頼をクレジットカード会社にしてみましょう。これは別に裏技でも秘策でもなんでもなく、クレジットカードのパンフレットなどにもその旨が書かれていると思います。

使いたい金額を伝えます。このとき、買いたいものの金額を伝えるのではなくて、今の限度額をいくらにしたいかのを伝えたほうが分かりやすいです。

そのためにも、今の自分の限度額がいくらかを知っておきましょう。

また、今現在、あるいは通常いくらくらいは使っていて、限度額まであといくら残っているのかも把握しておいたほうがよいです。でないといくら増額すればよいのか分かりません。

あとは、目的を聞かれます。ごまかしてもどうせ後から分かることで、後々心証的に良いことは何もありませんから、正直に言ったほうがよいでしょう。