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【芸能・社会】

TOKIO、4人できょう会見 山口達也は起訴猶予処分

2018年5月2日 紙面から

 東京地検は1日、自宅で女子高校生に無理やりキスしたなどとして、強制わいせつ容疑で書類送検された人気グループ「TOKIO」の山口達也(46)を起訴猶予処分とした。

 関係者によると、山口は大筋で容疑を認め、女子高校生側は被害届を取り下げたとみられる。

 これを受けてTOKIOのメンバー4人が、きょう2日、東京都内で会見することが決まった。国分太一(43)は1日、MCを務めるTBS系「ビビット」で「近く4人で会見をしまして、改めて被害者の方、ご家族の方におわびをさせていただきたいと思います」と山口をのぞく4人で会見する意向を示していた。

 国分は先月30日の同番組でも「数日の間でメンバーといろいろ話さないといけない」と山口の謹慎を受けてグループの考えをまとめる必要性を口にしていた。また、城島茂(47)は、「グループのリーダーとして恥ずかしい限りです」とした上で、「ほかの4人に『こうなりました、申し訳ございません』というのが筋。それも何も言わず、謝罪会見でその気持ちを吐露する。本当に、裏切りですよね」と怒りを隠さなかった。4人で話し合った結果、今後の活動はどうなるのか。注目の会見となりそうだ。

 山口は書類送検が明らかになった直後の4月26日に記者会見し、芸能活動を無期限謹慎すると明らかにした。会見に同席した弁護士によると、自宅で1人で飲酒中に高校生に連絡し、自宅に誘った。

 事件を受け、NHKは山口が司会を務める教育番組の放送を当面中止すると発表。TOKIOが出演するテレビCMの放送中止も決まるなど影響が広がっている。

◆ジャニー喜多川社長が謝罪コメント「信頼回復に全力尽くす」

 TOKIOが所属するジャニーズ事務所とジャニー喜多川社長は1日、連名でコメントを発表した。

 まず、山口が起こした事件の被害者と家族、ファン、関係各位に謝罪した上で、「事件の事実並びにことの重大さには変わりございません」。今後、「全員がそれぞれの立場で信頼回復に全力を尽くす覚悟です」。

 そして、TOKIOについては、「彼らが、まず何をすべきか、これからをどうしていくか、彼らが考えて決めていくことを受け止めます」として、「私自身は全ての所属タレントの『親』としての責任を負いながら今後も彼らが“ひと”として成長できますよう、支援し続けて参る所存でございます」とつづった。

 

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