「平和で平穏で楽しい生活が一番!」 今はアンチ超保守&安倍政権の立場から、mew基準の(時に偏向した?)視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書いています。写真は溺愛馬トロットスター
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史上最悪の野党だった自民党に怒!~震災対策も協力せず。国会対応も嫌がらせに終始
これは、12月15日、2本めの記事です。
頑張ろう、東日本&ニッポン!一歩一歩、前進を。o(^-^)o
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衆院選まで、あと1日・・・もなくなってしまったのだけど。
実はこの2日ほどチョコチョコ書いていたのだが、時間不足完成に至らずアップするのをあきらめていた原稿を、急いで何とか書き上げたので、今夜のうちにアップしておきたいと思う。(・・)
先日、居酒屋談義で、こんな話が出た。
「自民党も、たった3年で与党に返り咲きか~。」「それにしても、自民党は史上最低の野党だったな~。もう少しマシな野党になるかと思っていたんだけな」
「御意!」(ドクターX風に)
「すぐにアレコレ言って、国会審議に応じられないってゴネるし。法案成立の率もヒドかっただろう。」「あれじゃあ、昔の『何でも反対』の社会党以下だよな」「結局、何人、参院問責決議を可決して、交代させたんだ?」
「特に、震災のあとの態度はヒド過ぎたよな~。もう少し震災の対応がスムーズに行かなかったのは、自民党の責任も大きいよね」「何で被災地の人や、メディアは、そのことを批判しないんだ?」
「御意、御意!」
<でも、きっと安倍自民党は、ドクターXの大門未知子と違って、「失敗します」から?(@@)>
* * * * *
mewも、このブログに何度も書いたのだけど。自民党は、本当に「史上最低の野党」だったと思っている。(-"-)
mewは、自民党が09年衆院選で負けて野党に転落した後、新しい「なるほど」と思うような野党のあり方を示し、与野党の関係を構築してくれることを期待しているところがあった。
自民党は、これまで長年、政権与党の座にあって、野党の妙なor理不尽な抵抗にあって大変な思いをした経験も多々あるだろうし。
また09年の衆院選で、議員数が1/3近くまで減る大惨敗をしたことから、その反省と党再生の姿勢を示して、国民からの信頼を取り戻すためには、「さすが自民党」と感じさせるような野党としての姿を示すことが望ましいとも思っていた。
mewがそのような期待を抱いた大きな要因の一つには、谷垣禎一氏が自民党の新総裁に就任したということもあった。
谷垣氏は、理論派&バランスがとれた政治家で(自民党の中ではmewのごヒイキ)、アニキ分の加藤紘一氏と同様、民主党議員との交流もあったようなので、「オトナの野党」or「成熟した野党」としての対応をしてくれるのではないかと思ったからだ。
実際、谷垣氏も総裁就任時には「何でも反対の野党にはならない」「政局より政策を優先し、是々非々の対応をする」という趣旨の発言して、そのような姿勢を示していたのである。(・・)
<関連記事・『夫人の訃報に接し、谷垣総裁に本意=与野党協力による震災対策を期待する』>
* * * * *
しかし、mewの期待は、あっさり破られることになった。(-"-)
よく「自分がイヤだと思うことは他人にはするな」というのだが。自民党は「自分がイヤだと思ったことを何倍にもして、他人に返す」という戦法をとり続けたからだ。(~_~;)
自民党は、この3年余り、ひたすら民主党政権を攻撃し得るネタを探しまくり、ささいなことも材料にして、民主党攻撃を展開し、国会運営や法案の審議・成立にも前向きに協力せず。
政府提出法案が自民党案と少しでも法案内容に違いがあれば、法案に反対し、修正協議にもなかなか応じないことも多かったし。
何かにつけて「それでは審議に応じられない」と審議拒否を臭わせた(実際、拒否したこともある)。また、10年以降は、問題がある言動をしたなどの理由で、次々と閣僚に対する参院問責決議を提出&可決して、「閣僚が辞任をしなければ審議に応じない」いう手法をとったため、一年に何度も国会が停滞することになったのである。(@@)
その結果、自民党政権時代は80~90%以上あった政府(内閣)提出法案の成立率が、民主党政権になってからは、50%台に低下し、戦後ワースト記録を更新することになった。(-"-)
http://p.tl/sNBl
<コチラに47年~09年までの内閣提出法案の成立率を示したグラフ&表があるのだが。(日比野庵さんより拝借)
自民党政権が衆参過半数をとっていた一党独裁体制だった時だけでなく、衆参ねじれ状態にあった89年~93年、07年~9年も80~90%台の法案成立率があったのよね。(・・)>
自民党幹部はよく、「自分たちは野党側に配慮した国会対策を行なっていたけど、民主党の国会対策が稚拙or乱暴なので、法案審議や成立に協力しづらいことが、成立率が下がる要因になっている」と主張していたのだが。
客観的に見ても、mewの目には、自民党が民主党政権打倒のために、ともかくイヤがらせをしているようにしか映らないケースが多々あったように思う。(-"-)
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自民党が、10年以降に参院問責決議を連発するようになったのも、ヒドイ戦略だった。
問責決議が参院に提出されるたびに、国会審議は閣僚の問題を追及する質疑に時間を割かれ、重要な法案の審議が実質的にストップ。しかも、自民党は問責決議が可決された閣僚が辞任しなければ審議に応じないと主張したため、結局、民主党は6人の閣僚を更迭することになったのである。
<10年に仙谷官房長官、馬淵国交大臣、11年に一川防衛大臣、山岡国家公安委員長、12年に前田国交大臣、田中防衛大臣、野田首相が参院問責決議を可決され、野田首相以外の6人は更迭されることになった。>
ちなみに、コチラ(wikipedia)で問責決議の提出がなされた過去の閣僚のリストを見ればわかるように、民主党が野党第一党だった時も何回も問責決議は出したことはあるのだが。06年以前は、可決し得る見込みがなくて、こう言っては何だが儀式のようにして出していたところがあるものだし。
07年~9年にねじれ国会になった間も、閣僚への問責はなされず。通常国会終了時に福田首相、麻生首相の問責決議が可決されたものの、2人ともそれで辞任することはなかったのだ。(~_~;)
<98年に額賀防衛長官の問責決議が可決&辞任することになったのだが。これは同氏がKSD事件で政治献金を受け取っていたことが発覚したため。(何故か、起訴をまぬがれた。)この時は、まだ公明党や自由党も賛成に回ったため可決された。この後、自民党は自自公連立政権を作ることになる。>
この参院問責決議には、何の法的拘束力もないのであるが。自民党は、これを(ある意味では)有効活用して、法的な拘束力以上のダメージを与えるために使いまくったわけで。
こちらも客観的に見れば、イヤがらせのための「悪用」に過ぎないケースが大部分を占めていたように思われる。(ーー)
~ * ~ * ~ * ~ * ~ *~
でも、mewが一番怒りを覚えている・・・いや、怒りを通り越して呆れ果て、哀しい気持ちにさえなっていたのは、自民党が、昨年の3.11の東日本大震災が起きた後、政府与党に積極的に協力する姿勢を示さなかったため、与野党で協力して迅速かつ有効な震災対策が行なうことができなかったことだ。(`´)
このことに関しては、当ブログで何回も書いているのだけど。
<関連記事・『被災者、国民そっちのけの被日本の政治に、不信任案を出したい気分』『被災者を軽視し続ける与野党の国会議員に怒! 』『大震災&原発事故からの1年を振り返って~政治不信を招いた与野党議員に猛省と復興への協力を求む』などなど>
震災が起きた翌日、『東北・関東大地震について&今こそ、国民のために、民主党内も与野党も協力して活動を。 』という記事をアップしたのだが。
mewは、まさに未曾有という言葉が当てはまるような、かつて経験のない大規模な大地震&津波の被害があれだけ広い範囲で生じた上に、福島原発の事故まで起きたのを受けて、当然にして野党は政府与党に全面協力して、積極的に震災対策に当たってくれるものと思っていたのだ。(・・)
95年、自社さ政権の時に阪神大震災が起きた時も、野党は当然のようにして、震災対策に関しては、全面的に協力を行なっていたし。
それに自民党は、阪神大震災だけでなく、04年、07年に新潟中越大地震の対応も経験している上、正直なところ、自民党派の官僚や自治体、地方議員とのパイプも色々あるので、その実績や能力を活かして被災地の対策に活かしてくれれば、心強いとさえ思っていた。<また、ここで自民党が有効な活動をすれば、自民党への評価も上がるのではないかとも思っていた。>
実際、震災直後には、自民党の谷垣総裁や公明党の山口代表も、震災対策や国会対応も含め、政府与党に協力する姿勢を見せていたし。岡田幹事長も野党幹部と連絡をとって、協力の確認を得ていたはずなのだけど。
ところが、もう3月13日には『未曾有の震災で、みんなの協力が必要なのに、足を引っ張ろうとするやつらが・・・』という記事をアップしているように、早くも震災翌日ぐらいから、(今にして思えば。主に保守系、原子力ムラ系の)野党議員やメディア、反菅派のネット住民から菅批判や、政府与党に協力をとまどうような意見が見られ、首相交代を求める声まで出る始末。
<菅内閣が自衛隊員を5万人規模、さらには10万人規模で被災地に派遣したことに対しても、自民党の防衛族から批判が。(ヒゲの隊長が「領海の警備が手薄になる」とが怒っていたりして。^^;)自衛隊は、非常事態が起きた時に国民の命や生活を守るためにこそ存在して、訓練を行なっているのだし。結果的に、自衛隊への好感度や信頼感が増してよかったと思うのにね。(・・)>
* * * * *
菅首相は、与野党で震災対策に当たるために、谷垣総裁に復興担当大臣として入閣を要請するものの、自民党執行部の強い反対もあり、この要請は受け入れられず。
震災対策のために大臣の数を増やすために、内閣法の改正への協力を求めるも、これも受け入れられず。
国会対応でも、3月末に予算は成立したものの、特例公債法案などの関連重要法案には協力を得られず。むしろ対立が激化することになった。(-"-)
当時、野党議員からよくきかれたのは、「ここで菅内閣に協力すると、菅首相の手柄になって、菅政権or民主党政権の延命につながってしまう」という言葉だった。
彼らは、被災地の人たちや国民のことよりも、菅or民主党政権が延命して、自分たちの政権奪還が遠のくことを憂慮していたのである。(~_~;)
また、原発推進政策をとって来た自民党は、菅首相が東電や原発担当の閣僚の思い通りに動かないことや、脱原発政策をとろうとしたことを懸念し、「菅叩き」「菅おろし」の方向に動いたのである。(>_<)
* * * * *
mewとしては、もし野党が前向きに協力する気がないとしても、せめて3ヶ月から半年ぐらいは(本当なら1年ぐらいは)、あえて政府与党の足を引っ張ることなく、首相や関係閣僚が、できるだけ震災&原発事故対応に専心できるような状態を作って欲しかったのだけど。
自民党は、これが政権奪還するチャンスだと考えて、4月には執行部サイドが民主党の前原G(仙谷由人氏が主体)、5月には森・古賀氏などの長老派サイドが小沢Gと倒閣を画策。菅首相が、対抗手段として解散に打って出られない状況であることを見越して、ついには6月3日には、内閣不信任案を提出するに至ったのである。(゚Д゚)
<鳩山氏の行動もあって、小沢Gが翻意したため失敗に終わったけどね。(~_~;)>
この時ほどmewは、自民党だけでなく、それに協力しようとした民主党の議員に対しても、怒りや呆れを感じたことはないし。一体、日本の国会議員は何のために政治家になって国政に携わっているのかと思うと尚更に、情けなく、哀しく思えたし。そして、同時に日本の政治家や国政に対して、今までにないほど大きな不信感を抱いたところがあった。(ノ_-。)
後にTVのドキュメンタリーで、内閣不信任案が提出された日の被災地の様子を映した場面を見たのだが。被災地の人たちにとっては、過酷な避難所生活が3ヶ月も続いて心身の疲労がピークに達しつつある時期だっただけに、被災地のことはそっちのけで政局が展開されている国会の状況を見て、本当に空しい&救われないような気持ちになった人が多いのではないかと察する。(-"-)
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何度も書いていることだが。mewは、別に自分が昔から応援している菅氏がたまたま震災時に首相だったから、政府与党に協力して欲しいと思ったわけではない。
おそらくどの政党が政権の座にあったとしても、誰が首相であったとしても、あの震災や原発事故の状況を見たら、ともかく与野党で協力して早くスムーズな救済策&復興策を実行に移して欲しいと考えたであろう。
確かに菅直人氏には、それまでにも首相として色々問題があったかも知れないし。まさに未曾有の震災&津波被害&原発事故の対応に、混乱や困惑をしたり、イラ立ちも募ったりで、問題のある対応や言動をしたこともあったかも知れない。
保守系の議員や国民の中には、菅氏をサヨクだとして忌み嫌っている人も少なからずいたし。また菅氏の人格や言動を好まない人も少なくなかったことだろう。
でも、日本があのような非常事態にある中、多少のことは堪えてでも、国民のため、被災地のために、与野党で協力して対応に当たるのが、国民の代表である国会議員の最大の務め&仕事ではないかと思うし。
菅首相に足りないところがあるなら、それをカバーしてやろうぐらいの気概で、、国民のために頑張って欲しかったというのが、mewの率直な気持ちだった。(・・)
* * * * *
実は、谷垣総裁は、菅首相から入閣要請を受けた時にすぐには拒否をせず、執行部と協議を行なった上で返答するとしていた。
谷垣氏は、何らかの形で政府与党に協力したいという気持ちが強かったし。菅氏とも知らない仲ではなかったからだ。(・・)
しかし、執行部では「菅首相が直接、谷垣総裁に入閣要請をするのは失礼だ。執行部を通じての根回しが先だ。」「復興担当大臣などという軽い任を要請するのは、失礼だ」「自民党総裁が入閣して連立をするなら、他の政策も協議をして、自民党の主張も受け入れたり、重要閣僚を複数回すべきだ」「菅首相は、形だけ連立して、政権に延命をはかろうとしているに違いない」などなどの意見や批判が続出したため、入閣要請は断ることになったという。^^;
<菅首相側としては、政策は合わないところはあるものの、震災対策だけでも一緒にと思って、復興担当大臣の任命を考えたようなのだが、それがウラ目に出たようだ。(~_~;) また、当時は悠長に根回しやら政策協議やらをすることを考えている余裕もなかったというのが実情だろう。(・・)>
* * * * *
自民党は、10年7月の参院選で大勝。また9月には、尖閣諸島沖の漁船衝突事件が起きた&検察審査会の2度めの起訴相当議決が出て、小沢一郎氏が強制起訴されることに決まったことなどを機に、菅内閣&民主党の支持率が低下し始めたことから、11年春頃までに菅首相を解散に追い込もうと勢いづいていた。
しかも、3月初めには、前原外務大臣が外国人献金問題を追及され、辞任したこともあり、この調子で3月の予算審議で菅内閣への攻撃を強めようと張り切っていた時に、あの大震災&原発事故が起きたわけで。
党内では、「折角、ここまで来て、菅内閣の延命に手を貸したくはない」という考える人が少なくなかったし。早く政権を奪還して、復興利権に預かりたいと考える人たちもいたのである。(-"-)
さらに、自民党は菅首相が、福島の原発事故に直面した際に、東電や原発担当の官僚の(&米国の?)思い通りに動かなかった上、原発の安全性や管理に大きな疑問を覚え、脱原発構想を練り始めたことに危惧感を募らせるようになる。
自民党政権は、この50年以上、原発政策を推進し、いわゆる政官財&自治体で癒着する形で、原発利権を分配し合って来たわけで。もし菅首相が、国民の支持も得る形で脱原発方針を国の政策にでもしたら、トンデモない損失を被ることになるし。自民党には核武装論者や抑止力として原発の核兵器の製造能力(施設、材料、技術)を重視している議員が多いのだが、それも失うことになりかねないからだ。(-"-)
この辺りのことは『菅が落ちれば、原子力ムラの思うツボ。脱原発派をひとりでも多く当選させよう』に書いたので、詳しい経緯はそちらをご覧頂きたいのだが。
自民党は、他党の原発推進派&核武装派の保守系議員、原発に関わっている官僚、電力会社&経済団体、自治体、学者、メディアなどなどの原子力ムラの住人と結託して「菅叩き」を展開。そして、彼らの代表として、何とか早く「菅おろし」を実現して、脱原発を阻止することに力を注ぐようになった。(ーー)
<この他に菅首相が原発対策を米国に頼らなかったことや、緊急事態だとして、被災地の人たちの人権を制限してでも強引な対策をとらなかったことを批判していた人も多い。それゆえ自民党は、今年4月に発表した憲法改正案で、災害や戦争などの有事に備えた緊急事態に関する条項を設けている。ただ、人権上、この条項に関しては、問題のある規定だと批判する識者も多い。>
* * * * *
まあ、そんなこんなで、mewは、震災直後の被災地の救援&復興対策は、与野党で協力した場合に比べて、著しく遅れることになったと思うし。
その後も、民主党内の対立や自民党との政局が激化したこともあって、復興にはあまりエネルギーが注げず、被災地の人には苦労をかけたままの状態が続いており、ひとりの国民&主権者として、こんな政治情勢を築いてしまったことに対して、本当に申し訳ないような気持ちにさえなっている。_(。。)_
<もちろん民主党にもよくなかったこと、ヒドいと思ったことは、たくさんあるのよ。衆院選が終わったら、悪口を書きまくっちゃうかも。(~_~;)>
ただ、mewから見れば、下野したことにろくに反省も見せず、史上最悪の野党として、この3年間、国会や国政を混乱させ続けて来た自民党が、次の衆院選で民主党よりずっとマシだと思われてなのか、圧勝することになるのは、正直なところ、納得し難いところがあるし。
果たして、自民党が政権与党に復活した後、今度は野党とどのような関係を構築しようとするのか、また、公共事業や原発関連の利権分配をメインで考えることなく、本当に被災地の人たちや国民のためになるような震災&経済の復興対策、原発政策を行なってくれるのかどうか、しっかりとウォッチして、で言うべきことはしっかりと言っていかなければならないと思っているmewなのだった。(・・)
THANKS
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by mew-run7
| 2012-12-15 23:01
| 自民党について
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