イチロー 異例の特別アドバイザー契約の理由…マリナーズGM「彼はダライ・ラマのような存在」
「彼の現役選手としてのドアは閉じていない。今年はプレーすることはないが、来年以降プレーする可能性はある。来年の日本開幕戦でのプレーも、可能性はある」
少なくとも今季中はプレーしないこととなったが、同GMによれば試合前にはこれまで通りに他の選手たちと練習するという。遠征にも同行予定。前例のない形での特別アドバイザー契約になるが、球団側が何よりも重視したのはチーム内でのイチローの存在感と必要性だった。
「彼は我々のクラブハウスで、ダライ・ラマのような存在だ」とチベット仏教最高指導者の名前を例えに挙げた。
「ゴードンやカノでさえアドバイスを求めにいく。みんなが教えを乞いに来る存在。チームの勝利のために彼が必要だ」と続けた。
試合ではベンチには入らず、クラブハウスやビデオルームなどで状況を眺めることが多いと予想。「選手が求めてきたことに、彼なりのアドバイスをしてほしい」と技術面だけでなく、精神面での支えになることを期待した。
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