サンゴ礁に有害な日焼け止め成分、禁止法案を可決 ハワイ州

2018.05.03 Thu posted at 15:05 JST

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(CNN) 米ハワイ州議会は3日までに、サンゴ礁への有害性が指摘される成分を含んだ日焼け止めの販売を禁止する法案を可決した。成立すれば、米国では初めての措置となる。

可決された法案は、成分にオキシベンゾンとオクチノキサートが含まれる日焼け止めを、免許を持った医師の処方箋(しょほうせん)なしで販売したり流通させたりすることを禁止する内容。イゲ知事の署名で成立すれば、2021年1月1日から施行される。

非営利の学術団体によると、紫外線カット成分のオキシベンゾンとオクチノキサートは、ハワイの海洋環境に重大な被害をもたらす原因になっている。

こうした化学物質は海水浴客の遊泳や排水処理場からの排水を通じて海水に流れ込み、若いサンゴに染み込んで、白化現象を引き起こす原因になっていることが、これまでの調査で分かったという。

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