スポーツ選手もスターになればもはや公人と何ら違いがない。その一挙手一投足がメディアを通じて多くの人の目にそのまま見られてしまう。中でも選手にあこがれる子供たちはその様子をそのまま見て学ぶ。残念ながらフィールドやスタジアムの中や外で自らの問題行動に何ら罪悪感を感じない選手をこれまで数多く見てきた。飲酒運転やひき逃げ、ツイッターなどでの暴言、違法スポーツ賭博や八百長など数え上げればきりがない。
これらは結局その選手の人柄の問題だ。韓国のスポーツ選手の多くは幼い時から運動ばかりして過ごす。彼らはその実績によって自分の将来が決まるのだから、学業や人格など最初から眼中にない。その結果、彼らは完全に「スポーツ・マシーン」に転落する。コーチや指導者もそうなる選手たちを放置する。コーチたちに取っては選手をどのレベルで活躍させ、いかなる結果を残させるか、あるいはより上の舞台に上げられるかが自らの能力の証となり、それが収入の額にもつながる。だとすれば選手たちの人格など気にする暇などないだろう。もちろん多くの選手も指導者もそんな人間ばかりでないと信じたい。
プロスポーツの競技団体は毎年新人選手たちに「選手や人間としていかにあるべきか」を教えるための研修を行う。しかし三つ子の魂百までと言われるように、20歳を過ぎた若者が1日や2日の研修でその習慣を変えられるだろうか。このような教育は幼い時から行うべきだろう。
明日からは家庭の月と言われる5月だ。こどもの日の5日には子供たちが親と手をつないで野球場やサッカー場にそのつたない足取りで訪れ、選手たちのプレーを見守るだろう。そこで選手の皆さんにお願いしたい。今からでも他の選手に対する暴言や侮辱はやめにしましょう。子供たちがみているし、皆さんのご両親もみているからです。