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	子供の頃、よく使っていた赤青鉛筆。1本で赤も青も塗れて、有能な文房具だったと思うが、そんな赤青鉛筆が最近はなんと! かなりユーザーのニーズに沿った、すげえことになっていたのであった。(その様をツイートしたら、なんだかすげえバズったほどに衝撃的だったのだが)なんと、「赤:青」が「7:3」状態になっていたのであるッ…!
 
	
多摩在住のイラストライター。諸メディアにおいて、フマジメなイラストや文章を描くことを専門としながらも、昼は某出版社でマジメな雑誌の編集長をしたりするなど、波乱の人生を送った後に、新たなるありのままの世界へ。そんなデイリーポータルZでのありのままの業務内容はコチラを! 
				
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赤&青ではあるけれど、◯付けなどの使用機会的にも、基本的に赤ばかり使っていたものである。青で◯付けてもテンション下がるしね。おかげで赤ばかりが減っていき、あからさまに全然減らない不人気な青が不憫だったものである。アンドとはいえデュオにて格差はつきものなのだろう。 
そこで、どうせ使わないならもういっそ青は減らしてしまえ!という大胆かつ現実的な思惑が具現化した赤青鉛筆が、最近のコチラである。 
なんと、「赤:青」が、もともと「7:3」となっている赤青鉛筆であるッ! 
思ってたヤツと違う!と、常にイーブンなステレオタイプに縛られていた団塊ジュニアにとっては、 
ツイッターでもついバズってしまうほど、すげえ衝撃的事態なのであった。 
ではここで、我々ジャーナリストとしては、あらためて核心に迫ってみたいと思うが、それは、 その長さ! パッと見7:3だけど、実際の長さは本当に7:3になっているのだろうッ!? 気になるかと思うので、実際に測定してみたところ… 
なってた。約123㎜:約54㎜。だいたい7:3。まぁなってるよね。この現実を受け入れざるをえないのであった!! 
…と、核心に迫り終え、検体を前に途方に暮れる我々ジャーナリストだが、今度は、そもそもコレちゃんと書けるのか、その書き心地を確認してみることにした。 
そこで、また久々の再会となる、懐かしの鉛筆削りにて、 ケズケズケズ…。いざ削ると、肌が剥き出しになり、 
青のスペースの脆弱さがより際立つ。でもそんな同情は捨て去り、ちゃんと書けるのか、いざ紙に筆を走らせてみよう。 
まずは直線、うん、書きやすい。 
そして曲線、うん、書きやすい。 
滑らかなタッチも、鉛筆なりの筆感で対応可。 
こまごました部分も対応可、いいね。 
激しいタッチも対応可、いいね。 
そして着色も、ちょっとムラが出る感じが懐かしい。 
そして青の方も、ちゃんと繊細に筆を運べ、 
着色もきちんとできるのであった! 
というわけで、ふと気づくと U・S・A! U・S・A! 
なことになっていたが、実は今回のこの絵においても、赤と青の着色使用量は、期せずしてだいたい7:3を記録! (僕の加減かはさておき)やはりこの7:3は、適正な比率であることが、明らかになったのであった!!! こんな気が利いた赤青鉛筆だが、しばらく時間が経ってみたら、赤も青もいい塩梅で使われていって、とんとんで消費されていくのかどうかも、気になるところ。そこで、購入後しばらく経ってみた時点では一体どんな塩梅になっていたというのか、その全貌がコレだ!!! 
!!? NO変化! そもそもアレから一切未使用!! 
まぁ大人になると、そんな使わないよね。でもこれからの対等な調和を期待させる存在感なのでございました! というわけで、いずれにせよ全方面に有意義な進化を遂げていた最近の赤青鉛筆。みなさんもぜひ手に取ってみていただけたら幸いです。ではまた。 
			はい、以上いかがでしたでしょうか今週の「いっそ赤鉛筆でいいのでは」。そんな言葉はタブーとして、当赤青鉛筆どうぞよろしくお願いいたします。
		 
	ちなみに従来の「5:5」のもちゃんとあるのでご安心を! 
	
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