暑いのより、寒いほうが得意なうえの(@uenoyou111)です。
夏が近づくにつれ自身にとって耐え難い季節、夏がやってきます。
普段、都内と神奈川を往復することが多いのですが、都内の猛暑っぷりは異常です。ありゃとろけます。
神奈川も暑いんですけど、都内のそれはもう暖房。
誰ですか!外に向けて暖房つけてんのは!ってくらい、吹く風が熱いんですよね。
でもふと思ったんですけど、人って体の「冷え」には敏感だけど「熱」ってちょっと鈍感な気がしませんか?気付いたら熱出てたーとか。サウナはあるけど逆は見ないとか。
自分は暑さに弱いとか言ってるけど、人の構造的にどうなんだろ…と思って調べてみました( ˘ω˘)
人が温度を感じる部分
まず人が皮膚から刺激を感じ取る部分、この領域を感覚点と呼びます。
この感覚点は温点と冷点、圧点と痛点の4種類があり、分布している数もそれぞれ違い、部位によっても差が大きいようです。
これらがモザイク状に点で配置されていて、一番多いのは痛点とされています。
手の甲の感覚点の分布密度(1cm2当たりの数)は次の通りである。
- 痛点 100~200
- 圧点 20~25
- 冷点 6~23
- 温点 0~3
命に関わる部分なので痛点が圧倒的なのは納得です。しかし、見ると温点より冷点の方が多いですね。
体温が下がりすぎないようにしている
人体はかなり効果の高い冷却システムが備わっていると言われています。
人体には最大で1 時間に1500グラムもの大量の汗をかく能力が備わっている。1時間に1500グラムの水が蒸発してくれれば、気化熱でおおむね1000W の熱を捨てることができる。
同記事内ですが、これには祖先が持久力で勝負し、生存競争に打ち勝っていたのでは、という記述があります。
人類の故郷であるアフリカでは500万年前ごろから気候の乾燥化が進み、当初は湿潤なジャングルであった地域が乾燥したサバンナに変化した。食料豊富なジャングルでノンビリ暮らしていた人類の祖先は、突如として乾燥地帯での過酷な生存競争に放り込まれたのである。
2本足の人類は、手先は器用でも足は遅い。獲物を追いかけるにしてもスピードでは勝てない。そうなると延々と追いかけ回して獲物が弱ったところでとどめをさすという「持久戦」に持ち込むしかない。こうして長時間、暑く乾燥した気候の中でオーバーヒートせずに走り続けるため、人間は体をつくり変えてきたと想像されている。
このため、気候や状況によっては冷却システムが効きすぎるという場面も出てきます。
また、生物にとって冷えは活動を鈍らせる要因。体温1℃の違いで免疫力に何倍も差が出るとまで言われています。
これだけではないけど、冷えに対して敏感になるのは当然の事かもしれません。
分布密度
言葉だけじゃ分かりづらいと思い、グラフを見付けてきました。
視床下部が体内温度の上がりすぎを監視し、皮膚センサーは冷たさ・寒さを監視している状態ですね。
やはり構造的に見ても、人は暑さ専用になっていると見て良さそうです。
暑さに弱い人や強い人の差は?
構造は分かった、じゃあ実際に暑さに強い人や弱い人がいるのは何が違うの?と言うところですが。
こちらはものすごい様々な要因が考えられます。一言で片付けるなら「個人差」です。
脂肪の付き方とか、精神的な面、体格などなど要因が多すぎますね。
要因が多いと思う理由
例えば体温保持における部分で、ベルクマンの法則というものがあります。
「恒温動物においては、同じ種でも寒冷な地域に生息するものほど体重が大きく、近縁な種間では大型の種ほど寒冷な地域に生息する」というものである。
体内での熱産生が体重にほぼ比例し、寒冷地では体格が大きいほうが有利。
対して放熱量はおおよそ体表面積に比例する。温暖な地域では体重当たりの表面積は大きいほうが良く、小型な方が有利。
(詳しくは2乗3乗の法則が絡まり、体格が大きくなればなるほど体表面積は小さくなる。逆に体格が小さくなれば体表面積は大きくなる)
…簡単に言えば体格いいと寒さに強い、小さいと暑さに強い、です。
しかしながらわたくしはお世辞にも体格が良い方とは言えず、この法則で言うなら暑さに強いほうです(;˘ω˘)
それでも暑さに弱いと思うのだから、複雑怪奇な要因が絡んでいるのでしょう…(思考停止
まとめ
いずれにせよ夏の暑さは避けられません。
それより、暑さにどう対応するか?の記事を書いたほうが前向きだったかもしれませんね( ˘ω˘)
これを糧に、今度は夏を快適に過ごすグッズ12選!(多い!)とかやってみますか。うーん。
ではでは(`・ω・´)ゞ