会衆の人相手にすると、商売がしやすいみたいです。
なぜなら言われることを事実かどうか確認せずに無思考で受け入れてくれるからです。
例えば会衆の決議で
「〇〇に会衆基金から〇〇万円を支払うことにします。この点で何かご意見のある方はいらっしゃいますか?」
ってことになると一同「しーん」って静まりかえります。
で、次に
「では賛成の方挙手🙋♂️🙋♀️お願いします」
て言うとみんなサッと手を挙げます。
おかしいなって思う人はほとんどいなく、それに違和感を抱く人もいません。
なぜならその決定を下したのは長老団であり、普段から長老に従順を教えられているから。
判断を委ねながら、実際は選択の余地がない状態。
大昔に、その会衆の決議の時に質問した方がおられました。
その方の意見は正しかったです。
でも、その質問は無視をされ、後日特権削除の刑になりました。
大勢を相手に個人で行動することは勇気のあることですが、実を結びにくく受け入れてもらえないことが多いのが現実です。
この点を踏まえて、会衆の人相手に商売をするとどうなるか?
商売を始める人がシモベや長老なら、無思考でそれに乗っかる人が大多数となります。
「〇〇兄弟も始めましたよ」
「〇〇姉妹もOKしましたよ」
「これをやって他の人に『とても儲かるよ』って言えばいいんですよ」
って言えば、さらに効果大。
本心は反対なのに、逆らえは仲間外れにされてしまうのでなかなかそうはいきません。
逆によく分からないけど、言い負かされてその商売に乗っかる人は仲間に入れてもらえてひと安心。
この仲間意識がキモなんですね。
「〇〇さんもこう言っていた」
って言われたら、事実かどうか確認せずに同調してしまいます。
仲間を作ること=安心
ですね。
その仲間意識を高めようとしてその仲間を擁護するために必死になります。
第三者から見ると笑えることだったりします。
でも、もしそれが失敗したら・・・
元支部委員のホンマさん状態で、当事者は排斥です。
そう、排斥。
そしてその人に従っていた人たちは、その時初めてコトの重大さを知ります。
でも、時すでに遅し。
後で騙されていたことを知りますが、大口叩いてた故に後戻りできません。
ということで、群衆心理には気をつけていきたいものですね。