鬼の背中に灸をする

知識ではない知恵を鍛えるブログ

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美しいバレリーナとガマのおっさんから学んだ教訓

現世でも、多くの人々の体に触れさせて戴いた。

美しい女優さんも居れば、ガマの様なおっさんも居たなぁ(笑)

勿論、差別などしない!その人がどんな人であろうと、少しでも元気に成って欲しいという気持ちは変わらないから。

ただね・・・

体は正直というか・・・

何かを訴えているわけだ。

往々にして、顔は笑っているけど、体は悲鳴を上げている。

本来、体は自然の一部なんだが、社会の中で無理を重ねるうちに、頭との乖離が起こるんだろう。

それは、ちょっと触れただけで分かる。

筋肉が古くなったゴムのようになっているからねぇ。

一番酷いのは、『偉い人』かな(笑)

反対に、「素晴らしい!」と感激したのは、バレリーナだった。フランスから来た美しい人でね・・・・・・
あっ、関係ないか(笑)

でも、筋肉がしなやかで柔らかだった。

そうそう、今日は何が言いたいかというと、そのバレリーナが美しかったことではなく、多くの人が生まれた時は柔らかだったからだが、なぜ古いゴムのようになってしまうのか?だ。

大抵の人はこれを『ストレスのせい』だという。

まあ、外れではない。

しかし、亀仙人はこれを頭と体の乖離と捉える。

体は「もうこれ以上は無理です。壊れますよ」と言っているのに、頭は「大丈夫。プラス思考でやるから」と頓珍漢なことを言っている。

つまり日本人の多くが、頭優先で体を従えさせようとしている。

その結果として、今は恐ろしい病が蔓延している。

インフルエンザ?
結核?
大動脈剥離?
脳梗塞?
癌?

嫌、嫌、その何十倍も恐ろしい。

それは『無関心』という病だよ。

よく考えれば分かること。自分の体の苦痛に素直に耳を傾けない人が、どうして他人の痛みに気付くことが出来るだろう?

そりゃ100%無理だ。

あのマザー・テレサ

「愛の反対は憎しみではなく、無関心です」と言ったらしい。

だとすると、今、我々は愛の枯渇した社会に生きているということになる。

きっと「ヤバイ」
と肌感覚で感じている人もいるだろう。

ならば、先ずは自分の体から関心を持つことだ。
自分の体の声に耳を傾けることが出来たなら、きっと他者のことにも関心を持てる筈だ。

決して、この世を阿鼻叫喚の地獄にしてはならない。

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