4年ぶりに弘前のさくらまつりに行ってきました(何でもブログに書いておくと思い出すのに便利)。
北海道の桜と比べて本州のは勢いが違うので結構頻繁に行っていたんですが、2014年から石垣の改修のため弘前城が移動したりでドタバタしていたので、それが落ち着くまで一旦お休みしていました。
そろそろ工事が一段落ついたようだし、GWは暦通り休めることになったのでちょっと足を伸ばしてきました。
北海道新幹線に乗ってみた
実は北海道新幹線に乗るのは今回が初めてです。4年前には開通していなかったので、隔世の感がありますね。本音を言うとスーパー白鳥のほうが値段が安くてよかった気もしないでもないのですが。
まずははこだてライナーに乗って新函館北斗駅へ。新幹線に乗り込んだならまずはビール。朝から酒が飲めるのが鉄道の旅の醍醐味です(^^)
駅弁は「ごっこのおこわ弁当」。鍋にするばかりで唐揚げや炊き込みご飯にして食べることは少ないので買ってみました。おこわにはごっこの卵がまぶしてあって食感がぷりぷりして面白いです。ただまあ、こればっかりだと飽きるかな。もっとバリエーション豊かなのにすればよかった。珍しげなものがあるとつい変なものを買ってしまうのが悪い癖です。
新幹線は飛行機と比べて揺れないし静かだし、シートベルトを締める必要もないのでかなり楽。コンセントもあるし車内販売もあるし。これで飛行機代より安ければ飛行機よりも遅いのも許容できるんだけどなあ。惜しい。
寝ている間に新青森駅に着いて奥羽本線秋田行きに乗り換えます。が、これは青森が始発なので新青森駅に着いた頃には座席が埋まっており、立ちっぱなしで弘前まで行くことになります。そーゆー意味でも特急時代のほうが楽だったなあ。
弘前駅で降りたらバスの1番乗り場から弘前公園行きの直行バスに乗り込みます。駅前は東北6県すべてから人が集まってきてるんじゃないかと思うぐらいの混雑ぶりでしたが、バスは次から次へとやってくるので意外とスムーズに乗り込むことができました。空いているからと行って下手に循環バスに乗ったりしないほうがよさげ。
弘前公園
弘前公園の桜はあいにく満開を過ぎて5分散りという感じでしたが、その分風が吹く度に桜吹雪が舞い踊り、お堀の水面が一面桜の花びらで覆われる花筏の方はバッチリでした。
うーん、上を歩きたい。
おまわりさんから会場の地図をもらったら、
「このあたりにインターネットとかで評判になっている撮影スポットがあるよ」
と親切に教えてもらったハートの桜。
天守がある有料ゾーンの方は枝垂れ桜が満開で、ようやく花見気分になりました。これまで弘前城があったあたりに展望台が設置されており、岩木山とのツーショットが撮影できます。
お城が元の位置に戻ったらドローンでもなければ撮影できないアングルですね。これは貴重。
あとはお土産を買い込んで帰函。実質弘前に滞在したのは4時間ぐらいですが、歩きづめなのでこのぐらいが限界。帰りの奥羽本線は弘前が始発だったので座ることができて助かりました。
しかしせっかく新幹線が通ったのだから、弘前行きの鈍行で苦労するより、まっすぐ南下して仙台あたりまで行ってみるのも面白いかもしれない。駅で牛タン食べたことしかないし。でもそうなるとGW頃には桜は咲いていないしなあ。まあ、桜関係なしでもいいか。
岩手の地ビール「金蔵」とかまぼこで〆。
帰りの新幹線でも酒だ酒だ! 鉄道の旅は酒を飲んで寝ている間に到着するところが最高!
買ったものとか
朝に食べたおこわの腹持ちが良くて、今回はあまり屋台で買い物をしませんでした。ゆっくり座ったりできないしね。
美味しかったのは「フルーツスライス」という冷凍したフルーツをかき氷にしたもの(400円)。イチゴだと練乳が、マンゴーだとマンゴーソースがかかって予想以上に濃厚で、さらにこの日は初夏並みに暑かったので生き返りました。
それから、弘前に行くたび買っている小山せんべい。
いつも公園に入る前に「津軽伝承工芸館」まで歩いて買っていたんですが、新青森駅の中にも店舗があるようなので、次からは公園に直行したほうが楽かな。
ピーカンナッツとピスタチオが好き。
青森といえば日本酒どころなので、地酒を買うのも楽しみの一つ。公園内の物産館では六花酒造の龍飛と丸竹酒造の白神ロマンの宴の2つを試飲して、決めきれなくて両方とも買わされてしまいました。意思が弱い!
- 出版社/メーカー: 六花酒造
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龍飛は豊盃に似ている系統で、こってり濃厚で甘み豊かなフルーティー系。かなり好きなタイプ。
しかしこの「青函トンネル幻の天然水」が全然美味しくなさそうに感じるのは自分だけだろうか。青函トンネルウォークで見た、トンネル内部に染み出してくる海水のことがどうしても思い出されてしまいます(*_*)
白神ロマンの宴は限定の無濾過・生原酒Verだったので荒々しく、龍飛とは対象的に男性的な印象。澱の苦味も感じられてかなりワイルド系でした。
- 出版社/メーカー: 丸竹酒造店
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あとは飯寿司系をちらほらと。GWは日本酒三昧だ~。