TOKIO謝罪会見 全文掲載 「事情聴取が3回あり、刑事2人が家にきた段階でなぜ、打ち明けてくれなかったのか」(松岡)【後編】
山口達也(46)が、女子高生に対する強制わいせつの疑いで起訴猶予処分となったことを受け、TOKIOのメンバー4人、城島茂(47)、国分太一(43)、松岡昌宏(41)、長瀬智也(39)が2日、都内のホテルで会見した。
【写真】見たことのないほど悲痛な表情の長瀬と国分
4人によると、山口は4月30日、TOKIOを脱退し、ジャニーズ事務所も退所すると辞表を手渡した。
その辞表はリーダーの城島が預かったままになっている、と会見で説明したが、ジャニーズ事務所の公式サイトでは、メンバーの数はすでに4人へと変更されていた。プロフィールページからも山口の写真と情報は外されている。
同社のジャニー喜多川社長は1日、ファックスで「彼らが、まず何をすべきか、これからをどうしていくか、彼らが考えて決めていくことを受け止めます」というコメントを発表している。4人の記者会見は90分に及んだが、その全文を掲載する。
記者らとの交わした一問一答は以下の通り。
※前編よりつづく
* * *
――事件があったのが2月のことでしたが、みなさんに報告がないまま4月を迎えたという形になりますが、そのことに関して一昨日、本人はどんな説明をしたのか? それと合わせまして、会見で本人は事件の隠蔽は否定していますが、説明を受けて、それを聞いて、その態度を見て、隠蔽という意図はあったのかどうか、そういった点をお聞かせください。
城島:本人の説明によりますと、その日は、その友人の方を呼んでっていう、同じようなことを言ってましたが、それから時間が流れて、いろいろあったんでしょうけど、そこに関して、後に事件性があるということを、本人もそこで知ったということで。そこの件に関して、我々も本当にそれまで、山口本人も気づいていなかったというところもあるので、多分そこら辺も、本人も当時びっくりしたと思います。それから事情聴取なり、警察の手続きなどがあるなかで、事務所の方にも話がいって、そこは本人も会見で言っていましたが、怖かった部分も、不安があった部分もあったと。実際に我々にも言っていますけど、だからといって、それでいいのかと、という部分もございます。でもそれは言っても時は戻るわけでもなく、なんともやるせない気持ちになったのも事実です。隠蔽に関してですが、そこは、そういう口調とか雰囲気とか、話の内容聞いてて、付き合い長いもんですから、そこでごまかしているようなら、それはメンバー全員分かると思うんですが。そこに関しては隠ぺいしようとしたとは、私は思いませんでした。