ネット選挙解禁が何となく話題になったけれど、世間的に言えば、やはり一部の人だけの話題と言うか・・・。そんな時にこちらの記事「政治家が一番わかっていない・・・」に同感。自分自身の力量も含めて、見つめなおすことが必要。反省することも必要だなと思った次第です。
私の場合は自分の議員活動で「伝える方法」の一つとして、長年インターネットを活用してきただけ。インターネットを活用したり、駆使して選挙するなんてことはあまり意識してこなかったですし、そもそも・・・駆使できるほど技術もない・・・・。
最近、読んだ本の中からおすすめの一冊。「テレビが政治をダメにした」・・・これは単なるテレビ批判ではなく、冷静に淡々と事実を綴りながら問題点を指摘していて、さすが、スズカンさん!と思える著書。とても興味深く、一気に読み終わりました。スズカンさんは多摩ニュータウン学会の会員だったこともあって、その時にはコミュニティスクール構想のこと、エコマネーのことなど教えていただいたのはもうずいぶん前のことです・・・。確か、その頃は議員さんではなくて、中央大学でも講師をされていたり・・・あー懐かしい・・・と過去を振り返ってみると10年以上も前のことになります。
ちょうど、私が大学を卒業して就職したころ、「パラダイムシフト」なんて言いながら、ちょっとした議論をするために集っていたことを思い出します。そこには・・・・カタリバの今村久美ちゃんや池本修悟くんたちがいたのも本当に懐かしい。実は彼女たちはみなスズカンさんの教え子だったんです。
・・・とそんなつながりのある鈴木寛さん。この著書は、ネット選挙を語る前に読むべき一冊だなと思ったりしています。