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大島、決めた痛快逆転 竜今季屋外連敗8でストップ

2018年5月2日 紙面から

ヤクルト-中日 8回表2死一、二塁、大島が左越えに決勝の2点二塁打を放つ=神宮球場で(中森麻未撮影)

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 今季8戦全敗だった屋外球場で初めて勝った。中日は1日のヤクルト戦(神宮)で8回に4点を奪い逆転勝ち。大島洋平外野手(32)が決勝2点適時打を放ち、8試合続く屋外シリーズ初戦をモノにした。

 7回を終えて2点のビハインド。最下位のヤクルトが相手とはいえ、またも屋外球場では勝てないのか…。敗戦が脳裏をよぎる展開。だが、松坂移籍後初勝利で勢いに乗る竜打線はこれまでと違った。怒濤(どとう)の反撃に打って出た。

 1死からまずは福田が執念で中前へ落とす。高橋が右前打で続き一、二塁。平田は中前へはじき返し1点を返した。一気に左翼スタンドの竜党はヒートアップ。ここで打席に向かったのは代打の切り札的存在、藤井だ。

 ヤクルトもたまらず秋吉を見切り、石山を投入する。「抑えで出てきた投手もいい投手。とにかく打てる球を全部打とうと思って打席に入りました。ランナーを返すつもりでした」。集中力を極限まで高め、藤井は石山のフォークをとらえた。打球は中前へ抜ける。思わずド派手なガッツポーズが飛び出した。

 藤井で追いつき、そして決めたのは大島だ。亀沢凡退後の2死一、二塁。「いい形でつないでくれて回ってきた。5回のこと(無死満塁で捕邪飛)もあったので、何とか決めてやろうと思った」。石山の外寄り147キロ真っすぐ。逆らわずにはじき返した。竜党の歓声に乗るかのように、打球はグングン伸びバレンティンの頭上を越えた。勝ち越しの2点適時二塁打。スコアボードに「4」が刻まれ、一気に試合をひっくり返した。

 

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