【大リーグ】23歳大谷VS44歳イチローあるか? 大谷の次回登板はマリナーズ戦2018年5月1日 紙面から
【サンフランシスコ共同】米大リーグは29日、各地で行われ、ドジャースの前田健太投手(30)が当地でのジャイアンツ戦に先発し、6イニング4失点で2敗目(2勝)を喫した。パドレスの牧田和久投手(33)はメッツ戦で2-9の8回に4番手として登板し、1イニングを投げメジャー最多の5失点。左足首を捻挫しているエンゼルスの大谷翔平選手(23)はヤンキース戦を2試合連続で欠場した。 23歳の大谷が44歳のイチローに投げる。そんな夢対決が実現する可能性が出てきた。4月27日の試合で左足首を捻挫した大谷が、予定されていた5月1日(日本時間5月2日)のオリオールズ戦の登板を回避。4~6日(同5~7日)のマリナーズ3連戦に投げることが決まった。 この日のヤンキース戦終了後、ソーシア監督が今後の先発ローテーションを公表。「ショウヘイは週末のシアトルで投げる方向で考えている」。夢対決実現の条件は控え外野手のイチローがスタメンで出場すること。可能性はゼロではない。 この日の大谷は試合前に負傷後初めてキャッチボール。ブルペンではシャドーピッチングも行い、左足首の状態なども確認した。1点を追う7回にはベンチ内で防具を装着して代打要員として待機。2試合連続で出場機会はなかったが、指揮官は1日の試合はDHで起用したい考えを明かした。 この日は4月最後の試合。メジャー最初の1カ月が終わった。投手で2勝1敗、防御率4・43。打者で打率3割5分9厘、4本塁打、12打点を残し、米国でも二刀流が本物であることを証明した。けがを乗り越えて迎える5月。さらなる飛躍の月にしたい。
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