「Oculus Go」発売、2万3800円から スタンドアロンで片手コントローラー付き

» 2018年05月02日 06時18分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Facebook傘下のOculus VRは5月1日(現地時間)、PCもスマートフォンも不要のスタンドアロンVRヘッドセット「Oculus Go」を発表した。日本を含む23カ国で同日発売した。日本での販売価格はストレージが32GBのものが2万3800円、64GBのものは2万9800円(いずれも税別)。

 oculus 1 PC不要の「Oculus Go」

 Oculus Goは昨年のF8で発表され、2018年初頭に発売の予定だった。

 米国ではAmazon.comやBestBuyなどでも販売するが、本稿執筆現在、日本ではOculus.comでのみの発売のようだ。

 oculsu 2 容量は32GBと64GBの2種類

 レンズはOLEDではなく、2560×1440ピクセルの液晶。プロセッサはQualcomm Snapdragon 821、GPUはAdreno 530、RAMは3GB。韓国Samsung ElectronicsのGear VRと同様に、OSはAndroid(バージョン7.1.2)だ。サイズは190×105×115ミリ、重さは470グラム(スマートフォンを設置したGear VRより軽い)。付属のUSB電源アダプターで充電して使う。コントローラーは単3電池で使う。メガネをかけている人のための「眼鏡スペーサー」も付属する。

 oculus 3 パッケージ内容

 米国ではレンズ側に追加する度付きレンズ「VirtuClear Lens」も販売するが、本稿執筆現在日本からは購入できないようだ。

 oculus 4 ヘッドセットにはめる度付きレンズ

 コンテンツは「Oculus Rift」と同じものが使えるので、既に1000本以上のゲームやソーシャルアプリがそろっている。Oculusの公式YouTubeチャンネルに多数のコンテンツ関連動画が掲載されている。

 Oculus Goの発表は、同日開始のFacebookの年次開発者会議「F8」で行われ、イベント参加者に無料で配られた。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

Special

- PR -

「学生に最新のクラウド環境で学ばせたい」 新潟コンピュータ専門学校が「Oracle Cloud」を学習用プラットフォームに採用した理由とは?

NASって何? 何が便利なの? 高品質NAS「QNAP」の情報を集約! 「QNAP×ITmedia」オープン

メインにもモバイルにも使えるノートPCを探す―― 詳細は「マウスステーション」にて!