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もう10年以上前になるが、ボスマン判決以降、欧州のビッグクラブへの選手供給クラブへと没落していったアヤックスが、欧州の舞台での輝きを取り戻しかけたシーズンがあった。

01-02シーズン、名将クーマン監督の下、スナイデル、ファンデルファールト、ファンデルメイデ等ユース出身の若手が育ち始めて、リーグとカップの二冠を果たした。
そして続く’02-’03シーズン。
アヤックスはチャンピオンズリーグを勝ち進み、当時栄華を誇っていたセリアAの3強の一角であるACミランとベスト4をかけて激突することになったのである。
・・・が、 結果はホーム0-0 アウェー2-3の惜敗。

それでも欧州では名門復活か?と話題にされ、期待するファンも少なくはなく、クラブへの注目度も一気に上がっていったのである。
しかし、残念なことに名門の復活は実現されることはなかった。
翌年までには群がるビッグクラブによって、ヤングアヤックスは解体されてしまったのである。
それ以降アヤックスはチャンピオンズリーグのグループステージの壁を越えられないチーム(正確には’06-’07に一度GLを突破しているが)になってしまった。

当時のメンバーにはユース出身以外の選手ではズラタン・イブラヒモビッチ、スティーブン・ピーナール(ユース出身ではないがアックスケープタウン出身)、クリスチャン・キヴ、ナイジェル・デ・ヨング(当時は準レギュラー)等、その後世界各地で活躍する選手たちがそろい踏みしていた。

そのヤングアヤックスの二人の卒業生、ウェスレー・スナイデルとナイジェル・デ・ヨング。
ゴーデンゾーネンの無念をはらすためにも、二人の活躍でオレンジ軍団に栄光を!

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