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【プロ野球】

清宮、1軍昇格決定 あす楽天戦でデビューへ

2018年5月1日 紙面から

DeNA-日本ハム 5回表無死、右前安打を放つ日本ハム・清宮=バッティングパレス相石スタジアムひらつかで(中田匡峻撮影)

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◇イースタン・リーグ 日本ハム5-2DeNA

 日本ハム・清宮幸太郎内野手(18)の1軍昇格が30日、決まった。ロッテ戦後に栗山監督が明らかにし、早ければ5月2日の楽天戦(札幌ドーム)で1軍デビューとなる。

 「合流させます」。指揮官の言葉に力がこもった。右ふくらはぎを痛めている近藤がこの日も欠場し、栗山監督は「ベンチにいるとオレが使ってしまう」と登録抹消を決断。打線の核を失うことになるが、そこで白羽の矢が立ったのが背番号21だった。

 ここまで清宮はイースタン・リーグ15試合に出場し、50打数11安打、打率2割2分、4本塁打、11打点。限局性腹膜炎から復帰後、12打席無安打と苦しんだが、それ以降状態を上げてきた。栗山監督は「体の状況確認したら今、野球を一生懸命やれるんで、1軍で何か感じることが重要」と昇格理由を説明。起用法については「ずっと使うかはわからない。どっかで何かしら考える」と続けた。スタメンの場合は一塁は不動の中田がいることから、アルシアを外野に回し、指名打者起用が最有力だ。

 この日、清宮はイースタン・リーグDeNA戦(平塚)に出場し、4戦連続安打を放つなど2打数1安打1打点。早実時代からの天敵でDeNA・桜井から右犠飛を放ち「だんだん流れやリズムつかめている」と手応えを口にした。

 1軍デビュー戦濃厚な2日楽天戦、相手の先発予想はエース・岸。2013年の西武との開幕戦で、当時ルーキーだった大谷が対戦し、プロ初安打をマークした。清宮も偉大な先輩に続きたい。

 (土屋善文)

 

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