日本復帰後初勝利を挙げた松坂

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 中日・松坂大輔投手(37)の復活勝利に、3年間在籍した古巣・ソフトバンクからも祝福の声が上がった。

 京セラドームでのオリックス戦を終えて、バスで球場を離れる直前に情報を知った倉野投手統括コーチは「苦しんでいる姿も見てきた。一緒にやってきた仲間としてうれしく思います」とコメント。

 工藤監督も「おめでとうございます」とニッコリ。この日の試合に敗れて3連戦に負け越したとあって「ほかのチームより、自分のチームを心配しないといけない」と苦笑いも浮かべつつも「同じチームでやっていた選手なので、すごくうれしいですし、頑張ってほしいですね」と温かいエールを送った。

 現在、チームは貯金1で、首位・西武まで6・5ゲーム差の3位。故障者も多く、全体的に先発陣がピリッとしていない状況だ。

 そんな中での松坂の復活劇に、球団フロントからは「最速147キロか。まさか、うちがここまで先発が足りなくなるとは思わなかったしなあ」との声も上がった。