暑くなってきましたね。
スポーツドリンクを飲みたがる子供は多いようです。
特にスポーツの後や風呂上りなどにです。
また、夏場には熱中症対策で飲んでいる(親が飲ませている)子供も多いと思います。
今回はスポーツドリンクの安全性についてご紹介したいと思います。
スポーツドリンクで思いついたのは次の4つです。いずれの製品も、水にナトリウムやマグネシウムなどのミネラルや糖分を溶かしたものです。
・「グリーンダ・カ・ラ」(サントリーフーズ)
それでは、この4つを検証してみたいと思います。
★実はおすすめできません。
合成甘味料のスクラロースが添加されているので、子供に飲ませるのははやめた方が良いと思います。
★実はおすすめできません。
合成甘味料のスクラロースが添加されているので、子供に飲ませるのははやめた方が良いと思います。
★スクラロースなどの合成甘味料は添加されておらず、その他の危険性のある添加物も使われておりません。
安心して飲ませてあげてください。
〇「グリーンダ・カ・ラ」(サントリーフーズ)
★スクラロースなどの合成甘味料は添加されておらず、その他の危険性のある添加物も使われておりません。
安心して飲ませてあげてください。
※スクラロースの説明
スクラロースは、1999年に使用が認可された添加物で、砂糖の約600倍の甘味があります。
スクラロースは、有機塩化化合物の一種なのです。
これは、有機物に塩素(Cl)が結合したもので、ほとんどが毒性物質といえるものです。
〇有機塩化化合物は一種が恐ろしい物質の例
・地下水起こしているトリクロロエチレンやテトラクロロエチレン
・猛毒物質として知られているダイオキシン。
これらはいずれも有機塩素化合物の一種なのです。
※カネミ油症事件を簡単に説明すると
1968年に西日本を中心に発生した食品公害で、カネミ倉庫という会社が製造した米ぬか油に誤ってPCBが混入していたため、それを食べた人たちが、激しい下痢や歩行障害、にきび状の吹き出物、全身倦怠感などに襲われ、死亡者も出たという事件です。
〇スクラロースの悪影響を示すデータ
スクラロースは、ダイオキシンやDDTなどとは違い、毒性が弱いとされています。
そのため、添加物として認められています。
しかし、
動物実験では、一定の毒性が認められています。
妊娠したウサギに体重1kgあたり0.7gのスクラロースを強制的に食べさせた実験では、下痢を起こして、それにともなう体重減少が見られ、死亡や流産が一部で見られました。
つまり、一定の悪影響があるということなのです。
これは人間に対しても現れる可能性があります。
しかし、
食品業界やアメリカ政府の要望が強かったため、厚生労働省はスクラロースの使用を認めてしまったのです。
以上が、スクラロースの説明でした。
〇お子さんがスポーツドリンクを飲みたがっている場合は、次のものを飲ませてください。
・「グリーンダ・カ・ラ」(サントリーフーズ)
〇ここで驚きなのが、「ポカリスエット イオンウォーター」と「ポカリスエット」も同じ大塚製薬のものなのに、危険性が違うということです。
特徴を比較してみました。
特徴:甘さひかえめ スッキリした 後味
100mlあたりの栄養成分
・エネルギー:11kcal(500mLだと55kcal)
・タンパク質:0g
・脂質:0g
・炭水化物:2.8g
・ナトリウム:54mg
・カリウム:20mg
・カルシウム:2mg
・マグネシウム:0.6mg
原材料
・果糖ぶどう糖液糖
・果汁
・砂糖
・食塩
・ラカンカエキス
・酸味料
・香料
・塩化K
・乳酸Ca
・塩化Mg
・調味料(アミノ酸)
・甘味料(スクラロース)
・酸化防止剤(ビタミンC)
100mlあたりの栄養成分
・エネルギー:25kcal (500mLだと100 kcal)
・タンパク質:0g
・脂質:0g
・炭水化物:6.2g
・ナトリウム:49mg
・カリウム:20mg
・カルシウム:2mg
・マグネシウム:0.6mg
〇違いは、カロリーと甘味料(スクラロース)の有無でした。
〇「ポカリスエット イオンウォーター」は、ダイエット志向からか低カロリーにした結果、甘さをスクラロースで補っています。
〇500mLの1本当たりのカロリーは。。
・「ポカリスエット」:100 kcal
その差は、45kcalだけ「ポカリスエット イオンウォーター」の方が低い値です。
この45kcalのために、「ポカリスエット イオンウォーター」を選んだ方が良いでしょうか?
下のカロリー消費をみても、ほんのわずかな歩行や運動をすれば45kcalは消費できると思います。
★できるなら、ポカリスエットを選んだ方がいいと思います。
健康を害しては、運動もできなくなりそれこそダイエットに逆効果だと思います。
〇参考(1時間あたりの消費カロリーの目安)
・睡眠 53
・身支度・洗顔 89
・自動車の運転 89
・机上事務 96
・弱い運動 ゆっくりした歩行 142
・掃除機で掃除 152
・入浴 185
・自転車 201
・急ぎ足 251
・階段昇降 310
・サイクリング(時速10km)244
・ラジオ体操 251
・ゴルフ(丘陵) 330
・ゴルフ (打ちっぱなし) 224
・テニス 386
・スキー(滑降)386
・ジョギング (120m/分)386
・ジョギング (160m/分)518
・水泳(平泳ぎ)601
・水泳(クロール)1139
・腹筋運動 472
以上、読んでいただきありがとうございました。